私たち県民の森林づくり報告 令和元年度―第7回 (通算230回)

私たち県民の森林づくり報告(日本山岳会岐阜支部)
令和元年度―第7回 (通算230回)
支部長 高木 基揚  記録者 竹中 佳美

9月15日(土) 天気 晴れ (植栽地温度28度C)

参加者・・・・・竹中 1名

近況報告
1.9月8日 秋後半の森づくりの為、揖北林道の道路状況の下見及び権現山頂上迄山道の調査をした、シャクナゲ上部と頂上付近に倒木計3ケ所があり今季除去する予定です。

作業報告

1.第1道具小屋の修復、内部棚の改修作業。
2.防獣ネツトの点検整備。

次回作業予定 臨時作10月11日(金)ふじはし道の駅7時30分出発
予定日 10月13日(日) 26日(土)
作業予定  第一小屋の修復工事(外板貼)。
杣道の登山道整備。防獣ネットの点検整備。

権現森づくり 事務局 竹中 佳美 090-1563-9646
神山 敬三 090-4210-9371

全日本登山大会: 乗鞍岳(百名山)9月29日(日)

全日本登山大会: 乗鞍岳(百名山)
日  時 9月29日(日)
山  名 乗鞍岳
参 加 者 梅田直美(SL)・窪田小百合・白木貞次・矢口重治・渡部慶洋・東明裕 計6名

S畳平バスターミナル09:04 – 09:10鶴ヶ池 – 09:16県境ゲートバス停 – 09:33不消ヶ池09:34 – 09:47摩利支天分岐 – 09:59肩ノ小屋10:01 – 10:02剣ヶ峰口10:07 – 10:07肩ノ小屋10:14 – 10:14剣ヶ峰口10:16 – 11:03朝日岳(乗鞍)11:04 – 11:14蚕玉岳11:17 – 11:21乗鞍岳頂上小屋11:27 – 11:34乗鞍岳12:18 – 12:25乗鞍岳頂上小屋12:27 – 12:30蚕玉岳- 12:37朝日岳(乗鞍)12:39 – 13:07剣ヶ峰口13:09 – 13:11肩ノ小屋13:16 – 13:16剣ヶ峰口13:27 – 13:28肩ノ小屋 – 13:39摩利支天分岐 – 13:48不消ヶ池 – 14:02雷鳥の碑 – 14:05畳平バスターミナル – 14:06ゴール地点泊

全日本登山大会、岐阜大会に準備された5コースの中、乗鞍岳に焦点を絞り日帰り山行に参加。日本山岳会 岐阜支部メンバーに加えて、パーソナルの会からも5名の参加をいただき、総勢11名での参考となった。

しかしながら、全体の参加者は6チーム、100名近く、乗鞍の登山道には長蛇の列が出来上がる。非常にゆっくりとしたペースで一歩ずつ一歩ずつ登る感じであったが、初心者の方もみえたので、ペース的にはこれくらいゆっくりで良かっただろうと思う。

雨が心配されたが下山するまでは降られることはなかったが雲に覆われてほとんどがガスの中。しかし、山頂では雲が切れ、太陽や晴れ間を見る時間もあり、雨予報の中では上出来な山行であったと思う。参加したメンバーも、ゆっくりとした時間の中、会話を楽しみながら登り、改めてチームで登山することの楽しさを認識した。

曇り空故に、切望していた雷鳥さんとの出会いを果たすことはできなかった。それだけが心残りであった。

記録・写真 東明

百名山企画 越百山-南駒ヶ岳-空木岳縦走

越百山-南駒ヶ岳-空木岳縦走
日  時 9月14日(土)~9月15日(日)
山  名
参 加 者 梅田直美(SL)・塩入英樹・山本喜貴・東明裕(CL) 計4名

1日目 山行 5時間18分 休憩 53分 合計 6時間11分
Sスタート地点 06:19 – 06:36 伊奈川ダム上駐車場 – 07:11 福栃平(南駒-越百分岐) 07:21 – 08:13下のコル(四合目) 08:21 – 08:41上のコル10:08- 上の水場10:21 – 11:18越百小屋11:40 – 12:30越百山泊
2日目 山行 9時間50分 休憩 2時間47分 合計 12時間37分
泊越百山05:18 – 06:41仙涯嶺06:55 – 08:06南駒ヶ岳08:36 – 09:13赤梛岳09:20 – 10:29空木岳10:57 – 12:04木曽殿山荘12:22 – 12:32木曽義仲の力水12:47 – 13:11見晴台- 13:27空木岳 八合目13:32 – 13:58仙人の泉14:10 – 14:45北沢 吊り橋15:06 – 15:52うさぎ平15:55 – 15:57水場15:59 – 16:14金沢土場16:16 – 17:18伊奈川ダム上駐車場17:25 – 17:25今朝沢橋分岐(二合目)17:26 – 17:53ゲート17:55 – 17:55ゴール地点G

全長33kmに及ぶ、長大な周回ルートに挑む。中央アルプス南部、越百山-南駒ヶ岳-空木岳、300-200-100名山をつなぐ旅。お天気に恵まれた山行となり、気持ちのよい稜線歩きを楽しむことができた。

初日、9/14は当初の予定では、南駒ヶ岳を超えて、摺鉢窪避難小屋への宿泊予定であった。しかし、参加2名が越百山山頂で潰れてしまったため、稜線歩きを翌日の行程に回し、越百山にてビバークをした。避難小屋がいっぱいだった時を想定して担ぎ上げたテントがここで役に立った。

中央アルプスは木曽駒ヶ岳エリア以外テント泊禁止だが、ビバークなのでやむを得ない。広く美しい越百山の山頂をほぼ我々で独り占め。夕陽も美しく、鮮明なブロッケン、そして中秋の名月の明かりの中で夜の雲海を楽しんだ。朝焼けの美しかったことは言うまでもない。

9/15は空木岳に向けて縦走開始。快晴の青空の中を進み、仙涯嶺・南駒ヶ岳・赤梛岳を経て空木岳に至る。最高の眺望もさることながら、なかなか人に出会わない中央アルプスならではの静寂さも楽しめました。

空木岳での長めの休憩を堪能し、下山。しかしここから車までの距離がながく、このルートの核心部であると思った。車についたときは疲労困憊の極致であったが、この長いルートをやり遂げた満足感が勝っていたと思う。

記録・写真 東明

県民スポーツ大会 舟伏山

県民スポーツ大会

日  時 9月7日(土)~9月8日(日)
宿泊場所 グリーンプラザみやま
山  名 舟伏山
参 加 者 古田大・東明裕・白木貞次・白木しづゑ・杉山美智子・武田幸男・高木基揚・
藤田純江・馬渕等・山本善貴・渡部慶洋・下畑佐和子・神山敬三 計13名


山行内容 今年は岐阜市が県民スポーツ大会の主催地となったため、岐阜支部でも競技でお手伝いの人員が必要となり、みなさまにご協力いただくこととなりました。
土曜日の午後4時30分に集合し、2つのロッジを利用し宴会から始まりました。女性陣の大活躍で大量のBBQが出来上がりました。

食材やお酒の差し入れ、キャンプ用のテーブルやいすを持って来て下さり、みんなで楽しくおしゃべりに興じ、他の山岳会の方との交流もできました。宴会をしながらも、ロープワーク競技が6時から7時まであり、選手は3つのロープワークを行い、できなければ20秒ずつスタートが遅れるという厳しい競技でした。


翌日は舟伏山登山口に移動し、林道からの3キロランニング競技を行いました。参加者には記録係やスタート係、コース係なとのお手伝いをお願いしました。無事に競技が終わり、参加者全員で舟伏山へ。暑い一日でヒルも出ましたが、全員ヒルに食われることもなく山頂に到着し、昼食を楽しんだ後下山。この時期に舟伏山に登ることはあまりないでしょうが、緑が綺麗で汗がかけるのでトレーニングにはいいかと思いました。
下山後は閉会式を行った後に解散しました。
参加者の皆様には2日間にわたりご協力いただき感謝しています。無事に終わってホッとしました。
改 善 点 特になし

記録 梅田

個人山行 三団体合同シャワークライミング

個人山行 三団体合同シャワークライミング
【場  所】 美濃市 粥川谷左俣
【参加者】 山田昌孝(L)、矢口重治、大垣山協より2名、愛知岳連から2名。
【タイム 】 美濃市側瓢ヶ岳登山口より入渓9:30→遡渓終了点12:30
【日  時】 令和元年8月25日(日) 晴れ
→瓢ヶ岳頂上13:30→駐車場15:00(解散)

中濃総合庁舎北側駐車場8時集合。車3台で出発。一般道経由で星宮神社経由瓢ヶ岳登山口(463m)に9時20分着。9時30分入渓。水量充分。ナメ滝あり、大滝あり、三段滝あり、癒し系の場所あり、クライミングの場所あり、魅力一杯の沢だ。歩き込んでいる方ばかりなのでガシガシ登る。1カ所だけレディーを確保するためにロープを出した。それ以外は全員フリーで登りシャワーを浴びた。途中で登山道と合流。沢装備を解除して瓢ヶ岳に登る。登山道を下って駐車場に戻り解散。
同行者の大垣山協の方がこの沢に10回以上通っているとのことで、見事なガイドぶりであった。深く感謝したい。来期にも再度登りに来たいものである。

 
フリーで登る山田さん!  夏は沢登りが最高です!

(矢口記)

令和元年8月シャワークライミング

令和元年8月シャワークライミング
【日  時】 令和元年8月4日(日) 晴れ
【場  所】 飛騨朝日 久蔵川 久蔵本谷
【参加者】 木下喜代男(L)、今峰正利、琴尾泰典、鈴木寛人、那須哲郎、渡部慶洋、矢口重治
大垣山協より2名。
【タイム 】 道の駅ひだ朝日村8:30→久蔵林道9:00→歩き出し9:10→入渓9:30→
二俣9:55→二条大滝10:55→遡渓終了点12:05→駐車地点13:30(解散)

中濃総合庁舎北側駐車場6時集合。矢口号で(今峰・渡部・矢口)出発。一般道経由で道の駅ひだ朝日村8時30分着。先発メンバーと合流。久蔵林道を進み951m付近の路肩に駐車。リーダーから沢の特徴についてレクチャーを受けた後9時10分歩き出し。わずかに歩くと青谷国有林の車止め。9時30分入渓。広々とした河原だ。水量はとても澄んでいて冷たい。1025m二俣9時55分。流芯を進む。滑り台も現れたので思いっきり遊んだ。12m二条大滝10時55分。途中には遺跡のような橋脚が現れた。その昔伐採のための鉄道が敷かれていたようだ。遡渓終了12時05分。駐車地13時30分。ここで解散。
この沢は滑り台もあり気持ちの良い癒し系初級者向けだ。参加者のクライミング・ロープワーク技術についての予備知識が無かったので、流芯を避けて巻くことが多かったが、もっとガシガシ登っても良かったのかも。デジカメのバッテリー切れで多くは撮影出来なかったのが残念だ。木下リーダーの完璧なまでのホスピタリティーに深く感謝します。来年もまた是非誘ってください。

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百名山企画 四国遠征

8月10日 四国遠征 第一弾 石鎚山
参加者 6名

夜8:30にレンタカーで岐阜を出発して一路四国へ。UFO街道の路肩でテントを張って1時間くらい仮眠。星空がアルプス並みにきれいでした。そして寒い。
地元の熱帯夜とは全然違うさわやかさ・・・フリースを着たくらいでした。

日の出の頃に起きだして石鎚山 土小屋ルートへ。


神社でお参りしてからスタート。距離もそれほどなく、登山道もきちんと整備されていて歩きやすい。お花も咲いていました。四国にはシコクフウロがあるんですね。

避難小屋を過ぎるとクサリ場へ。これぞ四国の修験の山という感じです。


大きな鎖でジョイント部に足も入れられて、アブミもあってとってもがっちりした鎖でした。

クサリ場を2つ過ぎると山頂の神社が。

社務所で御朱印ももらいお参り。

山頂=神社なんですね。下りは階段で・・・登りも階段の人がたくさんいらっしゃいました。
駐車場に戻った時には、やっぱり夏でした。

四国遠征 第二弾 瓶ヶ森山

まずは男山を目指します。笹原の中、歩きやすい道であっという間に到着。ここにも山頂に祠が。続いて女山へ。

女山の山頂は涼しかった♡四国の山は岐阜の山に比べてとてもよく整備されているように思いました。

すみやかに駐車場に戻って剣山方面に移動。
丸石キャンプ場でテント泊をする予定で受付に行ったところ、混んでいるので三嶺の駐車場だったら無料でトイレも電灯もついているのでテント泊できるよ、と受付のおじさんに言われてそちらへ移動。キャンプ場のおじさん、親切♡

行ってみるとトイレもきれいで、近くの「いやしの湯」でお風呂に入った後、宴会の始まり。焼肉&チャーハンをたっぷり食べてたくさん飲んで、ぐっすりとよく眠りました。

四国遠征 第3弾 劔山~三嶺 テント泊縦走

剣山の駐車場から大劔神社を経由して山頂近くの剣神社へ。神社では期間限定の輪くぐりをして期間限定の御朱印とお餅をもらって山頂へ。

山頂は広々として素敵な山頂でした。

山頂から次郎笈へ。

このルートも広々として笹原の素敵な稜線でした。次郎笈から丸石へ。下っては登る・・・稜線歩きです。丸石を通過し樹林帯に入ると避難小屋がありました。
避難小屋を過ぎて高ヶ瀬へ。高ヶ瀬あたりで南の方から雨が近づいてきて、追いつかれないように進みましたが追いつかれてしまい、雨具を着て白髪避難小屋へ。

延々と歩いて白髪避難小屋に到着。
テントを張るころには雨も上がり、水場で水を調達して餃子鍋で宴会。

宴会が終わるころには再び雨が降り始めました・・・
テントは6人用テントなんだけれど、6人で寝ると狭いので2人が避難小屋へ移動。
私は避難小屋で寝ました。夜にトイレに起きるとやはり雨が降っていて・・・
朝も霧雨でした。天気予報はよかったのになぁ・・・

東明さんが車を回収すべく先に出発し、残りのメンバーは後続隊としてテントを撤収して三嶺に向かいます。三嶺山頂に近づくと強風・・・山頂直下はクサリ場でした。

山頂について休憩していると青空が出てきてブロッケンが見えました。ブロッケンで遊んでから下山。下山道は歩きやすく、途中からは雨もやみ晴れてきました。泊ったあたりが雲の中だったのかなぁ・・・

三嶺駐車場に戻って、ほどなく剣山駐車場まで徒歩で車を回収しに行った東明さんが駐車場に戻ってきしました。
また「いやしの湯」でお風呂に入り、奥かずら橋で遊んで、帰り道で鳴門の渦潮を見ることができて、テンションアップのまま鳴門SAでお買い物と食事をして帰りました。

四国の山は山頂に神社があり、クサリ場等の行場がある修験の山ですね。百名山の遠征は、半分大人の遠足でとっても楽しい3日間でした。

8月上高地山研合宿 長七の頭・ひょうたん池 8月11日(日) 

8月合宿 長七の頭・ひょうたん池
8月11日(日)

山研   ⇒ 明神橋 ⇒ 上宮川入渓 ⇒ お花畑 ⇒  ひょうたん池
6:50     7:30   9:00     10:00      10:20

⇒ 長七のコル ⇒ 長七の頭 ⇒ 長七のコル ⇒ 明神橋 ⇒ 山研
10:22     10:55   11:10~15   13:10  14:00

普段は単独で気ままな山歩きを楽しんでいるが、8月の合宿は日本山岳会が所有する上高地の山岳研究所(通称「山研」)を利用して2泊3日の合宿をしようという企画があり、いまだ宿泊所を利用していない私は興味深く思い、1泊2日で申し込みをした。
登山研究所といっても日本山岳会員のための宿泊施設で素泊まり3千円で宿泊できる。今回は団体申し込みで食事はメンバーの女性の方が準備してくださるということで、気楽に申し込みができた。
その後、2日目の11日(日)に長七の頭・ひょうたん池に有志のメンバーで行くという企画があり、これにも申し込んだ。ひょうたん池は2007年5月号の山と渓谷の上高地の特集に、次の記述がある。「一般向けの登山道ではないが、明神岳東陵上の長七の頭(2320m)上にあるひょうたん池までは踏み跡がある。とりたてて景観が美しい場所とは言えないが、ひょうたん池や下又白谷上部のようすはほかの登山道から見ることができないので、あまり知られていない場所だ。また、赤布やテープの目印を追い踏み跡をたどるため、秘境気分が味わえるところも魅力だろう。」
印象的で5月号を保存していたこの場所に行けるということは何よりの楽しみになった。

ガイド役の山田君は、前日仕事を終え、朝1番のバスで山研に到着した。私は、申し訳ない気持ちより、これでひょうたん池に行けるというわくわくした気持ちが勝っていた。
予定の7時より10分早い6時50分に山田君、神山さん、私は山研を出発した。7時半には明神橋に到着していよいよ下宮川谷の道に入った。アサギマダラが飛んでいた。あざやかなその模様はとても美しい。標準タイムの私は、早い2人に必死についていった。上宮川に入渓するあたりで、山田君に自分のペースで歩くように言われた。このままでは、ばててしまい、余計に他のメンバーに迷惑をかける結果になってしまう。私はほっとし、以後自分のペースで歩いた。当然、2人からは遅れるのだが、2人は私を待ち、私が到着するとまた歩き出した。
宮川尾根のコルを越え、明神主稜線東側の大きく開けた斜面をトラバースしていく。梓川を望む眼下はお花畑が広がっていた。上宮川、長七沢本流を渡り、急斜面を登りきり、明神岳東陵上に出るとその名のとおりの、ひょうたんの形をした池にたどり着いた。

(ひょうたん池)

(長七のコルより望む前穂 三本槍)
そこから2分ほどの長七のコルに荷物を置き、空身で長七の頭に向かった。長七の頭で記念撮影をして、長七のコルに戻ると下から男女2人がやってきた。これから4時間ほどかけて東稜のラクダのコルでテントを張るという。5月に山研から日帰りで同じルートで明神岳を回った山田君と2人の会話を聞きながら、登攀を自分には適性がないと諦めた私は羨ましく思った。
帰りも自分のペースで歩き、1時過ぎに明神橋に到着した。2時に山研に到着すると当日一緒に帰路に就く2人がすでに準備を済ませ待っていたので、急ぎ準備を済ませ、1泊2日の上高地の夏を終えた。よい仲間に恵まれれば、1人ではできない経験ができるということを改めて知ることができた2日間だった。

(長七の頭より望む上高地)

乗鞍岳 九蔵本谷

乗鞍岳の奥座敷である広大な千町ヶ原を源とするのが、九蔵本谷。

今年も日本山岳会岐阜支部と大垣山岳協会の方8名(年齢構成は50、60、70歳代)と一緒に、本谷約6㌔を遡行した。

昨年は支流の小俣谷へ入ったので、このグループとの遡行はこれで3回目になる。

青屋集落を過ぎて九蔵川沿いの林道に入り、森林管理署ゲート600mくらい手前に駐車。

林道を少し歩いてから、砂防堰堤上の広い河原へ入渓する。

数日前、林道上から偵察した時は雨のあとで水量が多く心配だったが、この日はちょうどいい加減に減水していた。

今回も両岸の木々の緑を写した美しい谷の澄み切った水と戯れながら、快適な遡行が楽しめた。