6月例会山行  金 剛 堂 山 前金剛(1637.8m Ⅰ)、中金剛(1650m -)、奥金剛(1616m -)

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6月例会山行

金 剛 堂 山
前金剛(1637.8m 1)、中金剛(1650m -)、奥金剛(1616m -)

今までに2回ほど計画されていたらしいですが、天候不良で中止? 今度こその思いで2台の車に分乗して中濃庁舎を出発しました。

ひるがのSAで休憩する予定でしたが、先行車が入る気配もなく通り過ぎていきます。

その後、飛騨白川PAで休憩。

偶然、美濃加茂から車で走ってこられた三宅さんと合流できました。

外の木のテーブルでお茶TIMEです。

五箇山ICで高速をおりて、五箇山の町で翌日の食料を調達します。

そのすぐ先に加賀藩の流刑小屋があるよと神山さんに教えていただき、皆で見学に行きました。

小さな窓から小屋の中をのぞくと殿様のような人形がこちらを睨んでいて、一瞬ドキッとしました。

ネットで調べたところ、日本で唯一現存する流刑小屋らしいです。

貴重な勉強ができました。

その後、利賀村に入ります。

村が豊かに見えるなあ・・と思っていたら、立派な屋外施設があります。

これは何だろうと、思わず先行車がハンドルを切って中へ入っていきました。

なんと、ここは国際的な演劇の聖地のようで、野外劇場や宿泊施設、レストランらしき建物が並んでいました。

そんな観光旅行みたいなドライブを楽しんで5時前に宿「瑞峯」に着きました。

すでに大町から参加の村松さんが一人ビールを楽しんでおられます。

まもなくして大阪から参加の水谷さんも到着。

全員がそろったところで、村松さんの山岳講習が始まりました。

簡易ハーネスを使った負傷者の担ぎ方の講習です。

山IMG_2423

万が一の時の対処方法を知っておくことは大切です。

6時から夕食。

メニューはイノシシの焼き肉と熊鍋。

熊は初めて頂きました。

夕食後、風呂に入って床に着きました。

翌日は5時過ぎに起床、6時朝食。

6時半に宿を出て登山口へ向かいます。

駐車場にはすでに5~6台の車が止まっていました。

準備して6:45頃に出発しました。

川を渡って登山道へ入ると、間もなくして急登が始まり、ちょっとペースが速いなあと感じていたところ、誰かが「はじめはゆっくりね・・」とお願いしていただけたので安心しました。

登山道の両脇に次々と草花が現れ、とりわけ植物に無知な私にとってはすべてが新鮮です。

これは何という花? の連続。

でも聞いてもすぐ忘れてしまいます。一つずつでも覚えようと思いました。

登山道には1kmごとに表示があり休憩の目安にもなります。

数回の休憩を入れながら、3時間ほどで金剛堂山(前金剛)に到着しました。

すでに多くの人が休憩していました。

さすが日本二百名山。

祠と大きな山名盤が設置されていましたが、その上に腰かけて休憩している人が多くてあまりよく見えません。

ちょうど同じころに頂上に到着した単独の女性に集合写真を撮って頂きました。

その後さらに先へ進みます。

ここから奥金剛までは風を感じながらさわやかな稜線歩きが楽しめました。

山DSCF9067

中金剛へ向かう途中ですれ違った男性が「つまらなかった・・」と一言。

中金剛は最高峰ですが、確かに頂上は狭く、ちょっと物足りない。

何やら石碑がありましたが、何が書いてあるのかよくわかりません。

後に調べたところ富山藩第10代藩主前田利保の歌碑だったらしい。さらに先へ進みます。

いったん下降してから再び登り、予定より早く奥金剛に到着しました。

頂上は広々としているものの、私たち以外に人はいなくて、ここまではあまり来ないようです。

南の方に先日登った水無山が見えるはずですが特定するのは難しかったです。

遠くの景色は霞んでいたものの、教えていただいて、南の方から、御嶽、乗鞍、穂高、そして立山連峰の山々が確認できました。

さすが富山の山ですね。

残念ながら白山を見えませんでした。

ここでゆっくり昼食です。

旅館で作ってもらったおにぎりを食べ、ドリップコーヒーを頂き、のんびり頂上の景色を満喫できました。

50分ほど休憩した後、来た道を戻ります。

前金剛に戻ったころはちょうどお昼で、多くの登山者が思い思いに景色や昼食を楽しんでいました。

今度は山名盤を見ながら山談議で盛り上がりました。

サブリーダーは他の登山者たちにパンフレットを配りながら山岳会をPRです。

さすがです。これをきっかけにメンバーが増えるとうれしいですね。

前金剛を後にして下山しました。

登りと同様に草花を楽しみながら2時半に無事登山口に到着しました。

その後、温泉「天竺の湯」で汗を流してから帰路につきました。

登山後の温泉は最高に気持ちいいです。

やや雲が多かったものの、稜線歩きと遠くの山を望むこともでき、とても楽しい山行でした。ありがとうございました。       [苅谷敬三 記]

[日 時] 平成29年6月17日(土)~18日(日) (晴れ)
[場 所] 富山県南砺市利賀村上百瀬
[参加者] 竹中美幸(CL)、神山敬三(SL)、苅谷敬三、杉山美智子、竹中佳美、野田紀子、水谷 透、三宅一正、村松哲彦                  計9名
[タイム] (17日)中濃総合庁舎14:00=五箇山=瑞峯16:50(泊)
(18日)瑞峯6:30=登山口6:45-1㎞地点(997.9m三角点)7:20-2㎞地点8:05 -片折岳8:30-3㎞地点8:35―4㎞地点9:20-金剛堂山(前金剛)9:55~10:05-中金剛10:22-奥金剛10:45~11:30-前金剛12:07~12:20-3㎞地点13:00-登山口14:30
[地 図] 白木峰(高山14-4)

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