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令和元年8月シャワークライミング
令和元年8月シャワークライミング
【日 時】 令和元年8月4日(日) 晴れ
【場 所】 飛騨朝日 久蔵川 久蔵本谷
【参加者】 木下喜代男(L)、今峰正利、琴尾泰典、鈴木寛人、那須哲郎、渡部慶洋、矢口重治
大垣山協より2名。
【タイム 】 道の駅ひだ朝日村8:30→久蔵林道9:00→歩き出し9:10→入渓9:30→
二俣9:55→二条大滝10:55→遡渓終了点12:05→駐車地点13:30(解散)
中濃総合庁舎北側駐車場6時集合。矢口号で(今峰・渡部・矢口)出発。一般道経由で道の駅ひだ朝日村8時30分着。先発メンバーと合流。久蔵林道を進み951m付近の路肩に駐車。リーダーから沢の特徴についてレクチャーを受けた後9時10分歩き出し。わずかに歩くと青谷国有林の車止め。9時30分入渓。広々とした河原だ。水量はとても澄んでいて冷たい。1025m二俣9時55分。流芯を進む。滑り台も現れたので思いっきり遊んだ。12m二条大滝10時55分。途中には遺跡のような橋脚が現れた。その昔伐採のための鉄道が敷かれていたようだ。遡渓終了12時05分。駐車地13時30分。ここで解散。
この沢は滑り台もあり気持ちの良い癒し系初級者向けだ。参加者のクライミング・ロープワーク技術についての予備知識が無かったので、流芯を避けて巻くことが多かったが、もっとガシガシ登っても良かったのかも。デジカメのバッテリー切れで多くは撮影出来なかったのが残念だ。木下リーダーの完璧なまでのホスピタリティーに深く感謝します。来年もまた是非誘ってください。
百名山企画 四国遠征
8月10日 四国遠征 第一弾 石鎚山
参加者 6名
夜8:30にレンタカーで岐阜を出発して一路四国へ。UFO街道の路肩でテントを張って1時間くらい仮眠。星空がアルプス並みにきれいでした。そして寒い。
地元の熱帯夜とは全然違うさわやかさ・・・フリースを着たくらいでした。
日の出の頃に起きだして石鎚山 土小屋ルートへ。
神社でお参りしてからスタート。距離もそれほどなく、登山道もきちんと整備されていて歩きやすい。お花も咲いていました。四国にはシコクフウロがあるんですね。
避難小屋を過ぎるとクサリ場へ。これぞ四国の修験の山という感じです。
大きな鎖でジョイント部に足も入れられて、アブミもあってとってもがっちりした鎖でした。
クサリ場を2つ過ぎると山頂の神社が。
社務所で御朱印ももらいお参り。
山頂=神社なんですね。下りは階段で・・・登りも階段の人がたくさんいらっしゃいました。
駐車場に戻った時には、やっぱり夏でした。
四国遠征 第二弾 瓶ヶ森山
まずは男山を目指します。笹原の中、歩きやすい道であっという間に到着。ここにも山頂に祠が。続いて女山へ。
女山の山頂は涼しかった♡四国の山は岐阜の山に比べてとてもよく整備されているように思いました。
すみやかに駐車場に戻って剣山方面に移動。
丸石キャンプ場でテント泊をする予定で受付に行ったところ、混んでいるので三嶺の駐車場だったら無料でトイレも電灯もついているのでテント泊できるよ、と受付のおじさんに言われてそちらへ移動。キャンプ場のおじさん、親切♡
行ってみるとトイレもきれいで、近くの「いやしの湯」でお風呂に入った後、宴会の始まり。焼肉&チャーハンをたっぷり食べてたくさん飲んで、ぐっすりとよく眠りました。
四国遠征 第3弾 劔山~三嶺 テント泊縦走
剣山の駐車場から大劔神社を経由して山頂近くの剣神社へ。神社では期間限定の輪くぐりをして期間限定の御朱印とお餅をもらって山頂へ。
山頂は広々として素敵な山頂でした。
山頂から次郎笈へ。
このルートも広々として笹原の素敵な稜線でした。次郎笈から丸石へ。下っては登る・・・稜線歩きです。丸石を通過し樹林帯に入ると避難小屋がありました。
避難小屋を過ぎて高ヶ瀬へ。高ヶ瀬あたりで南の方から雨が近づいてきて、追いつかれないように進みましたが追いつかれてしまい、雨具を着て白髪避難小屋へ。
延々と歩いて白髪避難小屋に到着。
テントを張るころには雨も上がり、水場で水を調達して餃子鍋で宴会。
宴会が終わるころには再び雨が降り始めました・・・
テントは6人用テントなんだけれど、6人で寝ると狭いので2人が避難小屋へ移動。
私は避難小屋で寝ました。夜にトイレに起きるとやはり雨が降っていて・・・
朝も霧雨でした。天気予報はよかったのになぁ・・・
東明さんが車を回収すべく先に出発し、残りのメンバーは後続隊としてテントを撤収して三嶺に向かいます。三嶺山頂に近づくと強風・・・山頂直下はクサリ場でした。
山頂について休憩していると青空が出てきてブロッケンが見えました。ブロッケンで遊んでから下山。下山道は歩きやすく、途中からは雨もやみ晴れてきました。泊ったあたりが雲の中だったのかなぁ・・・
三嶺駐車場に戻って、ほどなく剣山駐車場まで徒歩で車を回収しに行った東明さんが駐車場に戻ってきしました。
また「いやしの湯」でお風呂に入り、奥かずら橋で遊んで、帰り道で鳴門の渦潮を見ることができて、テンションアップのまま鳴門SAでお買い物と食事をして帰りました。
四国の山は山頂に神社があり、クサリ場等の行場がある修験の山ですね。百名山の遠征は、半分大人の遠足でとっても楽しい3日間でした。
8月上高地山研合宿
8月上高地山研合宿 長七の頭・ひょうたん池 8月11日(日)
8月合宿 長七の頭・ひょうたん池
8月11日(日)
山研 ⇒ 明神橋 ⇒ 上宮川入渓 ⇒ お花畑 ⇒ ひょうたん池
6:50 7:30 9:00 10:00 10:20
⇒ 長七のコル ⇒ 長七の頭 ⇒ 長七のコル ⇒ 明神橋 ⇒ 山研
10:22 10:55 11:10~15 13:10 14:00
普段は単独で気ままな山歩きを楽しんでいるが、8月の合宿は日本山岳会が所有する上高地の山岳研究所(通称「山研」)を利用して2泊3日の合宿をしようという企画があり、いまだ宿泊所を利用していない私は興味深く思い、1泊2日で申し込みをした。
登山研究所といっても日本山岳会員のための宿泊施設で素泊まり3千円で宿泊できる。今回は団体申し込みで食事はメンバーの女性の方が準備してくださるということで、気楽に申し込みができた。
その後、2日目の11日(日)に長七の頭・ひょうたん池に有志のメンバーで行くという企画があり、これにも申し込んだ。ひょうたん池は2007年5月号の山と渓谷の上高地の特集に、次の記述がある。「一般向けの登山道ではないが、明神岳東陵上の長七の頭(2320m)上にあるひょうたん池までは踏み跡がある。とりたてて景観が美しい場所とは言えないが、ひょうたん池や下又白谷上部のようすはほかの登山道から見ることができないので、あまり知られていない場所だ。また、赤布やテープの目印を追い踏み跡をたどるため、秘境気分が味わえるところも魅力だろう。」
印象的で5月号を保存していたこの場所に行けるということは何よりの楽しみになった。
ガイド役の山田君は、前日仕事を終え、朝1番のバスで山研に到着した。私は、申し訳ない気持ちより、これでひょうたん池に行けるというわくわくした気持ちが勝っていた。
予定の7時より10分早い6時50分に山田君、神山さん、私は山研を出発した。7時半には明神橋に到着していよいよ下宮川谷の道に入った。アサギマダラが飛んでいた。あざやかなその模様はとても美しい。標準タイムの私は、早い2人に必死についていった。上宮川に入渓するあたりで、山田君に自分のペースで歩くように言われた。このままでは、ばててしまい、余計に他のメンバーに迷惑をかける結果になってしまう。私はほっとし、以後自分のペースで歩いた。当然、2人からは遅れるのだが、2人は私を待ち、私が到着するとまた歩き出した。
宮川尾根のコルを越え、明神主稜線東側の大きく開けた斜面をトラバースしていく。梓川を望む眼下はお花畑が広がっていた。上宮川、長七沢本流を渡り、急斜面を登りきり、明神岳東陵上に出るとその名のとおりの、ひょうたんの形をした池にたどり着いた。
(ひょうたん池)
(長七のコルより望む前穂 三本槍)
そこから2分ほどの長七のコルに荷物を置き、空身で長七の頭に向かった。長七の頭で記念撮影をして、長七のコルに戻ると下から男女2人がやってきた。これから4時間ほどかけて東稜のラクダのコルでテントを張るという。5月に山研から日帰りで同じルートで明神岳を回った山田君と2人の会話を聞きながら、登攀を自分には適性がないと諦めた私は羨ましく思った。
帰りも自分のペースで歩き、1時過ぎに明神橋に到着した。2時に山研に到着すると当日一緒に帰路に就く2人がすでに準備を済ませ待っていたので、急ぎ準備を済ませ、1泊2日の上高地の夏を終えた。よい仲間に恵まれれば、1人ではできない経験ができるということを改めて知ることができた2日間だった。
(長七の頭より望む上高地)