登山技術講習会(確保、懸垂下降講習)
私は岩壁を登降した経験はまだありませんので、ロープの結び方だけでも習得しようと今回参加しました。結果として懸垂下降まで行うことができ、大変感謝しております。
最初は確保の訓練です。60kg程あるタイヤをロープで吊るしておき、それが落ちて来るのを確保するのです。まずセルフビレイして、次にATCにロープを通しタイヤが落ちてきたらロープを引張り確保します。私の番になりタイヤが落ちてすぐにロープを引っ張ると、結構な衝撃とともに止めることができました。本来は落ち始めてから少し余裕をみてロープを滑らせ気味に引くと衝撃が緩和されるそうです。私は怖がって力が入りすぎたようです。
次に、懸垂下降の訓練です。私は初心者ですから、基本動作を教えて貰い、斜面で練習しました。斜面から体を離して横になるイメージで降りるよう教わりましが、40°位の斜面なのでうまく出来ました。最後に10m程の直壁を降りました。かなり高度感がありますが、上体を思い切り寝かせて右手で慎重にロープを制動し、無事下降することが出来ました。これからも反復訓練する必要があると思いました。 [久田宗昌 記]
[日 時] 平成27年4月25日(土) 8:30(集合)~13:00
[場 所] 岐阜市 百々ケ峰 不動岩
[参加者] 講 師:白木貞次、水谷嘉宏、横田昭夫
受講者:今峰正利、小林和雄、鈴木寛人、久田宗昌、馬渕 等