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6月バリエーション山行  甘利山(1671.8m 三等三角点) 、千頭星山(2138.8m 二等三角点)

6月バリエーション山行

甘利山(1671.8m 三等三角点) 、千頭星山(2138.8m 二等三角点)

日本一のレンゲツツジを見ようということでの計画となる。

岐阜から往復550キロに及ぶ遠隔地のため、本来一泊で行うべき山行の所、マイクロバスをチャーターしあえて日帰りで行うことになった。

早朝の出発にも拘らず岐阜からの参加者20名は定刻に集合、朝焼けを見ながらテンションも高く出発。

途中JR韮崎駅で参加者1名をゲットし、現地参加者1名を合わせ総勢22名が甘利山広河原駐車場(標高1630m)に定刻の9時に集結。

駐車場は目指すレンゲツツジがちょうど満開の時期とあって、多くの登山者であふれていた。

山DSC_0010

甘利山頂で記念撮影の後、甘利山周辺を散策する2名を残し出発、目の前に高く聳える千頭星山を目指して歩を進める。

満開のレンゲツツジを両脇に見ながらいったん下って登り返し奥甘利分岐を過ぎ、さらに一度下って大きく登り返す。

山P6110084

登山道は良いが、意外に急な上りに息が上がり汗が噴き出す。

やっと鳳凰三山への分岐を左手に、もう山頂までは30分余り。

カラマツやシラビソの間に広がる背の低いチシマザサにくっきりと線を引いたような登山道が続く眩いばかりの光景に、ついどこからともなく歓声が上がる。

山頂にはすでに多くの登山者。

記念写真を撮り合い、しばしのランチタイムを楽しんだ後、往路を引き返す。

下山開始後まもなくメンバーの1人が体調の異変をきたし、歩行困難になる。

けれどメンバーの献身的な介護のおかげで、約30分後には自分で歩けるようになり、結果的にはほぼ予定の時間通りに下山することが出来た。

また、現地のレンゲツツジやカラマツ・シラビソなどに害獣による食害やダイオキシンなどによるものと思われる立ち枯れが目立った。

20数年前に訪れた時とは全く元気の無い山肌だけが強く印象に残った。                   [藤井法道 記]

[日 時] 平成29年6月11日(日) (晴れ)
[場 所] 山梨県韮崎市・南アルプス市 境
[参加者] 藤井法道(CL)、後藤 允(SL)、池田真由美、梅田直美、大脇美代、岡田清美、小島孝子、小林和雄、小室左内、篠田喜美子、清水友子、下畑佐和子、杉山美智子、竹中美幸、東明 裕、長屋桂子、野田紀子、林 一美、藤田純江、馬渕 等、村松哲彦、山本善貴                計22名
[タイム] 岐阜県庁前4:00=岐阜各務原IC=韮崎IC=JR韮崎駅=広河原P9:00~9:20-甘利山山頂9:50~10:00-奥甘利山分岐10:20-青木鉱泉/鳳凰三山分岐11:30-千頭星山山頂12:10~12:45-青木鉱泉分岐13:10~13:40-甘利山山頂14:40ー広河原P15:00~15:20=JR韮崎駅=韮崎IC=岐阜各務原IC=岐阜県庁21:00

[地 図] 韮崎(甲府10-2)、鳳凰山(甲府10-4)

自然観察会 「権現の森林づくり」

自然観察会

「権現の森林づくり」のフィールドにおいて、これまでに植栽した樹木のモニタリング調査を行った。

これは,平成28年に選定した13種32個体の供試木の植栽位置を確認した後,その生長量を計測するもので、一部に雪害による損傷が見られたものの、全てが活着していた。

過去には、ニホンジカによる食害を受けて枯死した個体も30%を超えるなど多く見られたが、防鹿網の設置の効果で、ニホンジカやイノシシの侵入はなく、植栽木の食痕はニホンノウサギに限られていた。

ただ、タヌキとみられる糞塊が確認されたことから中型の哺乳動物が侵入しているようである。

IMGP3091_2

また、雪害を受けた個体については、苗木の幹が折れてはいるものの、地際からの萌芽が旺盛で、今後の生長が期待された。

なお、平成29年5月に新植した苗木については、植栽当年の活着状況を知るために、秋季にサンプリングして同様の計測を実施することを考えている。

因みに、供試しているのは、クリ・イヌシデ・ヤマモミジ・ミズナラ・ヤマボウシ・ブナ・ナツツバキ・エゴノキ・ウラジロノキ・タムシバ・アオハダ・オオバクロモジ・ホオノキで,本年は新たにイタヤカエデも追加植栽されている。

当日は晴天に恵まれ、調査は午前中で終了したことから、昼食後に周辺に自生する植物の観察を行った。

その際に自生するエビネの一種を観察した。

例年になく開花期間が長いようで、ほぼ全個体での開花と良好な生育が認められた。

また、下山時に登山道の一部補修等を行うなど作業をして、無事に道の駅に帰着した。           [西條好迪 記]

[日 時] 平成29年6月4日(日) (晴れ)
[場 所] 揖斐郡揖斐川町東横山 「権現の森林づくり」のフィールド
[参加者] 西條好迪(L)、大口瑛司、神山敬三、小島孝子、下畑佐和子、白木貞次、
杉山美智子、竹中美幸、藤井法道、馬渕 等          計10名
[タイム] 道の駅「ふじはし」7:30=モニタリング調査(9:00~11:30)~植物観察(12:30 ~13:30)~作業(13:30~14:30)=道の駅「ふじはし」15:00(解散)

[地 図] 美濃広瀬(岐阜11-1)

5月バリエーション山行(二度と登りたくない山シリーズ) 水   洞  (1415.2m 二等三角点)

5月バリエーション山行(二度と登りたくない山シリーズ)

水   洞  (1415.2m 二等三角点)

久々野で41号から木曽街道を東進し、長い権現トンネルを抜けると朝日貯水池に架かる真っ赤なアーチの中洞大橋が眼前に現れる。

右岸の旧道に駐車し、水谷さんと合流する。

左岸の坑口横から左に巡視路を辿る。巡視路にしては踏み跡が無いなぁと思いながら新緑に彩られた樹林の中を気持ちよく進む。

30分も経つと汗が出だして、各自温度調節で服を脱ぎだした。

はじめは歩きやすい土の道であったが、20~30㎝の石が混じって歩きにくくなり勾配も急になってきた。

水谷さんが「昨日泊まった旅館で猿の肉を食べた」と、この話は吃驚である。

14番鉄塔に着くころ「一本!」の声が掛かり休憩。

辺りには蕨が目に付き、少しの時間で手に余る程とれた。

「杉山さん、ハイお土産」。

尾根も気持ちの良い樹林が続きなんとなく頂上に着いていた。

赤く塗られた二等三角点にタッチし、周囲を見回すと東に迫力満点の乗鞍岳が迫っていた。

20m程鉄塔の場所まで下がると何時も眺める御嶽山でない、継子岳、摩利支天岳、継母岳の御嶽山も素晴らしい眺めだ。

山P5280029

青空、新緑が眩しいなかで昼食タイム。

「なかなかいい山だ。」の声が多い。

新しい仲間が増えて、今西先生式の下山時の儀式が行われていないということで「水洞山ヤホー」を三唱して下山の途についた。

下山中、太い枯れ木にサルノコシカケを見つけ取ろうとしたが無理で、殊勝にも藪山フル装備で登っていた人から鋸を借り切断してとる。

コシカケはカチンカチンでなかった。

時間が早かったので、真っ赤な橋が見える登山口近くでラペリング訓練を行う。

簡易ハーネスを装着し、ムンターヒッチで懸垂下降して湖岸上の山道に降り立った。

ムンターヒッチが中々セット出来ず時間を費やしたが、訓練は好評であった。

小坂町湯屋の天然炭酸泉「ひめしゃが温泉」で汗、疲れを流す。

露天風呂の「源泉そのまんま風呂」は温いが、肩まで浸かってしばらくすると肌に泡が付きポカポカと全身が温まる。        [今峰正利 記]

[日 時] 平成29年5月28日(日) (晴れ)
[場 所] 高山市高根町中洞
[参加者] 今峰正利(L)、梅田直美、杉山美智子、竹中佳美、松原秀夫、馬渕 等、水谷 透、山田昌孝、山本善貴                 計9名
[タイム] 美濃総合庁舎6:00=中洞大橋8:20-水洞11:00~12:00-中洞大橋14:15-ひめしゃが温泉15:15~16:00-美濃総合庁舎17:30(解散)
[地 図] 朝日貯水池(高山12-2)

5月バリエーション山行(ゆっくり山行) 百々ヶ峰 ( 417.9m 三等三角点 )

5月バリエーション山行(ゆっくり山行)

百々ヶ峰 ( 417.9m 三等三角点 )

[日 時] 平成29年5月18日(木) (快晴)

[場 所] 岐阜市長良、三田洞  ながらふれあいの森

[参加者] 杉山美智子(L)、大口瑛司、大脇美代、岡田清美、神山敬三、藤田純江、 馬渕 等、市橋正一(特別ゲスト、愛教大名誉教授、蘭の研究者。道中蘭の自生地に案内してもらったり、珍しい蘭を見付けたりしました。)   計8名

[タイム] 三田洞駐車場9:00~9:10-三田洞展望広場9:50~10:00-百々ヶ峰頂上11:10~11:25-トイレのある山頂下ベンチ東屋11:45~12:50-権現山(375m)13:00- 北峰展望東屋13:50~14:20-ラベンダー広場14:35-駐車場14:40(解散)

[地 図] 岐阜北部(岐阜4-3)

5月例会山行 荒 島 岳 (1523.4m 一等三角点)

5月例会山行

荒 島 岳 (1523.4m 一等三角点)

荒島岳。日本百名山の一座だけあり、7時に駐車場到着時にはほぼ車は満杯状態。観光バスも入っており、大盛況の状況でした。

岐阜支部の参加メンバーは13人で、なかなかの大パーティです。

荒島岳頂上までの標高差は約1200m。

かなりの健脚コースですが、全員登頂を目指し意気揚々としておりました。

天気予報では快晴の予報も、登りの途中はほとんどが曇り空。

展望は望めないものの、その分涼しくとても登りやすく、長丁場の登山にはちょうど気持ち良かったです。

前日の雨で空気中の水分が多く、みずみずしいブナの新緑を堪能できました。曇り空の中、ブナ林はより幻想的に感じます。

シャクナゲ平を過ぎ、もちが壁あたりから急登が始まります。

また同時にお花畑の始まりです。

なかなか名前も覚えることができないですが、カタクリ・シャクナゲ・タムシバ・イワウチワ等々、美しく咲いており、メンバーは大賑わいでした。

山頂付近は残雪も残っており、ひんやりとした空気で鋭気を取り戻せました。

山頂到着は10:50。

山荒島岳、集合写真

凄い人でびっくりだったのですが、山行の行われた5月14日は荒島岳の開山日で、神事など地元のイベントが数多く重なっていたとのことでした。

山頂で神社に奉納された清酒”荒島岳”が振る舞われておりましたが、ドライバーなので楽しめず、少し残念。

登りの行程ではガスの中でしたが、山頂で食事中にどんどん晴れ間が広がり、素敵な展望のなか、ランチを楽しめました。

帰りは、晴れ渡った空を眺めながら下山。

陽射しを浴びたブナ林の新緑がまた素晴らしい。

途中のシャクナゲ平と白山ベンチからは、山頂からは見ることができなかった白山を拝むことができました。

帰り道にはコシアブラ講義を受けながら下山。

数名が晩酌のオツマミを確保しておりました。荒島岳。

深田久弥氏の故郷の山であり日本百名山ということで、山を登る者にとって感慨深い山でした。

また、大人数で楽しくゆっくりと山行を楽しむことが出来、命の洗濯が行えた一日となりました。   [東明 裕 記]

[日 時] 平成29年5月14日(日) (曇り後晴れ)
[場 所] 福井県大野市 西勝原、仏原、佐開               計13名
[参加者] 東明 裕(CL)、神山敬三(SL)、梅田直美、小林和雄、塩入英樹、白木貞次、
竹中美幸、竹中佳美、那須哲郎、林 靖子、古田 大、馬渕 等、三宅一正
[タイム] 勝原スキー場7:00-しゃくなげ平9:25-もちが壁9:55-荒島岳頂上10:50~11:55 -もちが壁12:30-しゃくなげ平12:55-勝原スキー場15:10

[地 図] 荒島岳(岐阜5-3)