錫杖ヶ岳(676m 三角点なし)

岐阜県庁から12人3台で出発、登山口で神戸町の2人が合流。駐車場はほぼ満杯となっていた。登山道は谷沿いに緩く上がっていく。

辺りは杉の植林帯で、道脇にはコガクツギの白い飾り花が開いていた。歩き始めると直ぐ暑くなる。柚ノ木峠に着くと峰越しの風が涼しく汗を飛ばす。稜線の道はすぐに両側が切れ落ちた細尾根となり南の視界が一瞬開ける。

大きく立ち塞がるのは経ヶ峰。
辺りは新緑の自然林に代わり時々ツツジのピンクが目に飛び込む。

木陰の道を爽やかな風が通り抜ける。やがて山は急峻になり、登山者が多いためか表土が流れ、木の根がむき出しの階段が現れる。

さらに急さを増すと、鎖が垂れ下がった岩の壁を攀じ登るようになる。

勾配が緩むとそこが山頂であった。人で溢れた岩峰のてっぺんに山名版が立っていた。

山頂は360°の展望があり、眼下には地域の水がめ錫杖湖がひかり、その向こうに伊勢湾が霞んでいた。

経ヶ峰の右奥に風力発電群とレーダードームの笠取山。北側は鈴鹿南部の山々。 強い日差しを避けるため、すぐ下の東屋で昼食とした。

下りは嫌な崖が待っているが無事通過。

多くの登山者とすれ違いながらのんびりと下った。
[神山敬三 記]
[日 時] 2019年5月12日(日)
[場 所] 三重県亀山市加太向井
[参加者] 神山敬三(CL)、梅田直美(SL)、竹中美幸(SL)、小島孝子、窪田小百合、下畑佐和子、杉山美智子、高木基揚、竹中佳美、長屋佳子、野田紀子、長谷川誠二、馬淵等、渡部慶洋  計9名
[タイム] 登山口7:00-柚ノ木峠9:30-錫杖ヶ岳10:30~11:20-峠12:05-登山口12:40
[地 図]2.5万図「平松」

権現の森林づくり報告 31年4月7日

私たち県民の森林づくり報告(日本山岳.岐阜支部)
平成31年度―第1回 (通算224回)
支部長 高木基揚    記録者 竹中佳美

4月7日(日) 天候 晴れ午後小雨 (植栽地温度18度C)

参加者—— 岡田・藤井・神山・馬渕・竹中美幸・浅野・竹中  7名

近況報告
1. 揖北林道に鹿(尻が白く可愛い)5頭確認
2.植栽地の樹木の芽はもう少し先かな、 小津権現山は残雪が有り奇麗に見えた。
3.昨年同用で防獣ネットの破損は多い。
4.ぬた場付近に登山道を塞いでいる倒木が有る(岡田さん)
5.下山2名は新たに出来た、登山道入り口より500m先の杣堂を降りた。
(植栽地広場には近道となった、やや急登となる)

作業報告
1. 防獣ネットの修復。(樹木固定間が長く垂れ下がり場所はスチールパイプを使用した)
2. のぼり立て(日本山岳会岐阜支部.森づくり)作業。
3. 簡易トイレの取り付け作業。
4. ビオソープの落ち葉ひろい。(修復は次回とする)
5. チエンソーの整備と試運転。

次回作業予定日 4月28日(日)ふじはし道の駅7時30分出発

作業予定   倒木切断、整理作業. ビオソープ破れ修復
登山道整備.(鉄筋歩荷)
権現森づくり 事務局 竹中 佳美 090-1563-9646
神山 敬三 090-4210-9371

3月バリエーション山行天狗森山、橋ケ谷山

天狗森山(1338m 三角点なし)、橋ヶ谷山(1421.3m 三等三角点)

美濃市から8人で、風神神社でYさんと合流、さらに林道ゲート前まで車で入る。

天気は早い時間に雨になる予報なので、早くも雨具を着る者もあった。

林道には一部うっすら雪がある程度であった。

予報より早く林道途中から雪がちらつきだした。

登山口から直ぐ谷に降り、渡渉しながら上流へ。流れを外れると登山道に笹が被るようになる。

浅い谷の緩い笹の茂る植林帯を詰めると、両山を結ぶ稜線に出る。

左折して天狗森山を目指す。

地面には薄くサラサラの雪が積もっていて、急斜面の登りは滑りやすく下りが思いやられた。

山頂台地に出ると反射板が見え、程なく天狗森山の狭い頂上に着いた。

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リハビリ登山  三井山 31年3月16日(土)

山行報告書
山行名 リハビリ登山
山 名 三井山
山 域 各務原市三井山町
日 時 2019年3月26日
参加者 岐阜支部:古田、早田、長屋、高木、杉山、小島、神山
被補助者:3名    一般:3人(児童1人含む)      合計 13名
罹患症状 脳梗塞、、認知症
山行内容 好天に恵まれ、春の日差しを受け暖かな登山となった。 補助は2人で行ったが転倒が起こらないよう寄り添う程度で、何時もよりハイペースで歩いた。 途中の東屋ではフルートに合わせ合唱、山頂では暖かな陽だまりで昼食、帰りは周回コースで安全に下り、12時半に散会した。 今回は急な実施となってしまったが、多くの方に駆けつけてもらえ大変助かった。

  
記 録 神山
写 真 神山




















山頂東屋にて、食後のティータイム

一般公開 清掃登山 金華山

1. 期日 3月10日(日) 天候 曇り(下山後に降雨)

2. 駐車場 金華山河川敷駐車場

3. 集合 岐阜公園 ロープウェイ山麓駅前 8:00 解散 岐阜公園内 11:10

4. 参加者 高木 東明 神山 岡田 竹中 馬渕 山本 竹中(美)梅田 松原 日置 杉山 藤田 藤田  清水 久野 一般参加 稲垣 熊田    計19名

5. コース 

① .岐阜公園8:00…馬の背登山道→金華山山頂9:30→七曲登山道…岐阜公園 11:10分解散

② .岐阜公園8:00…百曲登山道→金華山山頂9:30→七曲登山道…岐阜公園   11:10解散

③ .岐阜公園8:00…瞑想の小道コース→金華山山頂9:30→七曲登山道    岐阜公園11:10解散

清掃登山は昨年の百々ケ峰に続き2回目となりました。

前回は告知方法などが行き届いてなく、会員の参加も少ない状況でした。今回は事前の計画と案内が行き届き、会員の参加は増えました。

しかし、ホームページや新聞などで告知をしたにもかかわらず、一般参加は少なかったです。事務局に連絡があったのは1人でした。他には会員の友人、当日参加の会員など合計20名となりました。

計画通りに3コースに分かれ、清掃登山を開始。コースを外れたヶ所には、かなりのゴミがありました。すれ違う登山者に、パンフレットを配り、入会の勧めをしました。山頂に着き、3グループが揃うまで、休憩やら談笑。

  集合写真を撮り、支部長挨拶後に七曲コースを全員で下山しました。

イノシシ罠の設置個所があり、登山道外のごみ拾いに注意して行いました。急な斜面などはロープ゚を利用して活動すれば、より良いアピールになったかもしれません 公園についた時には待ちきれず帰ったメンバーもいましたが、11:10に解散となりました。同時に雨が降り出してきて、濡れずによかった。 集めたごみは藤田さんが回収してくださいました。

次回は、一般参加が増えることを期待したいです。       報告文 山本

2月例会 鳩吹山

立春は過ぎたといえ少し冷えこむが、登山日和の朝を迎えた。

曇り空ではあるが、晴れの予報が出ている。

山行の参加者は13名である。

山行地である鳩吹山は、可児市の西端に位置し地元の方達に里山と親しまれている山である。
今回は、カタクリ口から鳩吹山、北回りルートを通り西山へ、西山から鳩吹山へ向かい、カタクリ口へ下山するコースである。

可児市下流域自然公園駐車場に集合し、準備を整え出発する。登り口のカタクリ口にはカタクリの群生地があり、3月末には春の妖精であるカタクリが咲き、祭りも開催される。

ここから急坂を登り、小天神休憩舎を経て鳩吹山である。

小天神休憩舎からの眺望は素晴らしく、北アルプス、御嶽山、恵那山などの山々を見渡すことができた。

鳩吹山から北回りルートを経て、西山へと足を延ばす。

途中で少し危険な箇所も有るが、注意し無事通過する。コースの途中では、眼下に木曽川も見ることもできた。

西山から少し下った所の西山休憩舎で、昼食をゆっくりと楽しんだ。

この山は火気厳禁になっており、コンロの使用が出来ないのは残念でもあった。昼食が終われば鳩吹山を目指し出発。

鳩吹山から小天神休憩舎を経て、出発地であるカタクリ口へ到着した。
 天候も曇り空から晴れに変わり、暖かく汗をかく登山となり話も弾み怪我も無く、楽しい2月の山行となった。
【馬渕 等 記】

【日 時] 平成31年2月24日(日)
【場 所] 岐阜県可児市
【参加者】 馬渕 等(CL)、神山 敬三(SL)、小島 孝子、後藤 允、佐藤 正雄、
白木 しづゑ、杉山 美智子、下畑 佐和子、竹中 佳美、林 靖子、
日置 文夫、松原 秀夫、三宅 一正  …以上13名

【タイム】 可児市下流域自然公園駐車場9:00(発) → 小天神休憩舎9:35 →
大天神休憩舎9:50 → 鳩吹山(313m)10:05 → 分岐10:10 →
(北廻りルート)→ 西山(339m)11:25 → 西山休憩舎11:40(着)
「昼食」12:25(発) → 分岐12:45 → 鳩吹山13:20 → 大天神休憩
舎13:25 → 小天神休憩舎13:40 → 可児市下流域自然公園駐車場
14:00(着)

【地 図】  美濃関(岐阜4号―1)    犬山(岐阜4号―2)
美濃加茂(飯田16号―3)  小泉(飯田16号―4)

リハビリ登山 2018年12月23日

山行報告書 山行名 リハビリ登山

山 名 三井山

山 域 各務原市三井山町

日 時 2018年12月23日

参加者 岐阜支部:古田、後藤、早田、久野、杉山、神山 被補助者:2名 一般:2人  合計 10名 罹患症状 脳梗塞、、小児麻痺 (80才前後)

山行内容 今回は対象者が2人なので担当を決めず、2人以上付き適宜交代しサポートした。 朝方雨がぱらついたが、曇天ながら登山中は降られずにすんだ。  この山は登山道はしっかりしているが段差の大きな階段が続き上り下りに難儀する。杖を使い、柵に摑まりながらであっても自分の力で山頂まで登りきった。  我々は転倒など不測の事態に備え脇について歩いた。 山頂東屋で昼食をとり、無事に下山した。

記 録 古田

写 真 神山   

 来年の開催日は未定ですが、決まり次第ご連絡致します。(今年は2/11に開催した) 山頂東屋にて、食後のティータイム

バリエーション山行 鎌ヶ岳

【日  時】 平成30年12月16日(日) 晴れ
【場  所】 鈴鹿山系鎌ヶ岳
【参加者】 神山敬三(L)、竹中美幸、山本善貴、矢口重治
【タイム】 県庁駐車場6:00→湯の山温泉7:30→歩き出し7:40→三嶽寺7:50→
鎌ヶ岳頂上10:40→下山開始11:15→駐車場14:00→県庁15:30(解散)

6時に県庁東側駐車場集合。神山号一台で出発。一般道経由で湯の山温泉7時30分着。路肩に広い個所を見つけ駐車。7時40分歩き出し。約10分市街地方面に戻り、三嶽寺から入山。うっすらと雪景色。滑りやすい急登を両手両足駆使して登る。雲量3、ほぼ無風、暑い位だ。トップの山本さん快調に飛ばす。神山リーダーからペースダウンの指示が出る。イノシシ、シカ、タヌキ、ウサギ等の野生動物の足跡が夥しい。時折全容見せる鎌ケ岳は、標高は低いが威圧感を感じる独特の山容だ。途中、立木に付着した「なめこ」を見つけ竹中さんが大量に採取した。若干乾燥気味ではあったが、帰宅後料理し家族に振舞ったところ大好評だったとのこと。途中2本の小休止を挟んで、10時40分鎌ケ岳頂上着。約10cmの積雪。北側に見える御在所ロープウェイは運転休止日のようだ。数名の登山者とすれ違う。山本さんの三脚を利用して集合写真撮影。伊勢湾の絶景を堪能しながら持参したテルモスのお湯でカップラーメンを食する。帰路は、滑りやすい雪混じりの激下りにつき慎重に下山する。14時ジャストに車に戻る。このルートは、雪が無ければもっと楽かも知れないが、今回程度の雪混じりが一番滑り易く危険を伴う。もっと積雪があれば、アイゼン・ピッケルが必要になる。バリエーションルートに不慣れな参加者がいれば、スリップの危険性を伴うとともに、もっと時間が掛かったことでしょう。山慣れした4人の編成で良かったのかも知れない。
 積雪期にも楽しそうなルートである。2月中盤以降に再度訪れたいものだ。

PC160028

鎌ヶ岳頂上(1161m)  天気が崩れずにラッキー!!

滝波山

2月バリエーション山行 滝波山 

山行報告 期日  31年 2月17日(日)

参加者 山本(CL)竹中(SL)今峰 神山 矢口 梅田 久田 田中 渡部(新入会)

天候 晴れ 神山車(久田、田中) 梅田車(山本、今峰、竹中、渡部)、矢口車

山県市役所前 6:00 集合移動―板取温泉(トイレ休憩)~林道車止め7:27 7:27駐車地―7:49(ゲート出発)―8:32衣類調節-9:12林道ショートカット-9:58林道ショートカット―10:19ワカン装着―11:12尾根上で休憩-12:00ピーク―12:24山頂~昼食―13:00集合写真―13:05下山開始-13:57稜線から尾根に下山―14:15林道へ降りる―15:35林道ゲート―15:47車止め 16:00現地解散

 山県市内某所17:00 滝波山は岐阜百山に入っており、残雪期でしか登頂が困難な山の一つです。参加のメンバーは、岐阜百山達成済の今峰さん、梅田さん、他、何度も滝波山に登っているメンバーが多数。メンバーとしては頼もしいばかりである。 例年なら、深雪で困難な山行に思うが、今年は雪が少なく、どうなのか不安が残ります。昨年末、林道調査をしているので、林道状況は確認済みです。計画時12人でしたが、9人で挑みました。 林道のゲートを過ぎたあたりからほぼ雪道となりましたが、冷え込みにより埋まり込みは少なく、坪足のままで交代しながら進みました。

途中、ショートカットを2ヶ所、ベテラン今峰さんの足さばきを教わりました。カシミールの地図よりも現状は林道が延びています。終点まではいかず、傾斜の緩そうな尾根を選択して登ります。当然、ワカン装着し、CL先頭で直登します。ピークに上がってからは、先頭を最年少の田中君に登ってもらい、後ろからルート取りの指示を出します。若いので、疲れ知らず。稜線に出て風が強くなり、低い雪庇で風を避けて休憩します。

時間を見ると登頂できるかもしれない気がして、今峰さん、神山さんの3人でピッチを上げてしまいました。 あまりに離れすぎて、神山さんが後ろと連絡取れる位置までペースダウンします。 ベテランの今峰さんのキックステップを後ろで勉強しながら、54分遅れで山頂到着しました。 後続もほどなくして、登頂しました。 山頂では、すごい風が吹き抜けているので、安全な雪庇を選び、風をよけて食事をとりました。

13:00集合写真の後、下山開始しました。下りは予定がある人がいて、CLを置いてさっさと下ります。その後、追いついて休憩の後に先頭交代します。 急な坂は、尻セードなどで時間を稼ぎます。山岳会は遊んでばかりはいません。滑落訓練を兼ねて、滑落時ピッケルの使い方を指導受けます。回転滑落を実演してもらい、勉強になります。強風時の姿勢の保ち方も指導受けます。山岳会に入っていれば、学ぶべきものはいっぱいあります。林道に降りてからは、雪の続く限り、ワカンをつけたまま速足で車に戻り、早々に挨拶して現地解散。トイレによってから駐車場に戻りましたが、先行車の神山さんは待ってくれていたようです。出だしからトラブルもあり、終日気乗りしない1日であったが、結果的に全員が登頂できたのは良かった。 感じたことはコースタイムの想定とメンバーの技量、時間超過後の登頂判断など、CLとしての判断のむつかしさを感じた。

ムネ山 905.4m 二等 12月2日(日)

ムネ山 905.4m 二等三角点

12月2日(日) 天候曇り

参加者計11名 堀CL 竹中美SL

8時に美濃国分寺に集合グループと、現地8時半待ち合わせ2名に分かれる。

天空の遊歩道の駐車場を過ぎて、さらに林道を登っていき、ゲートよりかなり手前の広場に駐車してCLの挨拶の後8:55分スタートする。

取付き地点は林道終点の少し手前で、分岐で迷うところはなし。

9:16分ダイヤル鍵のゲートを過ぎると、奥には狩猟の檻が3つほどあった。

許可証の主はご近所さんだったことにびっくりした。

10:26歩道入り口とある取付きから沢沿いのルート、急登の斜面に取り付く。

冬枯れの道をたどり11:04分三角点に到着する。

鹿よけネットで仕切られていて狭いので、少し戻って昼とした。

昼食の後はSLの提案でちがう林道で周回しようということになり、藪漕ぎも覚悟するが、しっかりとした道がついていた。

池の確認もできた。以前来たときは看板があったのだが、朽ちてしまったのかもしれない。

池を過ぎたあたりで、休憩中のグループに遭遇。

以前、会友だったメンバーや、よく一緒に山に行ったメンバーと出会った。

お先に失礼して、目的の林道にのっかった。

途中、三つある三角点の一つに立ち寄る。なんと千代保稲荷神社の銘が書かれていて、驚いた。

4等三角点、千代保の名前の由来が千代保稲荷神社であると推測できた。

その後も、駐車地点に近いルートを選択するが思い通りにはいかなかった。

駐車地点に着くと、先ほどのグループが車を待っていた。

どこで抜かれたのか。

紅葉も少し残っていて、良い一日だった