6月例会山行 高木山(344m)富士山(357.15m)

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6月例会山行
高木山(344m 標高点)、富士山(357.15m 三等三角点)

美濃加茂の山へようこそ! 梅雨の晴れ間となった朝、9時の開門と同時に入園した『みのかも健康の森』の駐車場は9時20分には混んできた。本日の参加者は8名でリーダーは白木理事。コースは高木山と富士山の2座を目差します。
高木山・富士山の山域は加茂森林組合の公園となっており、土日や祝祭日は家族連れで賑わいを見せます。元日には支部長の名を冠した『高木山』は日の出前から賑わい、『富士山』へ登るか迷うところです。そ

043▲富士山頂上での参加者
して『富士山』は何よりもネームバリューがある。最近テレビで紹介されたこともあり、名古屋からの入園者が増えているとのことです。
まずは高木山の777段の階段を上がり始める。といっても10㎝に満たない石段の連続である。登り口には杖が置かれていて自由に利用できる。木造のしっかりした階段が見上げる上の方へ延びている。この250段で分岐し『はぎの小路』に入る。3合目の休憩所で視界が開け、法仙坊ゴルフ倶楽部が目に飛び込んでくる。
だらだら道を進み稜線に出る。本隊6名が西のピーク(愛宕神社)へ向かい、2名は待機。小憩の後展望台に向かう。北北西に白山、北に御殿山山系が望め、やがて頂上。喜びの砦は展望台3階部分が標高347mとなっている。眼下には777段の階段が下へ延びている。
20分休憩後尾根ルートの『つつじの小路』を下る。紫の花が萎れているが、5月には紫と黄色を一杯に堪能させたことだろう。扇谷絶壁を経て、見晴岩から可児市街と鳩吹山を眺め乍ら下る。
目の前は『富士山』である。県道を渡る富士見橋から、いざ富士山へ! 階段状に設えられた道を急登する。交差する林道を東へ進む。この辺りは昨年までの遊歩道整備工事で真新しい橋が沢に架かっている。暫くして休憩小屋が見えてきた。毎年4月20日の祭礼には拝殿ともなり、山之上町の8つの字の氏子が持ち回りで執り行われるのである。
林道から分かれ登山道を登る。丸太階段をひたすら登る。1座の登り降りで疲れが出たので弱者分隊は小休止し、本隊に先に登ってもらう。12時30分、本隊登頂。10分遅れで分隊が登頂し、一緒に富士浅間神社に参拝。その後後藤さんの手料理に舌鼓を打ち、蜜柑を頬張りながらの歓談で昼食をとる。
富士山から富士山が見えるかが関心事であるが、残念ながら見えないのである。今日は霞んでいるが南アルプスの山波はここからも見え、富士山は聖岳の南稜辺りに遮られてしまう。念のためマイPCのアプリ「見通し」でチェックしたが「見えません」の回答だった。
三等三角点を囲み記念写真の後、支部長の発声で「ヤッホー」を三唱し下山する。帰路は直下に下ることにした。和気藹々のうちにいつしか第2ピークを過ぎ、第1ピークも通り越してしまった。天然記念物となっている『ヒカゲツツジ』も4月咲きで、今はうっかり見落としてしまう。富士山を一巡りして林道分岐から朝の道に戻り、『あじさいの池』を経由し管理棟で一休み、15時第1駐車場で解散した。第2駐車場も満車状態であった。
[影山英雄 記]

[日 時] 平成26年6月8日(日)
[場 所] 岐阜県美濃加茂市山之上町高木山 「みのかも健康の森」
[参加者] 影山秀雄、久野菊子、後藤 允、白木貞次、杉山美智子、高木基揚、馬淵 等、      影山千代子
[タイム] 第1駐車場9:25=高木山10:20~10:40―富士山分岐11:15―富士見橋―富士山12            :30~13:35―ヒカゲツツジ群生地―管理棟14:40―第1駐車場15:00(解散)
[地 図] 1/20万;飯田 1/5万;美濃加茂、金山 1/2.5万;美濃加茂、上麻生

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