12月例会山行
鎗 ヶ 先 ( 965.5m 三等三角点 )
春日の谷の奥に、ツンと尖った山が見えます。それが今日登る鎗ヶ先です。
岐阜百山の一つですが、初めてという方、久しぶりという方が多く、メジャーな山かと思いきや皆さん楽しみにしてみえました。
最初の計画では9時にもりもり村に集合でしたが、夕方から雨の予報なので集合時間を1時間早めました。
今日は昨年入会した方、今年入会した方、今度入会する方と40代3人が参加され活気があります。
自己紹介の後車4台に乗り合わせ、美束の六社神社へ移動しました。
今日は寺本の閑窓寺前から登り、北ルートの市瀬へ下りるミニ周回コースです。
「この辺りの集落、昭和の匂いが残っていて何だか懐かしいなあ」気持ちよさそうな会話が聞こえてきます。
が、それも少しの間。登山口からいきなりの急登で、みんな息が上がってすぐに一本取りました。
寒い時期は余計にですが、歩き出しの30分を特にゆっくり歩きたいものです。
人の体も昔の車と一緒で、暖気運転が必要です。
▲落ち葉一杯の明るい尾根での休息
「歩きます」というメッセージが体中から脳にも行き渡るまで。
落ち葉がいっぱいの明るい登山道は楽しく、会話も弾みます。
急登が続き岩場を通り過ぎ、向きを北東に変えると、やっとなだらかになり山頂に到着です。
10時を回ったばかり、遅い朝食なのか早い昼食なのか分かりませんが、取り敢えずお腹を満たします。
山頂は以前よりも切り開かれていて、眺めが良くなっていました。
2月に登る貝月山や国見岳、虎子山も綺麗に見えました。
11時、灰色の雲が空を覆いだしたので下山開始です。
誰が言ったのか「今日の山行のメインテーマ(?)はナメコ採り」に向けて、下りは皆の目があちらこちらを鋭く見回します。
美味しそうなナメコ、クリタケを見つけると、皆で収穫しました。
ナメコハンターと名付けられてしまいましたが、これで今晩の食卓が賑わいます。
あっという間に下山、12時でした。
落ち葉を踏みしめながら歩くのは楽しいものです。
皆と一緒に歩けば更に楽しいです。
また、美味しい収穫があれば尚更です。
そして、この山へ以前もりもり村の入口辺りから尾根に取り付いて登ったという話を聞くことができました。
また、ネットでは鎗ヶ先から鍋倉山へ周回した記録があり、山頂からちょっと見ると行けそうな感じがします。
歩いてみたいルートがまた見つかりました。
集合場所に戻ると、鹿肉のお土産もあり、「今夜はジビエ料理だ!」と喜ぶ人もいます。
今日は本当に収穫の多い山行でした。
〔竹中美幸 記〕
〔日 時〕 平成28年12月4日(日)
〔場 所〕 岐阜県揖斐郡揖斐川町春日美束
〔参加者〕 竹中美幸(L)、神山敬三、後藤 允、篠田喜美子、杉山美智子、東明 裕、林 靖子、藤井法道、馬渕 等、山田昌孝、山本善貴、塩入英樹(入会予定)
〔タイム〕 もりもり村駐車場8:00=六社神社8:15-閑窓寺奥登山口8:35-鎗ヶ先10:10~10:55―六社神社12:15=もりもり村12:30(解散)
〔地 図〕 美束(岐阜12-1)