5月バリエーション山行(誰も知らない二等点の山シリーズ)  簑 谷 山 (1485.9m 二等三角点)

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5月バリエーション山行(誰も知らない二等点の山シリーズ)

簑 谷 山 (1485.9m 二等三角点)

山P5240099

▲稜線上の薄い藪を歩く

誰も知らない二等点の山シリーズ2回目は、丹生川ダムの東にある簑谷山。以前登ったときはダムが工事中だったので、完成により道がどのように変わっているか心配である。
岐阜組8人は2台の車で県庁を出発。高山インターからいつもの上枝駅を通るショートカットのルートで2時間足らずで旧丹生川村役場に到着、長野から来る村松君を待つ。彼もほぼ時間通りに到着、そろって折敷地に向かう。ダムの手前で左折し、新しい付け替え道路を通りダムの上に出る。新しいダム湖周回道路を少し行くと、以前通りの林道入り口に到着。特に心配するほどの事も無かった。周回道路脇に駐車する。
前回は林道入り口より歩いているので、今回もそのように歩き出す。途中にゲートがあったとか道が荒れていたとかの理由があった
ように思ったが、歩いても歩いても林道に障害は何も無い。結局林道終点まで車でも入れたのである。無駄に歩いた1時間ではあるが、これを車で入ると1時間弱の登りで頂上となる。これではお山に対して失礼ということになろう。林道途中に山菜の収穫も少なからずあったので、やはり林道入り口から歩くのが本来の姿であると納得した次第である。
地図上には、林道終点から山腹を周回する林道が記されている。完全に廃道で草と伐採した枝で埋まっているが、歩けないことも無いのでそれを辿る。時計回りに暫く進み、途中から左の植林帯に入りコルに出る。その先は小尾根を直登。道は無いが藪もそれほどでも無く、木に掴まりながら順調に高度を稼いでいく。
30分の上りでピークに着くと左折し、北へ緩やかな稜線を辿る。何となく踏み分け道もある。その稜線歩きも10分足らず。特に苦労することも無く三角点に到着。もっと手強い山を期待していたかも知れない参加者に対しては申し訳ないような呆気ない山であった。
少々の藪を切り開き広場を作り、昼の憩いの場とする。周囲は立ち木が多く見晴らしは今一だが、木の間越しに笠ヶ岳や黒部五郎が見える。笠ヶ岳の雪形の白馬は大分痩せてしまっていた。村松君の蘊蓄を聞きながらの1時間も過ぎ、同じルートを下る。林道に戻ってからはお目当ての山菜採り。車止めでそれなりの収穫を山分けし、そのまま北へ向かう村松君と別れ帰途についた。次回はもう少し難しい山を選ぼうと思う。          [堀 義博 記]

[日 時] 平成27年5月24日(日)
[場 所] 岐阜県高山市丹生川町折敷地~同市同町鼠餅
[参加者] 神山敬三、後藤 允、白木貞次、竹中美幸、縄田さかゑ、堀 義博、馬渕 等、村松哲彦、山本善貴
[タイム] 県庁東駐車場6:30=旧丹生川村役場8:15~8:35=林道入口8:50~9:05-林道終点10:00~10:10-簑谷山11:10~12:00-林道終点12:35~12:45-車止め13:40~13:55-県庁東駐車場16:00(解散)
[地 図] 町方(高山11-4)、籏鉾(高山11-2)

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