9月バリエーション山行   寺 地 山 (1996.0m 三等三角点)

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9月バリエーション山行

寺 地 山 (1996.0m 三等三角点)
04.寺地山
朝5時、岐阜県庁東駐車場に集合、参加者は高木支部長と久田の2名である。車で出発して神岡へ向かう。天気は曇時々晴の予報であったが、車を進めるとともに、曇り、晴、曇りと天気が刻々と変化していく。8時、飛越新道登山口の駐車場に到着。既に駐車場にはかなりの車が止まっており、一番北側にスペースを見つけて駐車する。
8時20分出発。登り出すと最初から急坂が続き、どんどんと高度を上げていく。急坂のためかすぐに汗をかく。空は快晴。尾根に出たところで1度目  ▲寺地山頂上で。三角点は少し西側
の休憩をとり、県境尾根を登っていく。広い尾根でブナ、檜の林が続いている。所々リンドウの花が咲いており、目を楽しませてくれる。ただこの登山道は所々ぬかるみがあり、足元の油断はできない。1時間ほど登ると神岡新道との分岐、ここで暫く休憩。
神岡新道分岐を10時20分に出発、また樹林帯の広い尾根の登りが続く。この登山道はだらだらとした登りで、登り返しはほとんどない。鏡池に11時頃到着してさらに登る。この頃になると背の高い木が無くなってくる。11時25分寺地山の山頂へ到着する。山頂は樹林帯に覆われているが、黒部五郎岳の方が開けている。ただ生憎、雲が出てきており、北ノ俣岳や黒部五郎岳は望むことができない。北ノ俣岳方面から下山してきた人に聞くと、今朝は雲ひとつ無い晴れであったようで、展望もかなり良かったとのこと。少し残念である。
山頂で万歳をし、昼食をとる。このピークは、登山道の途中のピークの意味が強いようで、昼食中も何人か下りて来る人がいた。昼食が終わり三角点を探す。山頂にあるのは、主三角点という少し丸みを帯びた石標のため、本物がどこかにあるはずと考えて探すことにした。山頂から東側、北ノ俣へ向かう方や北側に開けている笹原を探したが見つからない。
あれこれと探していると、我々の後から登ってきたご夫婦に声をかけられる。聞くと、三角点を探すことを毎回やっているとのことで、暫く手分けして探すことになった。しかし、なかなか見つからない。そこで、高木さんともう一度冷静に地図を見てみると、最高点から西側へ少し下ったところに三角点の表示がある。その地図に従い、少し下ったところを探すことにした。そこは開けた笹原で、人が入った跡があるようだ。入っていくと地図が落ちていたりして、明らかに人が入っていると思われる。そして、近くの杉の低木に寺地山山頂の札が取り付けられている。加賀の山岳会のもののようである。やはりこの辺りかと足元を探すと、三等三角点が姿を現した。「あったぞ~」とご夫婦を呼び、そこで記念撮影を行う、喜んでおられたのが印象的であった。
13時20分下山開始、登ってきた道を下りていく。思ったよりも距離が長く、疲労を感じる。神岡新道分岐で休憩し、ひたすら下る。15時30分頃に無事下山した。   [久田宗昌 記]
[日 時] 平成26年9月14日(日)
[場 所] 岐阜県飛騨市神岡町打保、富山県富山市有峰 境
[参加者] 高木基揚、久田宗昌
[タイム] 岐阜県庁東駐車場5:00=飛越トンネル南口駐車場8:00~8:20―県境稜線8:50-      神岡新道合流点10:05~10:20-寺地山11:25~13:20-神岡新道分岐点14:10-      車止め15:55~16:05=県庁駐車場20:15(解散)
[地 図] 1/20万;高山   1/5万;有峰湖   1/2.5万;下之本、有峰湖

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