4月バリエーション山行
舟 伏 山 (1040.3m 二等三角点)
舟伏山は旧美山町(現山県市)と旧根尾村(現本巣市)の境にあり、登山は山県市側からが一般的ですが、今回は本巣市の根尾東谷側より登ります。
以前は根尾谷の松田と神崎川神崎の間に山越えの道が有ったとのことです。
そのルートの内、神崎と桜峠間は登山道として現在も利用されていますが、桜峠松田峠間は舟伏山中腹を横切るルートのため流され消滅。
松田峠から先も尾根道に出るまでがトラバース道のため消滅し、松田からの尾根部分が杣道としてかろうじて残っているようです。
今回はその杣道を辿ります。
道の駅織部の里に集合。
分乗してまず根尾分署に登山届けを提出後県道255号線を走り、松田トンネルを抜けて、松田大橋手前の5、6台駐車スペースにて止めました。
神山敬三リーダーよりこれから入会される人や新入会員の紹介と松田峠から桜峠についての説明がありました。
すぐ側の貴船神社に参拝後、登山口に向かいます。
杉林の中はっきりした道が続いており、所々古いマーキングが残っています。
途中に配水管があり、高い音を出して亀裂より水が噴き出していました。
1時間経つと急斜面を登るようになります。
滑りやすく、木の根っ子に掴まり落石に注意して進みます。
若芽はまだまだ。落葉した樹の間から根尾の山々が望め、能郷白山は真っ白。
尾根道になり、白っぽい石が多くなる所から雪が出て来ました。
迷いながらもワカン、アイゼン、スノーシューを持ってきた人達は、それらを装着し快適に歩け楽しそうです。
西ルート分岐点から雪が深くなり、雪景色が素晴らしい。
30分かけて頑張って頂上に到着しました。
二等三角点周辺の雪は溶けていたが、頂上広場は一面銀世界です。
早い昼食タイム。
暖かいラーメンが一番です。
食後、岩桜を見に行くことになる。100m程下るので、雪は全然ない。
岩場を探すと岩桜はほんの少し若芽を開いて咲くまでに至らず残念。
頂上までの登り返しが辛い。
尾根道の雪が緩み歩きにくい。
時々転んだり深みに嵌まり、少しバテました。
頂上に戻り暖かいコーヒーを頂いて、全員揃った後下山。
途中ミスミ草の花が咲いていました。
無事駐車場に到着。
集合場所に戻り解散。 [篠田喜美子 記]
[日 時] 平成29年4月2日(日) (快晴)
[場 所] 本巣市根尾松田~根尾松田・山県市神崎 境
[参加者] 神山敬三(L)、今峰正利、梅田直美、小島孝子、小林和雄、後藤 允、小室左内、塩入英樹、篠田喜美子、下畑佐和子、白木貞次、竹中美幸、東明裕、野田紀子、藤井法道、松原秀夫、馬渕 等、三宅一正、山田昌孝 計19名
[タイム] 道の駅織部の里7:10=松田登山口出発8:20-西山分岐点10:15-舟伏山頂上10:45-岩桜11:15~11:30-舟伏山出発12:00-松田登山口14:15=道の駅織部の里15:30(解散) [地 図] 谷合(岐阜7-1)