台湾第二の高峰 雪山3886m登頂
海外山行 日本山岳会 岐阜支部
日 時: 2017年11月13日(月)~11月18日(土)
参加者:佐藤正雄、藤井法道、三宅一正、山田昌孝、藤田澄江、清水友子、竹中佳美
、林 靖子 日置文夫(新会友) 合計9名
(西遊旅行大阪支社・ガイド 城戸 和広と現地ガイド2名引率)
登山 1 日目、武陵の登山口15:18分出発 ~ シチカ山荘16時42着、シチカ山荘泊。
2 日目, シチカ山荘 5:00分出発、~ 雪山東峰(3.201m)8:57分着
三六九山荘10:45分出発 ~ 雪山頂上14:10分 到着
雪山頂上14:50分出発 ~ 三六九山荘16:30分着、
(Tさんは、3.800m付近で予定時間となり山小屋へ引き返した。Hさんは根性で登頂し、無事山荘へ到着、) 山荘泊
3日目 三六九山荘6:45分出発、ゆったりと雄大な景色を眺め楽しい会話も弾むシチカ山荘10:20分着 分武陵の雪山登山口11:05分着
<1日目 11/13(月)>晴れ
中部国際空港から、9人が集合し約4時間で台湾の桃園国際空港に到着。
専用バスで台湾東部の雪山登山口近くの礁渓温泉のホテルに宿泊。
このホテルは温泉があり、水着必着で数名入浴。
夕食は、鳥の丸焼き料理で日本のチキン料理とは異なり、歯ごたえがあり美味しくいただきました。
<2日目 11/14(火)>晴れ 午後頂上手前でぱらと小雨
朝はゆっくりめに専用バスで出発し、昼食後登山口のある武陵農場へ向かいました。
登山管理センターで登山ガイドさんとポータさんに合流し、登山注意事項のビデオを鑑賞後、小雨の中を登山開始しました。
登山道はしっかり整備されとても歩きやすく、1時間強でシチカ山荘に到着した。
夕食は、同行の専任シェフが、品数多数の料理を作ってくれました。
<3日目 11/15(水)>
起床4時、朝食を頂き、ヘッドランプを点けて登山開始。
夜が明け始めると、中央尖山(3705m)や南湖大山(3536m)を展望する事ができ、今度はあの山へいきたいなあ~と、皆溜息まじりに話しました。
展望台で休憩し、その後雪山東峰(3201m)に全員揃って登頂しました。
この雪山東峰には、日本の四国小豆島から運んだ三角点があり、皆で集合写真を撮りしばし休憩しました。その後、30分程度で本日の宿泊所である三六九山荘に到着した。
ここで、昼食を取り、2人は山荘付近をゆっくりトレッキングを楽しむとの事。
7人は雪山頂上目指した、山荘上3300m付近に多くの枯れ木が真白に聳えて美しく輝いていた.ジグザグそしてアツプダウンの登山道3400mを過ぎても樹林帯である、カール谷の入口で雪山の山頂を眺める事が出来た。
この場所の事を現地ガイドさんは、「天国の広場」と表現していました。
カール谷上部小雨3800m付近は、空気も薄く歩く速度も落ちた、厳しい寒さの中、やっとの思いで14時頃5人登頂、感激を味わい写真撮影、続いて根性で1人登頂。
下山14時50分ごろ開始、頂上付近は石も多く慎重に下りた、速十三六九山荘に16時30分到着。
長時間にわたるアツプダウンの多い登山でしたが、全員無事に下山できた事に感謝して、早めに就寝しました。
<4日目 11/16(木)>
早めに起床し、朝食後下山開始しました。
途中、2、3回の休憩のみで登山管理センターまで5時間強で一気に下山しました。
ここで、登山ガイドさんとポータさんに別れ、専用バスで寺や土産物屋のある南村に立ち寄り、台北のホテルへ向かいました。
夕食は、日本でも有名な鼎泰豐の小籠包を、1時間待ちが普通のところ待ち時間無しで腹いっぱいいただきました。
手配していただいた、ガイドさんに感謝です。
<5日目 11/17(金)>
ホテルを早朝に出発し、松山国際空港から国内線で台湾海峡の西に位置する金門島へ向かいました。
金門島は、台湾本土から約270km離れているのに、中国厦門(アモイ)までは約10kmほどの近さです。
現地ガイドさんと合流し、馬山観測所へ行きここでマイクを通して、住民に呼びかけしたテレサテンの面影に浸りました。
地下坑道があり戦争の痛ましさが蘇って来ました。
続いて、山后民族文化村で、金門島出身の王氏が故郷の為に建てた18棟を見学しました。
その後、フェリで小金門島へ渡りました。
真夏のような暑さで汗がダラダラ出てきた中、九宮坑道を見学しました。
船がこの坑道内で武器や食料を調達したり、船を隠したりした場所だそうで、坑道とは思えない程の広さでした。
その後、上海海灘へ行きましたが、ここからは厦門(アモイ)の高層ビルが真近かでした。
海岸には、レールを切断しコンクリートで固め海岸に固定して防衛柵にしてあり、それが海岸に長く設置してありました。
初めて見る防衛柵であり、驚きと共に戦争の恐ろしさを感じずにはいられません。
次に地雷の展示施設を見学しました。現在でもいくつかは地雷がまだ埋まっているそうです。
つくづく平和な日本に生まれて良かったと感じずにはおられませんでした。
この様なマイナーな観光が出来た事に感謝です。
<6日目 11/3(土)>
旅行最終日で、昼までは各自自由となった。
2、3人毎でそれぞれ昼まで行動し、台湾桃園国際空港へ向かいました。
ガイドさんが出発口まで、見送りしてくれこの旅行が充実した事に感謝しました。
名古屋国際空港に19時過ぎに到着し解参しました。
この登山旅行に感動し、参加出来た事に感謝します。
[林 靖子 記]