昨年は雨で中止となりましたが、今回は天高く素晴らしい青空となり、心が浮き立つ思いでした。明王谷の駐車場から出発。右側は崩れそうな斜面、左側はさらさら水の音が涼しげな渓谷の続く林道を40分ほど歩き、明王谷分岐から白滝谷方面へ徐々に登りが始まりました。山の名前の如く、右に左に大きな一枚岩に白い布を引いた様な滑らかな滝が多くあり見所一杯ですが、渡渉も4回ほどあり石が滑ることで心から景観を楽しむ余裕がありませんでした。
白滝を過ぎるとシャクナゲの群生地帯があり、又、ブナやなら等の樹木が多く、途中30cm程のマイタケを見つけゲット、女性達で山分けしました。うれしい限りです。夫婦滝を見て音羽池へ道なき道をひたすら歩きました。
山奥にあるオトワ池は青空とうっすら紅葉した木々が透き通って映り、時々水面が揺れています。皆口をそろえて「モネの池ね!」と賞賛です。景色は良く時間も12時になっていました。結構な登りで皆疲れていたので、自然の流れでそこで昼食となりました。
13時、白滝山山頂到着。三角点のない山なので三角点もどきの石にタッチ、皆で万歳三唱、ヤッホー3回。久々にやったぞと嬉しそうで、男性陣が可愛いく見えた瞬間でした。
下山道は、薄暗い杉林が続く単調な景色の急勾配の狭い道でした。先日の台風の影響か、折れた小枝や湿った落ち葉、苔石で滑りやすく、緊張感の中足が非常に疲れました。林道に出た時は体の力が抜けホッとしました。
白滝山は名前に似合わず厳しい山で、かなり体力が必要だと痛感しました。紅葉にも少し早く残念ではありましたが、マイタケとセロリの炒め物でビールを飲みたいと思います。 [野田紀子 記]
[日 時] 平成30年10月21日(日) (晴れ)
[場 所] 滋賀県大津市葛川坊村町、葛川中村町
[参加者] 竹中佳美(CL)、竹中美幸(SL)、今峰正利、神山敬三、小島孝子、下畑佐和子、清水友子、高木基揚、野田紀子、横田昭夫 計10名
[タイム] 美濃国分寺6:15=明王谷道駐車場8:50-明王谷林道終点9:25-夫婦滝11:20-オトワ池12:00~12:55-白滝山13:05~13:20-明王谷林道出合15:40-明王谷道駐車場16:10=美濃国分寺18:40(解散)
[地 図] 花脊(京都及大阪1-4) 、比良山(同1-2)