3月バリエーション山行
水 無 山 (1505.6m 二等三角点)
水無山は水無湿原で有名ですが、富山県側から登ろうとすると登山口までの林道がダートであり、ダート道の運転が怖くて、なかなか足が向かなかった山でした。
そんな時に水無山が支部山行に入っていたため大喜びで参加しました。
前日の天気予報では昼過ぎから雨の予報が出ていました。
予定通り実施との連絡がありホッとしたのですが、朝家を出た時は雨が降っていました。
これは集合してすぐに解散か、登山口まで行って解散か、途中まで登って下山か・・。
けれど、東海北陸自動車道を北上するにつれ天気が良くなっていき、登山口に着くと青空が出ていました。
登山口から尾根に取りついて、すぐにわかんを装着しましたが、締まっていない雪なのでズボスボと足が沈み、悪戦苦闘しながらのスタートとなりました。
諸先輩方から歩き方の指導をうけながら、暑いからか緊張しているからか、よくわからない汗をかきながらひたすら登りました。
休憩のたびに今峰さんからの手作り干し柿や竹中さんからのドライフルーツ等の頂き物のおやつに助けられてひたすら登るのみ。
スノーシューの方々は楽そうに登って行かれます。
標高差100mほどの急な斜面は、山田さんがラッセルし東明さんが踏み固めてくれたため、みごとな階段ができ楽々と登ることができました。
登山口からずっと小さなアップダウンを何回も繰り返して、やっと水無山の山頂が見えてきました。
山頂へつながる稜線に出るための雪庇を東明さんが突破し、その横で鈴木さん、山田さんが続き合計3か所の登り口ができました。
雪庇を通り抜け稜線に出るとすぐに水無山の山頂でした。
山頂からはこのエリアの山々をぐるりと見渡すことができ、山座同位をしながらの昼食となりました。
鈴木さんと山田さんは昼食も摂らず熱心にロープワークをしていました。
食後に全員で記念撮影をし、下山にかかる時にあられ状の雪が降り始めましたが、少しすると雪は止み、再び青空が出てきました。
どんどん下りましたが、登山口まであと少しというところで雨が降り出しました。
けれど、登山口に到着したときには再び雨は止んでいました。
ロングコースで大変でしたが、他の登山者もおらず貸し切り状態で、時折青空も出て、楽しい雪山登山をすることができました。
ありがとうございました。 [梅田直美 記]
[日 時] 平成29年3月26日(日)(曇り時々晴、一時雪、雨)
[場 所] 飛騨市河合町上ケ島
[参加者] 神山敬三(L)、今峰正利、梅田直美、刈谷敬三、東明裕、白木貞次、鈴木寛人、竹中美幸、山田昌孝、山本善貴 計10名
[タイム] 美濃総合庁舎4:00=水無山登山口6:40-1278.7m三角点10:00-水無山山頂
11:20~12:00-1278.7m三角点12:40-水無山登山口15:10=ゆうわーくはうす
16:00(解散)
[地 図] 角川(高山15-3)