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3月バリエーション山行 男だる山 1342m

3月バリエーション山行 男だる山 山行報告

期日  30年 3月11日(日)
参加者 山本(CL)小林(SL)白木 今峰 竹中(佳) 林(靖) 下畑 小島
天候 晴れ
山本車(今峰、林、小島) 白木車(小林、竹中、下畑)

中濃総合庁舎横 7:30集合出発―美濃IC~恵那山SA(トイレ休憩)~中津川IC高速下車
―9:15駐車地―9:20(ゲート出発)―10:20林道分岐点(タイムロス50分)
―11:00林道終点―11:20-11:35作業道休憩―12:13県境尾根合流
―12:52男だる山山頂―昼食-13:44下山開始-14:34作業道休憩―15:04林道終点登山口―15:28駐車地点―17:00 中濃総合庁舎横解散

当初の予定では車3台にもなると予想されたが、参加確認の結果、8人となってしまいました。車2台となり、白木さんに無理をお願いしました。残雪があるだろうと予想して、参加メンバーに確認をとると、雪山不参加の方がみえました。林道が通行できるのか事前に確認はしたが、登山ルートまでは確認しなかった。実際にわかんやアイゼンを準備して臨んだが、全く雪の無い山行になってしまった。雪山なら不参加とされた方には誠に申し訳ないことをしました。
時間通りにゲートを出発するが、現在地の確認を間違えて、違う林道に進んでしまい、林道分岐点に戻った時点で、50分ほどのタイムロスになってしまいました。準備運動ができたといわれるメンバーに優しさを感じた次第です。林道終点から植林の作業道を登っていく。急な作業道ではあるが、水平道になった所で休憩をとる

ここから尾根を直登しますと言うと、全員がびっくり。水平な作業道を進むと思ったようです。急斜面の笹尾根を、古びた鹿よけネット沿いに登っていくと、県境尾根に合流した。


そこからは、水平なやぶ漕ぎが山頂まで続きます。サブリーダーを小林さんにお願いして、ピンクのテープをつけて行ってもらいます。登りで悲鳴を上げていたSさんも難なくついてきています。雪が解けたばかりなのか、笹が寝ていて歩きにくいところもあります。

笹に顔を打ちたたかれながらも、全員が男だる山山頂につくことができました。

山頂付近の笹を刈り払い、スペースを確保して昼食としました。下山はサブリーダーが先頭でテープを回収しながら下山しました。あれ程辛かった登りも、あっという間に終わってしまいました。駐車地点についた時間は3時半で薄暗く感じました。
今回は、GPSにルートを入れてきたのに、電波の受信が悪く、林道を間違えてしまった。一度来ていると過信したのも反省すべき点であった。迷うところでは、全員で確認することが大事だと思いました。
この山を希望した藤田さんが不参加だったことは誠に残念である。参加のメンバーからは、二度と登りたくない山と命名したほうが良かったとのではという意見が出た。
CL担当 山本

第1回 リハビリ登山 岐阜市 金華山(七曲りコース)

リハビリ登山 岐阜市 金華山(七曲りコース)

平成30年 第一回 リハビリ登山
2月11日 金華山(七曲りコース)
<参加者>
支部会員:神山敬三、竹中美幸、山田昌孝、早田道治、高木基揚、杉山美智子、長屋桂子、古田 大、久野菊子(会友)
参加者の中に、下記の方々の外、最高齢90才の女性もおられた。
パーキンソン病:1名
脳梗塞:1名(家族同伴)
認知症:2名(家族同伴)
人工膝関節:1名     総員27名

<コースタイム>
10:00〜岐阜公園集合 準備体操—自己紹介—歩行開始
10:30〜七曲登山口到着
13:00〜金華山到着
13:00〜ロープウェイにて下山
13:30〜岐阜公園で昼食
14:30〜解散

<レポート>
今回のリハビリ登山は初参加のパーキンソン病1名、脳梗塞1名の方が加わりました。 それぞれの疾患や体力に合わせたペースで登るため、開始より集団が5つに分かれる。 認知症の方は運動機能に問題がないため先頭で登り、パーキンソン病の方は両側からのサポートで登る。 10〜15分間隔でこまめな休息を取り少しずつ足取りを進めて行く。 脳梗塞の右上肢・下肢に運動麻痺があり、また発話にも障害があり自分の意志が上手く伝えられない様子もあった。 だが、メンバーのサポートにより登ることができた。 人工膝関節の方も予定時刻を大幅に過ぎていても、自分で登りたいという強い意思があったおかげで登りきれた。
今回も病気や障害に関係なく、サポートがあり時間をかければ登れるということを再確認した。

   

古田 大>

2月 自然観察会 白尾山 1612.3m (Ⅲ)

2月 自然観察会 白尾山 1612.3m (Ⅲ)

 

自然観察会が白尾山でおこなわれた。中濃総合庁舎に10名が集まり三台の車で、白尾スキー場に向かった。当初の計画ではリフトに搭乗してリフト終点まで上るつもりであったが、登山者はリフトに乗ず、場内の登高も許されなかったので、残念だが山頂登頂はこの時点で諦めるしかない。今日は自然観察会が目的なので問題はなかった。

林道を歩いて標高950m地点からそれぞれがワカンやスノーシューを付けて山に入った。積雪は60㎝ほどで順番にラッセルを頑張る。山に入るといきなり動物の足跡があった。西條先生にこれは何の足跡かお聞きすると、横に並んだ二つの細長いのが後足で縦に並んだ丸い二つが前足の動物はウサギだといわれました。

P2180019

暫く登るといきなり大きな岩があり、そこから巨大な氷柱ができていた。杉や檜の植林を抜けると広葉樹林がでてきて、ここでも貴重な観察をすることができた。先生がヤドリギは寄生植物であるが自分たちが繁栄する為には一旦鳥に種を食べられて果肉が消化されてどろどろの状態で発芽するのだと教えてもらった。分布的には渡り鳥が多く渡る所の山に多いといわれた。落葉広葉樹は冬に葉を落とすのでヤドリギが木に寄生しているのがよくわかる。

登り詰めていくと、リフト終点1245m地点に着いた。昼食を摂るために日当たりの良い場所を探して林道出会いの1230m付近まで下りた。食事を終えた後、先生の自然観察会が続けて行われた。哺乳動物のフィールドサインには足跡一つとっても大小、間隔方向、形状など全て違うことや、熊の足跡は人間とよく似ているがよくみると爪の跡がついている。猿にはないが、人間の手には進化の過程で水かきの跡が残っているなど話されました。

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下山途中白山が展望でき積雪ならではの自然観察会ができました。

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[清水友子 記]

 

[日 時] 平成30年2月18日(日)(晴れ)

[場 所] 岐阜県郡上市白鳥町六ノ里

[参加者] 西條好廸(CL)、神山敬三(SL)、梅田直美、刈谷敬三、小島孝子、清水友子、杉山美智子、竹中美幸、林靖子、山本善貴

[タイム]  美濃総合庁舎6:30=しらおスキー場駐車場8:00―林道8:15―リフト終点展望台11:20~13:00―スキー場駐車場14:40=中濃庁舎16:00(解散)

[地 図] 那留

 

 

リハビリ登山 各務原市 明王山 11月19日(日) 9時~

平成29年 第五回 リハビリ登山

 12月24日 百々ヶ峰(岐阜市)

支部員6名+会友1名+4名(小学生2名含む)

寒いながらも木漏れ日の中、岐阜市三田洞にある「いこいの森駐車場」より管理道を三田洞展望までの2kmを、往復歩ききった。参加者の内、重度認知症1名がある。

 

 

 

◆◆ここで認知症患者のリハビリ登山について考察を試みます

(古田 大 記)

11月、12月は認知症患者の方をリハビリ登山として山行実施しました。

★認知症患者の登山のメリット

⑴認知機能を刺激できる。

認知機能とは①記憶力 ②言語能力 ③判断力 ④遂行力 ⑤計算力 です。

脳の機能の中でも、とりわけ「認知機能」の低下は日常生活に大きな影響を及ぼします。 認知機能とは、ものごとを正しく理解して適切に実行するための機能のことです。この5つの認知機能が低下すると軽度認知障害(MCI)から認知症に移行するのです。

 

例えば

① 記憶力→この前行った山はどんな山だったかな…と思い出す記憶力。

② 言語能力→登山地図などを読む言語力。

③ 判断力→天気によっては中止にしようとすると判断力。

④ 遂行力→あと少し山頂だ…ものごとを成し遂げる遂行力。

⑤ 計算力→登頂時間、下山時間を計算する能力。

 

⑵感覚神経を刺激出来る。

軽度認知症状の身体的特徴は『筋トレなどの反復運動を続けても痛みや疲れをあまり感じない。』これは感覚神経の働きが低下しているのが原因と考えられる。

山登りは当然、心拍数の上昇する運動です。心拍数の上昇が感覚神経を刺激し脳血流を増加させ軽度認知症状の方の短期記憶力の改善に効果があります。

 

登山も筋肉疲労を起こすような刺激がたくさんあり軽度認知症状の改善に効果が期待できます。 筋のみの刺激ではなく、景色/風の音/気温など肌(皮膚)で感じることの情報がたくさんあります。軽度認知症状の方は『感じる』という感覚神経の繋がりが悪いため周囲の環境変化に鈍感になって います。登山は筋刺激のみならず、五感を通しての感覚刺激がたくさんあります。身体も五感も 全てを動員した登山は軽度認知症状予防や改善に少しでも役立つものと期待してます。

*山歩きの五感刺激とは

✔視覚-季節の移り変わりを視る

✔聴覚-木々のせせらぎ、鳥の声を聴く

✔触覚-木々や土を触ってみる

✔味覚-おいしいお弁当を食べる

✔嗅覚-新緑や枯葉、風が運んでくれる匂いを嗅ぐ

 

★課 題

⑴指示入力の難しさ

認知症の方は指示が難しく運動の継続が困難。

そのため、登山など自然に触れあうことのでき心がワクワクするような場所であれば自然と身体を動かすことが出来るのではないか。

⑵選択する山のむずかしさ

認知症の方の多くは高齢者です。認知症のみならず多くの基礎疾患を持っています。基礎疾患を考慮し最適な山を選択することが難しい。

⑶周囲への理解の難かしさ

認知症の方の多くは家族に理解していただけてないことが多くあります。

認知症の方を登山に連れていく場合は家族の方の理解も含めてなるべく同伴してもらいます。

 

以上、古田さんにリポートして頂きました。

 

◆我々自身も遠くない将来、この問題に直面せざるを得ません。早期に運動を始めれば健康寿命が延びることは科学的に実証済みです。あなたを含め周りの方を誘って運動を、とりわけリハビリ登山をされることをお勧め致します。

 

2月11日は、リハビリ登山を金華山で行います。

国内山行委員会  神山敬三

1月例会 池田山 923.9m 30年1月14日(日)

1月例会 池田山 923.9m 

平成30年1月14日 池田山Aチーム(縦走)

 

参加者 竹中(美)、梅田、神山、小林、刈谷、山田、小室、田中、久田(敬称略)(9人)

 

6:45池田温泉 7:40青羅公園 8:10東屋 8:40尾根分岐 11:00池田山駐車場

11:40山頂 12:10下山開始 15:10下山(鉄塔)

 

前日まで寒波が到来しており、天候が懸念されていたが、幸い朝から快晴となった。今回の山行は池田山を南北に縦走しようというものである。6時45分に池田温泉道の駅に集合した。車に乗り合わせ7時40分に青羅公園に到着して登山を開始する。

雪はまだ10㎝以下でつぼ足で登っていく。始めは公園の階段に沿って登り、最初の東屋へ到着した。ここから先はルートを探しながらの登りとなる。メンバー全員で先頭を交代しながら登って行く。途中、池田山へ向かう北への尾根筋が分かりにくく、東へ延びる尾根に足を踏み入れてしまう。すぐに気づき分岐まで戻ったが、現在位置を常に確認しながら登ることの大切さを改めて学んだ。

尾根の登りが続き、息が上がり暑くなってくる。風がなく穏やかな日和である。標高600~700m程度の所で雪が多くなってきたため、ワカンを装着する。高度をどんどんと上げて行くと、進行方向の左手に伊吹山、右手に御嶽、乗鞍、南アルプスと壮大な景色が広がる。

11:00に池田山直下の駐車場へ到着する。周回コースを取るBチームのトレースが無いようなので、まだ来ていないのだろうかと話合う。最後の斜面を登り切ると山頂へ到着した。

展望台の上に登り昼食の準備をしていると、Bチームが到着。皆で記念撮影。

Aチームは先が長いため、昼食もそこそこに下山開始とした。北側のためか雪は山頂よりも多い。新入会員で最年少の田中さんが先頭である。雪山は初めてとのことであったが、地図を片手に適確にルートファインディングし、メンバーを唸らせた。尾根筋を下るため、何度も林道を横切る。すると、こんな雪の中バイクでツーリングする若い男性が現れる。こんな雪の中珍しいと言って、皆で声をかける。登山とバイクという全く別分野であるが、山好きは一緒のようであり、しばらく談笑した。

北側の尾根は急な箇所が多く、しかも着雪が少ない斜面も多いため、下りは手を焼いた。15:10ようやく下山。デポされた車に分乗して池田温泉まで戻る。

 

山行記録(縦走) 久田