第十期 第四回(通算179回) 平成27年5月31日 |
天気 晴れ 気温25度(正午現在) 記録 藤井法道 |
参加者 藤井法・竹中佳・神山敬・岡田清・浅野勝・久野菊 |
作業内容作業のためのアプローチ林道がその中央部で土砂崩れのため入ることが出来ず二か月近くも作業が出来なかった。しかし県や町の協力でこの程ようやく復旧がかない通常の作業が出来ることになった。
昨年の今頃、マイマイガのケムシの異常発生で新緑に覆われるはずの森が食害で一変し、初冬の森の様になってしまったことが思い出される。 未だ1~2年は続くとの話に今年も有る程度覚悟したが、すでに植栽地ではかなりの食害が進んでいた。これらの駆除のため三台の噴霧器を持ち込み、手分けして約60ℓ余りの駆除藥の散布を行った。 雪害やウサギやシカによる食害の顕著な増加(下山途中でもカモシカに遭遇した)、そして予想もしなかったマイマイガなどなど、ホトホト情けなくなるのが実感である。 とにかく試行錯誤の連続だが、今年度は小規模ながらも試験的にネットを張ることで様子を見る方向で進めたいと思う。 その他、冬場に傷んだ登山道の階段整備などを行い、午後二時頃作業を終わり下山した。 |
備考権現のシンボルツリーとして森林づくり開始10年余りの間、常に作業の参加者や登山者に親しまれてきた「ブナ爺」が突如として枯れてしまった。
樹齢200~300年になるか定かではないが、まれにみるブナの大木がこれ程までにあっけなく命を絶たれてしまうものかと一同唖然とするばかりであった。ここ2~3年ヤドリギの勢いが顕著で、ブナの勢いがやや気になってはいたが、昨年のマイマイガで新緑が一掃する異変がきっかけになったのかもしれない。 それにしても余りにも突然の事で残念でならない。 なお、隣りの「ブナ婆」は異状なく元気で新緑に包まれている。 |
事務局便り次回の作業は6月7日です
作業内容は植栽地内の植栽木の養生、歩道の整備などを行います。 なお、今年初めに亡くなった高木泰夫元副支部長の散骨供養式が7日権現山頂で行われます。希望者は参加ください。 |