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経過報告 小津権現山「私たち県民の森林づくり」

第1回 4月9日(月) 天気:晴れ 参加者:JAC3名
林道の落石は昨年より少なく、残雪もほとんどなく、植栽地登山口まで車が入れた。
木から吊るしていたビニールひもが切れ、防獣ネットが9割がた落下していた。早速、400mほど修復した。他にのぼり旗の修復等を行う。
日当たりの良い斜面にイワカガミの花が咲いていた。

第2回 4月28日(土) 天気:晴れ 参加者:JAC5名、他1名
藤波谷入口の案内看板修理と植栽地林道までの登山道の倒木の処理を行った。植栽地では前回に引き続き防獣ネットの修復作業を行い、完了させた。他に第一道具小屋開きとのぼり旗の設置を行う。
植栽地は新緑に覆われ、シロヤシオの花が咲き始め、山ゆりの新芽が顔を出していた。

第3回 5月16日(水) 天気:晴れ 参加者:JAC2名、他1名
登山道の修復、枯れ木3本の伐採と処分、下草刈り、チェンソーの修理、等を行う。
昨年11月に種蒔きしたドングリの芽が出始め、植栽地は爽やかな風が吹いている。

第4回 5月27日(日) 天気:晴れ 参加者:JAC4名、他1名
防獣ネットの点検補修、登山道の修復、枯れ木6本の伐採と処分、下草刈り、等の作業の他、ビオトープの池の清掃を行う。オタマジャクシはカエルに成長していた。
林道に猿の集団があり、谷から鹿の鳴き声も聞こえる。動物も活発に活動している。山ユリの花芽も大きくなり、ドングリの苗木も20㎝ほどに育ってきた

第5回 6月24日(日) 天気:晴れ 参加者:JAC5名
今年度の「清流の国ぎふ森林・環境基金事業」からの補助金決定の通知をいただく。早速補助金で機器を購入し、植栽地に運び込む。作業は防獣ネットの点検補修や桧の枝切り等。

第6回 7月15日(日) 天気:晴れ 参加者:JAC2名
先日の豪雨により、林道入り口から10分ほどのところで崩壊があり、大きな岩が道をふさいでいた。いったん帰り、パワーゲート付き2t車や大ハンマーを持ち込み、岩を除け植栽地に乗り入れるが、4WD車しか通れない状況。
作業は補助金で購入した機器や資材を植栽地にボッカし、防獣ネットの点検補修を行う。

第7回 7月28日(土) 天気:晴れ 参加者:JAC3名
植栽地及び登山道周辺の下草刈り、植栽地上部の防獣ネットの点検補修、ヒノキ3本の枝切と切り枝の処分、等を行う。
植栽地は樹木も育ち緑の濃い憩いの自然公園になってきた。林道に日本カモシカの子供1匹を見かける。彼らもすくすくと育ってほしい。

リハビリ登山 平成30年 第2回 5月6日(日) 三井山(各務原市内)

リハビリ登山

平成30年 第2回 5月6日(日) 三井山(各務原市内)
参加者 支部会員:梅田直美、大脇美代、久野菊子、神山敬三、杉山美智子、竹中美幸、長屋桂子、林 靖子、早田道治、古田 大、堀 義博、水谷嘉宏、水野真美  計13名

被補助者9名(認知症、脳梗塞、小児麻痺、腰椎圧迫骨折など、軽度から重度まで)支部員13名、支部員家族、補助参加者等7名、合計29名
今回はサポートを必要とする方が多かったが、多数の会員の協力が得られたため、対象者それぞれに1~2名の担当をつけ、残りの人が必要に応じて補助するという体制が取れた。中間点の東屋でいったん全員がそろうなどした上に、全体の状況を常に把握すべく古田リーダーが上下し目を配り指示した。時間はかかったが、全員登頂できた。前回の反省を基にしっかりリハビリ登山が実施できたと思う。

[神山敬三 記]

平成30年第3回 6月24日(日) 梅雨時の蒸し暑さを考慮し中止しました。
以後7、8月も猛暑のため計画せず、秋10月頃再開の予定。

8月バリエーション山行(沢登り) 小 俣 谷 (乗鞍山系 飛騨川水系、九蔵川支流)

沢登りシリーズの第4回目は滝が多くクライミングが楽しめる小俣谷を楽しんできました。道の駅あさひに集合。今回は飛騨山岳会や大垣山岳協会も参加しているので、各自自己紹介した後、木下リーダーからの説明を受けて林道ゲート手前の広場まで車で移動しました。そこで遡行準備をし、入渓地点の九蔵本谷と小俣谷の出合いまで1.5㎞ほど林道を歩きました。
出合いから小俣谷方面に少し上ったところから入渓です。入渓とはいえ、谷へ降りるには藪漕ぎです。それも前についていかないとはぐれてしまうほど強烈な(笑)。
ここのところ雨が少なかったようで、水量は少なめでシャワークライミングのグレードは若干低め! ということで、みなさん確保無しでガンガン登っていました。原生林の谷を遡行していると時間がたつのを忘れてしまいます。あっという間に林道終点付近の滝に着きました。ここで昼食をとり記念写真をとり、名残惜しいですが林道を歩いて戻りました。

今年の夏は異常気象と呼ばれるほどの猛暑なのですが、さすがは乗鞍山麓の谷! 涼しくて皆さん喜びに震えていました。水が冷たくて、寒過ぎて震えていたのかもしれません?  [山田昌孝 記]

[日 時] 平成30年8月5日(日) (晴れ)
[場 所] 高山市朝日町青屋
[参加者] 木下喜代男(CL)、今峰正利(SL)、
小林和雄、白木貞次、鈴木寛人、
矢口重治、山田昌孝、
大垣山岳協会4名、飛騨山岳会(ガイド)1名     計12名
[タイム] 道の駅あさひ8:30=林道駐車場9:10-入渓10:00-出渓13:40-林道駐車場 15:00(解散)

[地 図] 飛騨青屋(高山12-1)

7月例会山行 赤  兎  山 ( 1628.6m 三等三角点 )

当初計画では、小原峠を起点に大長山と赤兎山の両山をそれぞれピストンの予定であった。ところが、山行を行った7月22日前後は、日本列島全体が記録に残るような猛暑に襲われていた。1000mを超えた地点からのスタートだが、樹林帯の登りは暑く体にこたえる。時折、沢を流れる水と風に心と体を癒やされるが、尋常でない暑さであることには変わりない。小原峠で參加メンバーの体力や日頃の疲労蓄積を鑑み、両方は登れないとの判断を下し、メンバーの多数決で赤兎山のみの登山とした。
コンディションはどうであれ、赤兎は素敵な山だと思う。丸みを帯びた山容が兎を連想させるので赤兎の名を冠しているようだ。美しく登りやすい、老若男女、皆に愛されている山。この暑さの中でも多くの登山者に出会った。
赤兎の山頂からは白山・別山を始め、奥美濃の山々の景観が広がる。奥美濃に際立つ三角錐「東の屏風」が我々の目を奪う。赤兎は山頂から進んだ避難小屋まで見どころが続く。池塘を進み、素敵な避難小屋を過ぎた東の端の少ピークまで進むと、我々の活動の拠点である両白山地を一望することができる。銚子から三ノ峰、別山、白山はじめ、願教寺、よも太郎、薙刀、野伏、小白山の稜線を通しで確認できる場所と機会はなかなかない。
時期が遅かったので花は諦めていた。しかし、雪の吹き溜まりがあった斜面には数多くのニッコウスゲが満開のまま残っており、我々の目を楽しませてくれた。猛暑の中であったが全員無事に下山をした。
帰りは皆で勝山城のラブリー牧場でアイスクリームを頂いた。ゆっくりの山行であったが、ともに山頂を踏み、下山後の楽しみを分かち合える集団登山の大切さを感じた良い山行であったと思う。山行には個々の想いがあるが、昇華して皆の目的に合致させることが大切だと感じた一日だった。素晴らしい山行にありがとうと言いたい。    [東明 裕 記]

[日 時] 平成30年7月22日(日) (晴れ)
[場 所] 福井県勝山市北谷町~福井県大野市上打波・石川県白山市白峰境 [参加者] 小林和雄(CL)、塩入英樹(SL)、梅田直美、神山敬三、佐藤正男、竹中美幸、東明 裕、野田紀子、久田宗昌、三宅一生、山本善貴   計11名
[タイム] 美濃国分寺5:30=赤兎山登山口駐車場7:50―小原峠8:35~8:45―赤兎山9:45~9:55―赤兎避難小屋10:15~11:10―赤兎山11:35―小原峠12:30―車止13:15~13:20=美濃国分寺16:00(解散)                 [地 図] 願教寺山(金沢8-3)

6月例会山行(自然観察会) 武 奈 ヶ 岳 ( 1214.2m 三等三角点 )

前日まで天気予報の画面はしっかりと雨マークであり、降水確率もお墨付きと言えるほど高いものであった。ただし、午前中はなんとか持つかなという期待もあり、竹中さんより届いた決行の連絡に参加の返事をする。
美濃国分寺に集合して出発する時、空模様は怪しいもののまだ雨は落ちていない。途中道の駅マキノにて休憩し、武奈ヶ岳・御殿山ルート登山口のある明王院に向かい、駐車場にて三宅さんと落ち合う。周回は中止すること、雨が降ってきた時点で下山を考えるということに全員が同意し、7:50登山口より出発。
今回は西條先生と武奈ヶ岳の自然(ぶな)を観察する会である。登り始めは杉・檜林の急登であり、蒸し暑く風がないためか、これがかなりきつく感じられた。前日も雨であったためか、足下はかなり悪い。出発して30分で小休止。西條先生より、ここで檜について解説があった。幹の太さは樹齢という要素よりも温度と降水量の要素の方が影響を与えやすいので、単純に幹の太さから樹齢を推定するのは困難とのこと。樹齢30年から施肥を行うと早く太くなるようであるが、強度が出ない木材になるという。大変興味深い話である。
9:30頃、急登が終わり標高800m程度の尾根に出る。ここで小休止。まだ雨は降り出さず、空はどんよりと曇っている。ここからは少しなだらかな尾根筋に出て、足取りが軽くなる。
10:30、御殿山に到着。ここで、ポツポツと雨が落ちてくる。ここまでで終了ということになったが、山頂までは1時間あればピストンできるのではないかという話が出て、ここでパーティを2つに分けることとなった。山頂までは水谷さんをリーダーとして8人が行くこととなった。
御殿山から山頂までの道のりは、森林のない尾根道である。晴れていれば楽しい散歩道なのだろうが本日は雨で視界は50m程度、風もかなり強い。時折突風が吹き、横殴りの雨が降るという苦難の道。ザックカバーを飛ばされそうになりながら、何とか歩いて行く。一人での山行なら、多分引き返していたと思う。30分程かかり11:00に山頂到着。写真だけ写してすぐに下山する。御殿山まで来ると、風が弱まってきて雨もそれほどではなくなった。少し神経を使ったが、天候が荒れた時にどのような事になるかについて、経験できたことは有意義だったと思う。
先に下山したパーティを追いかける形で下っていき、13:00頃登山口に到着。結局、雨は山頂直下のみ降られたことになる。下山したところに関本さんご夫妻が駆けつけて下さり、お茶と和菓子、獲れたてのトマトをご馳走になる。疲れた体に大変美味しかった。
少し落ち着いてから、明王院の集会所前の空地にて西條先生より特別に講義を頂く。ブナは種がどんぐりであるため、あるブナの木から30m程度以内でしか子孫を残せないなど、繁殖力があまり強くないといった話や日本海側と太平洋側とはブナに違いがあるなど、様々印象に残るお話を頂き、大変勉強になった。              [久田宗昌 記]

*編者註 関本さんご夫妻は京都市左京区にお住まいで、ご主人は京都・滋賀支部の会員で  岐阜支部の会友です。奥様はこの3月に引退されましたが、ずっと岐阜支部の会員でし  た。ご主人の入っている京都支部じゃなく岐阜支部がいいの、という岐阜びいきの方で、  よくお二人で岐阜支部の山行に遠路はるばる参加されていました。今回、岐阜から地元  の山に来てくれたというので、駆け付けて下さったのです。ありがとうございました。
[日 時] 平成30年6月10日(日) (曇り、ガス一時)
[場 所] 滋賀県大津市葛川坊村町~大津市葛川・同市北比良 境
[参加者] 西條好廸(講師)、竹中美幸(L)、梅田直美、神山敬三、小林和雄、白木貞次、白木しづゑ、東明 裕、久田宗昌、馬渕 等、水谷嘉宏、三宅一正、他3人                             計15名
[タイム] 美濃国分寺5:30=明王院駐車場7:30~7:50―御殿山10:30―武奈ヶ岳11:00―御殿山11:30―登山口13:00~(講義)~14:00=美濃国分寺16:00(解散)

[地 図] 花脊(京都及大阪1-4)、北小松(同1-)