11月例会山行
荒峰山( 1271.8m 三等三角点 )、大船山( 1159.4m 三等三角点 )
当初は16名の参加予定者が8名にまで減ってしまった。
続岐阜百山ということで誰かが希望したのだろうが、荒峰山1山ではいかにも時間が余りすぎるし見晴らしも悪い。
高速を利用して2時間もかけて行ったのに1時間半ほどの山行ではまったく申し訳ない。
なので、その近くにある大船山とセットで計画をした次第である。
荒峰山の見学ポイントは女岩、ネットで確認は出来るが実際に見てもらいたいものである。
大船山のポイントは神社近くの弁慶杉と風車群。また、山頂からの展望もすばらしい。
集合場所の中濃総合庁舎に着くと駐車場が工事で閉鎖されていてあたふたしたが、警備員さんの許可を得て庁舎駐車場に停めさせていただいた。
2台で時間通りに出発。
美濃ICから東海環状で中央道に入り、屏風山でトイレ休憩の後、恵那ICで降りる。
ラフォーレ福寿の里で最後の休憩、水谷さんと合流する。
東明さんが山仲間の若い女性とばったり出会い、聞くと1人で焼山に行くとのことで驚いた。
焼山も林道歩きが長いが、切り払われたルートが出来て簡単に登る事ができるようになった。
大船神社の案内看板に従い道を進んでいく。
紅葉の進みつつある車道をロングドライブである。
大船神社や風車群を通り過ぎて、荒峰山の駐車広場に到着。
ここからアライダシ原生林の見学も自然観察会には良いのではないだろうか。
ほぼ時間通りに出発すると、林道がきれいに整備されていてびっくりである。
下見に来たときは草ぼうぼうで、道もがたがただったのに。
「奥の広場まで、車で入れたね」との声も。
紅葉見物しながら、女岩の案内板のある所に着く。
ここから荒峰山に向かう。
朝露でびしょ濡れになるかとも思ったがそれもなく、山頂直下の尾根に着く。
新しい目印もあり、笹をこいで山頂となる。
案内板では女岩まで10分とあったが、12分で荒峰山山頂である。
見晴らしも無く山名表示板もない。
集合写真を撮った後、登山道に戻り、女岩に向かう。
案内をしている割には、道は笹が生い茂って笹漕ぎ状態である。
登山道を整備して観光地とするにはちょっと難があるのかもしれない。
藤田さんも女岩に登り、姿かたちにいろいろと話が飛び交った。
車止めに戻るとたくさんの車が停まっている。
アライダシ原生林に向かったのだろう。
車で移動して、風車のある展望台に向かう。
▲展望台からの風車群と紅葉
遊歩道を歩いて、展望台で食事とした。
展望台には山名表示板が四方にあり、全ての山を見ることができた。
風車の並びや紅葉もきれいだった。
今は牧場としては使われていないようで、観光で訪れるひとが少しいるくらいか?
大船神社に移動する途中に三角点があるので、立ち寄る。
8人もいるのですぐに見つけることができた。
四等三角点だった。風車を真下から見上げ感動し、回転時の音もあまりしないなど見学できた。
神社の鳥居を通り過ぎ、登山口案内のある広場に車を止めて歩き出す。
まずは弁慶杉を見学。
樹齢推定2500年とあるが、弁慶が植えたと言う説とは年代の食い違いがあると神山さんから指摘が出た。
山頂には大船山の表示と三等三角点。
二等三角点より小さいなと藤田さんが言うと、即座に神山さんから二等も三頭も同じだと返ってきた。
多分知らない人が多いと思う。
また、すぐ近くに御陵局の三角点もあり、神山さんから詳しい説明があった。
さすがに勉強になった。 集合写真を撮った後違うルートで下山する。
切り開きからは風車群が一望できる。
右に紅葉を見ながら車道にでた。
駐車地点まで紅葉見物しながら車道を歩き、水谷さんと別れ1時間ほど早い現地解散となった。
下見も含め3回来たことになるが、今回が一番良い山行となった。参加の皆さんからも良かったとの言葉を頂いた。
〔山本善貴 記〕
〔日 時〕 平成28年11月6日(日)
〔場 所〕 岐阜県恵那市上矢作町
〔参加者〕 山本善貴(CL)、神山敬三(SL)、高木基揚、東明 裕、那須哲郎、久田宗昌、藤田純江、水谷 透
〔タイム〕 美濃IC6:30=荒峰山駐車広場8:30-荒峰山9:20-女岩9:45-駐車地点10:50=展望台11:05~11:45=四等三角点12:10=大船山駐車場12:30-大船山13:10~13:30-大船山駐車場14:00=美濃16:00(解散)
〔地 図〕 美濃焼山(飯田8-4)、横道(豊橋5-3)