百名山サポートNO.2 荒島岳

勝原登山口からスタート。スキー場跡地の登りが苦しい。

8年くらい前に初めて登った時よりも明らかに草木が増えている。植樹活動の成果があったようでちょっと嬉しい。  とにかく暑い日で、ゲレンデトップまで登りきった時には汗だくでしたが、タニウツギや藤の花に励まされ、難なく到着。

ここからが本当の登山道。  この日は全国的に暑い日で、ここ荒島岳もひなたは焼けるように暑いけれどブナの木陰に入ると割と涼しく、水分補給のためにこまめに休憩を取り、休憩中には鈴木さんがロープワーク講習をしてくださいました。  サブリーダーのペースが絶妙に歩きやすく、暑い日でしたがバテることなく、他愛もない話をしながら楽しく登り、予定より早く全員が一緒に山頂に到着しました。

 山頂では美しい白山を見ながらスキーや沢登りの話をしながら昼食を食べて下山しました。下山でもロープワーク講習ありでした。

 下山後はお風呂に入り、JAF会員は無料のソフトクリームをたべて帰りました。大満足の一日でした。

錫杖ヶ岳(676m 三角点なし)

岐阜県庁から12人3台で出発、登山口で神戸町の2人が合流。駐車場はほぼ満杯となっていた。登山道は谷沿いに緩く上がっていく。

辺りは杉の植林帯で、道脇にはコガクツギの白い飾り花が開いていた。歩き始めると直ぐ暑くなる。柚ノ木峠に着くと峰越しの風が涼しく汗を飛ばす。稜線の道はすぐに両側が切れ落ちた細尾根となり南の視界が一瞬開ける。

大きく立ち塞がるのは経ヶ峰。
辺りは新緑の自然林に代わり時々ツツジのピンクが目に飛び込む。

木陰の道を爽やかな風が通り抜ける。やがて山は急峻になり、登山者が多いためか表土が流れ、木の根がむき出しの階段が現れる。

さらに急さを増すと、鎖が垂れ下がった岩の壁を攀じ登るようになる。

勾配が緩むとそこが山頂であった。人で溢れた岩峰のてっぺんに山名版が立っていた。

山頂は360°の展望があり、眼下には地域の水がめ錫杖湖がひかり、その向こうに伊勢湾が霞んでいた。

経ヶ峰の右奥に風力発電群とレーダードームの笠取山。北側は鈴鹿南部の山々。 強い日差しを避けるため、すぐ下の東屋で昼食とした。

下りは嫌な崖が待っているが無事通過。

多くの登山者とすれ違いながらのんびりと下った。
[神山敬三 記]
[日 時] 2019年5月12日(日)
[場 所] 三重県亀山市加太向井
[参加者] 神山敬三(CL)、梅田直美(SL)、竹中美幸(SL)、小島孝子、窪田小百合、下畑佐和子、杉山美智子、高木基揚、竹中佳美、長屋佳子、野田紀子、長谷川誠二、馬淵等、渡部慶洋  計9名
[タイム] 登山口7:00-柚ノ木峠9:30-錫杖ヶ岳10:30~11:20-峠12:05-登山口12:40
[地 図]2.5万図「平松」