6月バリエーション山行
地図ナビ講習会
山岳遭難の約四割を占めるのが道迷い。自力下山や道迷いの結果の滑落転落の事故はそれに含まれないため実際の数値はそれ以上と推測される。昨今は春の山菜取り、秋のキノコ採りの遭難も増えている現状を踏まえ、国内山行委員会としては支部山行だけでなく個人山行も含めた安全登山を考えて、普及著しいスマートフォンを利用した山岳ナビゲーションの習得を実施したいと考えた。
今回の講習では地形図・オリエンテーリングマップを用いて地形図の信頼性の限界やコンパスナビゲーションの方法、概念図の考え方からベアリング表を使ったナビゲーションなど紙地図とコンパスを使ったナビゲーションを体験して、スマートフォンを使った同様のナビゲーションを基本操作から実践までを実施してもらったのであったが…1回の実施で完結させようとした考えが甘かったようで、皆さん分かったのか?分かってないのか?分からないような状態で終了したようだった。今後、希望があればもっと項目を分けて実施したいと思います。
〔山田昌孝 記〕
〔日 時〕 平成31年6月16日(日)
〔場 所〕 岐阜市三田洞オリエンテーリングコース(百々ヶ峰山麓)
〔参加者〕 山田昌孝(講師)、水谷嘉宏(アドバイザー)、窪田百合子、神山敬三、
小島孝子、杉山美智子、林靖子、馬渕等、三宅一正、琴尾泰典、下畑佐和子、民田勇
計12名
〔地 図〕 岐阜北部 (1/2.5万)