百名山サポート企画 焼岳  

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百名山サポート 焼岳 山行報告書
期日 2019年6月23日(日)
天候 晴れ、曇り、のち雨
参加者 CL東明 SL梅田 白木 今峰 渡部 矢口 山本 杉山 竹中美 菊井佐々木
行程 5:00中濃総合庁舎-美濃IC~清見IC~国道-高山西~高山IC-安房峠道路-中の湯温泉-7:48登山口出発-9:22広場-10:37稜線-10:49山頂-11:13下山開始-11:23稜線分岐点-13:53登山口-14:12~15:10温泉-17:20中濃総合庁舎解散

焼岳は岐阜県側からのルートで登ったことがありますが、長野県側からは登ったことがなく、楽しみな企画でした。
週の初めの予報では雨確実でしたが、傘マークが消えて雨は降らないだろうと決行になりました。百名山とあって希望者も多く、4台くらいになるかと思って5時前に集合。参加者は11名で3台でのスタートとなりました。5時集合は遅くないのかと思いましたが、2度のトイレ休憩を入れても現地に7時半過ぎには着きました。登山口付近の路肩は車でいっぱい。もう少し停め方を考えればいいのになあと思う。
快晴の中、明神を眺めてスタートする。

前日の雨で登山道はぐちゃぐちゃになっています。
今日は、靴もザックもウエアも新品なので、気を使いながら歩く。

足元にはニリンソウ、ユキザサ、エンレイソウ、マイズルソウなどが咲いていて、花に目覚めた白木さんの教授に皆さんびっくりする。
新入会員の二人を気遣って、ゆっくりとしたペースで先頭を行くSL梅田さん。適度な休憩も取り入れて、全く疲れない。いつも叱られる私とは大違い。樹林帯の中、汗はかくが時折吹く風が心地よい。広場に出ると目の前に焼岳の荒々しい山塊が目に飛び込んでくる。

新緑のナナカマドが一面に広がり、青空に映えてきれいだ。目を閉じれば、秋の素晴らしい紅葉と焼岳が想像できる。
この先は、岩のルートとなるがマーキングがしっかりしていて、何も迷うことはない。早出の登山者とすれ違うと、素晴らしい眺めだったよと話しかけられる。ガスがかかったり、晴れたりと下山時の雷と雨が気になる。振り返ると霞沢が目の前にあり、何度も計画倒れになって登れなかったのが非常に残念だ。(残雪期ルートで登ったメンバーはいる)

噴火警戒レベル1の山でもあり、登山者はヘルメット着用者が多く、意識の高さを感じる。我々もヘルメット着用するべきだったと反省する。

稜線に出て、噴火口を望む。南峰は立ち入り禁止区域となっており、三角点が気になるところだが、山頂となる北峰に向かう。

直下の場所はベテランの指導の下、3点確保で登りきる。

集合写真を撮ってもらい、早々に昼にする。山頂には信州医大のメディカルスチューデントが4名。かわいい女子たちには、常念岳で出会えるそうだ。

昼食後もガスは晴れることなく、雨が気になり下山にかかる。

岩場の下りは慎重に、今峰さん、白木さんの指導のもと無事に下る。

登山道の丸太が劣化して鉄筋がむき出しになったりして、整備が望まれるところである。

杉山さんの踏み抜きによる転倒もあったが、けがはなく良かった。九州から団体で来ている登山者は全員がヘルメット着用で、子供かと間違えて方がいたが、実は高齢の方ばかりで、すれ違いざまに若さをもらいますと握手され、パワーを吸い取られてしまった。(笑)なんと3日間で御嶽、焼岳、乗鞍と登られるそうだ。
樹林帯に入ってからは登山口までが長く感じた。パワーを吸い取られたせいか、疲れてしまった。下山後に雨が降り出し、濡れることなくよかった。

全員が中の湯温泉につかり、汗を流した。とても良いお湯だった。
百名山企画、今後も期待して参加していきたい。

記録文 山本善貴

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