11月バリエーション山行(県外山行、陀羅佛小屋シリーズ) 虫 倉 山 ( 1378m 三角点なし )

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毎年恒例の大町、陀羅佛小屋を利用するシリーズ登山です。山岳ガイドの村松さんに選んでいただいた美しい北信の山を訪う1泊2日の山行旅行です。当日は16時に長野県大町のスーパーで村松さん、水谷さんと合流。宴会の買い出しを行い、陀羅佛小屋に向かいます。山行より宴会がメインとも言われる本シリーズ、女性2人が料理に腕を振るい、男衆は酩酊しながら山談義で盛り上がったのでした。
翌日早朝、小屋より5分登った展望地から鹿島槍ヶ岳のモルゲンロートが楽しめました。鹿島槍には薄っすらと雪が積もっており、冬の訪れを感じさせられました。岐阜の天気は下り坂のようでしたが、長野はとても良い天気にめぐまれました。
8時に小屋を出発。虫倉山は大町から更に1時間ほど長野市方面へ北上しなければなりません。途中通過する小川村は「日本でもっとも美しい村連合」の一村。走り抜けるオリンピック街道からの景観も楽しめました。車窓から虫倉山を眺めることができ、山頂部が切り立った崖のように盛り上がる特徴的な山容を見て取ることができました。
大滝登山口に車を止め、猿すべりコースまで連絡路を進みました。登り口に到着すると逆光に映える紅葉がとても美しく、疲れを吹き飛ばしてくれます。紅葉の季節はほぼ終わっていると聞いていましたが、まだまだとてもきれいで、紅葉を撮る写真山行ともなりました。
猿すべりコースは岩場の急登を進みます。鎖場が数多く有り、中々スリルがあります。その上落葉が登山道を覆っているため滑りやすく、緊張の山行が続きました。途中の岩場で女性メンバーが足を滑らすも、竹中さんの猛烈なハグで転落を免れました。救助かセクハラかのギリギリの線を分けるアクションであったものの、ファインセーブに拍手喝采。
急峻な岩場もありましたが、さしたる問題もなく虫倉山に到着。山頂からの眺めは素晴らしく、北信五岳・後立山連峰がきれいに見えました。虫倉山より西方向に5分ほど下ると展望台「一服むしくら」に到着。そこでランチの予定でしたが、昨晩の宴会と重たい朝食の後では全員食欲がわかず、コーヒーと軽食でゆっくりと時間を過ごし、下山にかかったのでした。
下山は大滝コース。このコースは難所なく、緩やかな傾斜の登山道を下ります。下るに連れて紅葉の赤が目を楽しませてくれました。下山後、道の駅「中条」でお買い物。村松さんは大町へ、水谷さんは上州の山へ向かうとのことでここで解散、長野インターから帰りました。
虫倉山、岐阜の人間では長野の山の中でおそらくチョイスに上がらないでしょう。しかし流石にガイドおすすめの山、山行・景観・紅葉と楽しみどころ盛りだくさんでした。しかし、宴会と朝食のカロリーを消費することはとても不可能で、体重を増やして帰宅した山行となりました。                               [東明 裕 記]

[日 時] 平成30年11月3日(土)~4日(日) (晴れ)
[場 所] 陀羅佛小屋;長野県大町市平  虫倉山;長野県長野市中条
[参加者] 村松哲彦(L)、今峰正利、杉山美智子、竹中佳美、東明 裕、長屋桂子、水谷 透、横田昭夫       計8名
[タイム]
3日 中濃総合庁舎12:00=「ザ・ビッグ大町店」16:00=陀羅佛小屋(泊)
4日 陀羅佛小屋8:00=不動滝コース登山口9:00―連絡路-猿すべりコース登山口9:30虫倉山10:45~11:30-不動滝コース登山口12:45―道の駅「中条」13:00(解散)
[地 図] 信濃中条(長野13-3)

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