支部総会・春期懇親山行 飯盛山(745m 三角点なし)、西津汲(点名)(793.3m 三等三角点)

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支部総会・春期懇親山行

飯盛山(745m 三角点なし)、西津汲(点名)(793.3m 三等三角点)

山P4260012

▲西津汲頂上での記念写真

今年の支部総会の開催場所は、岐阜駅から2㎞程東に行った入舟町の旅館楽遊。3階建てのビルで、駐車場は狭く風呂は男女交互。岐阜の街中にまだこんな旅館があるのかと感心したが、取り柄は貸し切り状態で他の人に気兼ねなく振る舞えること。
例年通りの事業報告と事業計画、決算と予算等の議案が滞りなく承認される。岐阜今西錦司賞は不詳私、堀が受賞することとなった。10年にわたり事務局長を務めたことや支部報その他書籍の編集出版の功績と
いうことだが、思えば長いことやってきたなとしみじみ思った次第である。今年は新しい顔ぶれも多く、懇親会は和気藹々楽しく過ごすことが出来た。
翌朝、旅館向かいのスーパー駐車場で隊列を整え出発、揖斐川町公民館へ向かう。そこで待ち合わせや車の乗り合わせをする。公民館の駐車場からは、これから登る2山が鋭く尖って綺麗に並んでいるのが見える。高さは低いがなかなか美形な山である。
国道303号線を北上し、日坂への道へ左折しすぐに林道に乗り入れる。舗装された道を終点まで。終点の駐車場は狭く、我々の車はギュウギュウに詰めて駐車したが、後からの登山者の車は道路脇に駐車せざるを得ない状況であった。
よく整備された緩やかな遊歩道を登る。30分程登ったところで左にトラバース道がある。それを辿ると欅の巨木があり「月の株」と看板が掲げられている。麓からも見えこの山のシンボルとなっている木だ。そこで暫く休み、その先も緩い尾根筋をジグザグに登るといつの間にか飯盛山の頂上、呆気なく着いてしまった。頂上はゆったりとした広場で大人数でも寛げるが、立木が多く見晴らしは今一といったことろか。
ここまてで帰るという早田前支部長他数名を残し、西津汲に向かう。道は途端に悪くなり、岩がゴロゴロした急な下りである。慎重にコルまで下ると今度は藪に覆われた道を捜しながらの登り。それでも草の背丈が低いので助かる。頂上直下にある反射板を目標に登り、その先に三角点があった。先客の1グループがいたが三角点周辺を空けてくれていたので、我々がちゃっかり占領して暫し寛ぐ。特に代わり映えしない山だったが、ヤマシャクヤクやヒトリシズカ、イチリンソウ、それに絶滅危惧Ⅱ種のミノコバイモがあったと花好きの皆さんには収穫のある山だったと思う。
なお、西津汲の山名を当初私のうろ覚えで「蟻山」としていたが、何処を捜してもその名前は出てこない。前述の「月の株」の看板に括弧書きで「蟻山の天狗の木」と記載してあったので、そこら辺から来たのだと思う。頂上には「外津汲山」という看板もあったが、無難なところで点名の「西津汲」と表記したことをお断りします。      [堀 義博 記]

[日 時] 平成27年4月25日(土)、26日(日)

[場 所] 支部総会;「旅館楽遊」  岐阜市入舟町3丁目18-2                              懇親山行;岐阜県揖斐郡揖斐川町西津汲

[参加者] 猪又敦子、大脇美代、織田沢美智子、神山敬三、後藤 允、西條好廸、清水千枝子、白木貞次、杉山美智子、関本澄子、関本俊雄、高木基揚、竹中美幸、竹中佳美、長屋桂子、縄田さかゑ、林 一美、早田道治

藤田純江、堀 義博、堀井昌子、松本 良、馬淵 等、三宅一正、水谷 透、村松哲彦、苅谷敬三(以上、総会及び山行参加)、東  司、今峰正利、太田義一、岡田育子、岡田清美、小田幸枝、久野菊子、熊田宗次

鈴木寛人、野村百合子、廣瀬 正、藤井法道、水谷嘉宏(以上、総会のみ参加)山本善貴(以上、山行のみ参加)

[タイム] 「旅館楽遊」7:50=揖斐川町公民館~9:00=林道終点9:25~9:35―月の株(欅)10:00~10:10―飯盛山10:30~10:45―(点名)西津汲11:30~12:25―飯盛山13:00  ~13:10―

林道終点13:45~14:00=揖斐川町公民館~14:40(解散)

[地 図] 谷汲(岐阜7-4)、横山(岐阜11-3)

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