富士見台高原 (1,739m ) 平成30年8月26日(日)

富士見台高原 (1,739m  )

中濃総合庁舎出発班と現地神坂峠駐車場で8:30に合流すべく、記録担当者は直接集合場所に向かい到着を待つ。やがて到着した班と準備整い次第、8:25駐車場を後に11人全員そろって山頂を目指して出発した。登山道両脇の朝露に濡れた草木の間を登り始めて程なくすると、左手前方に大部分ガスに覆われた恵那山の姿を見ることとなった。大人に交じって小学生2名が元気よく一緒に歩を進めていった。30分ほど登ったところで展望が開けると、右手下方萬岳荘から登ってくる道と合流した。
ひと休みしたのち、そのまままっすぐ頂上を目指して進んだ。途中広々とした登山道少し左手奥まったところには、しっかりとしたトイレ・休憩所が2棟建っていた。広く一般の人が気軽に(?)訪れることが出来るコ-スゆえの結果であろう。9:25頂上に到着した。
360度の眺望は、いつ見渡しても素晴らしい。暫くして、食事はどうしよう・・・?
時刻は未だ9時半を少し回ったところだが・・・・と言ってはいたが、後藤・竹中(美)両名の名シェフ(!)による豪勢な朝食・昼食折衷みたいな不思議な食事の準備が始まった。ガス台・フライパン各2個により出来上がっていく料理が、なんとまぁ肉料理!! 脇を通りかかった外国人を含む数人の登山者たちの中から、その光景に“おぉ~、これ何ぃ~、こんなの見たことない!”と驚嘆の声が聞こえてきた。
こうした楽しい食事時間があっという間に過ぎて、満腹感を味わいながら順次下山の準備を始めた。じっとしていると少々肌寒ささえ感じる状況になってきていた。11:00丁度用意が整ったところで、萬岳荘方面下山ル-トに向かって下山を開始した。11:30荘到着し小休止をした後、11:45神坂峠駐車場を目指した。12:30全員無事駐車場到着を確認後
またの山行機会を楽しみに解散し帰路に就いた。      (三宅一正 記)

日 時  平成30年8月26日(日) (晴れ)
場 所  中津川市~下伊那郡阿智村
参加者  後藤 允(CL) 竹中美幸 下畑佐和子 杉山美智子 高木基揚 古田 大
田中啓太 三宅一正 ほか大人1名・子供2名 合計11名
タイム  中濃総合庁舎6:00=恵那峡SA=神坂峠駐車場8:25-富士見台高原頂上9:25~11:00=萬岳荘11:30~11:45-12:30(解散)
地 図   ?

「花の旅 歌の旅」くじゅう連山

「花の旅 歌の旅」くじゅう連山

このたび日本山岳会の会報誌 山 8月号に岐阜支部会員杉山様の活動報告が掲載されました。

会報誌をご覧になってない方は、今一度、ご覧になっていただきたいと思います。

杉山様の了解を得まして、原文のまま投稿させていただきます。

花の旅歌の旅  九重連山
杉山美智子

縁あって8年余り前に岐阜支部に入ってまもなく、「坊がつる讃歌」という歌のあることを知り、楽曲に激しく魅せられて、一度現地を訪れてみたいものだとかねがね思っていたところ今回の企画を知り、欣喜雀躍すぐに参加申込みをしました。
6月7日岐阜を出て名古屋から新幹線、小倉からソニックに乗り継いで別府駅前のビジネスホテルに前泊。8日午前9時半、約束通り東九州支部の尾家さんが満面の笑顔でロビーまで迎えに来てくださいました。同宿の北海道支部の女性2人とともに尾家さん運転の車で筋湯に向かいましたが、車を打ちつけるような大雨。時々雷ゴロゴロ、この先どうなることでしょう。
途中〝野の花の郷〟で昼食の折り、大分空港からご到着の山行委員長他東京組の男性3名、千葉、日野、大阪の女性3名、それに尾家さん以外の東九州支部6名の方々と初対面のご挨拶をしました。早速皆で郷土料理のだんご汁や山ごぼう(あざみの根)を美味しくいただきました。
筋湯の八丁原ヴューホテルに入り荷物を置き雨具を着て、山群の最も西にある独立峰涌蓋山へ。ここで私は初めて間近にミヤマキリシマの花を見て、感動してカメラを向けていたら、支部の方が言われました。「そんなしおれたの撮ることないよ。明日いくらでもあるから」と。いやいや信じないわけではありませんが撮り続けましたよ、はい。山頂でいただいた、工藤さんご持参の地元高級農園の大きな苺の美味しかったこと
翌日は昨日の雨が噓のような快晴。心も軽く筋湯を車に分乗して出発。牧ノ峠で下車。久住山、中岳、白口岳、鉾立峠を経て法華院温泉へと歩きます。途上の西千里ヶ浜から眺めれば、北に星生山、南に扇ヶ鼻、もう言葉はいりません、まさにピンクの絨毯の連続です。

昨日との天候の差があまりにも大きくて心の中で思わず「ありがとうございます。満足したので明日は雨が降ろうが槍が降ろうが文句は言いません」と呟いていました。

花の道を通って午前 時前に久住山へ登頂、皆で記念写真。

御池遭難碑の前の平地で昼食。8日夜から参加の河野さんが、家から持って来て下さった冷えた剥き甘夏は、疲れた身に甘露のように沁みわたり格別でした。
食事の後、あらかじめ用意していた「坊がつる讃歌」の歌詞カードを加藤支部長に預けて、「ここで歌いたいのです」とお願いして皆で合唱しました。この歌声決して忘れません。大自然の中で歌うと本当に気持ち良かったです。東九州支部では毎年慰霊登山をなさっているとのことです。お天気に恵まれて最高に楽しかった山歩きも終わり午後3時半頃法華院温泉山荘へ到着。夕食を終え、気心も知れて親しくなった北海道支部の方々と3人個室でゆっくり眠りました。
3日目(最終日)は昨日の心の呟きが聞こえたのか朝から雨模様。なので大船山、大戸越ルートを割愛し、雨ヶ池越へ直行して長者原へ下ることになりました。
原曲である広島高師山岳部歌「山男の歌」の替え歌なる、「坊がつる讃歌」を創った九大生3人の管理していたあせび小屋を、支部長が案内して下さいました。「四面山なる坊がつる/夏はキャンプの火を囲み/夜空を仰ぐ山男/無我を悟るはこの時ぞ♫」。この美しい湿原に想いを寄せた山男たちの青春の歌は、私の老春の愛唱歌になることでしょう。坊がつるが見下ろせる場所で名残りを惜しんで再度皆で、「坊がつる讃歌」を声の限り歌いました。
雨に洗われた新緑が美しく、ウツギ、紫陽花、オオヤマレンゲなどの花を見ることができ、アサギマダラにも出会えました。
長者原へ予定より早く着いたので足を延ばし、計画にはなかった大岳地熱発電所、川端康成の名作『千羽鶴』の続編『波千鳥』の文学碑を見学した後、鄙びた味のある筌の口温泉に浸かり山行の疲れを癒しました。
ひとかたならぬおもてなしをして下さった東九州支部の皆さま、長年の憧れの地に導いていただいた委員長の征矢さん、お世話になった長島さん、本当にありがとうございました。

バリエーション山行  双六岳・三俣蓮華岳・鷲羽岳・水晶岳

バリエーション山行 双六岳・三俣蓮華岳・鷲羽岳・水晶岳

日 時 平成30年8月17日(金)~19日(日) 3日とも快晴
参加者 CL東明・古田・久田・塩入・SL梅田
コース 1日目  新穂高→双六小屋テント泊
2日目  東明・古田・久田 「双六岳・三俣蓮華岳・鷲羽岳・水晶岳・雲ノ平」
塩入・梅田 「双六岳・三俣蓮華岳・鷲羽岳」  双六小屋テント泊
3日目  樅沢岳→新穂高へ下山
内 容  美濃総合庁舎に集合し、新穂高の鍋平駐車場で塩入さんと合流し、小池新道へ。
鏡平山荘で昼食を取り、双六小屋テント場へ。テントを設営し、早速宴会モード。

翌朝が早いので早めに夕食を食べ就寝しました。

夜中に起きた時は満点の星空。
2日目は2チームに分かれ、東明チームは雲ノ平まで目指ざし、梅田チーム 鷲羽岳を目指しました。

霜柱ができていて北アルプスは秋でしたが、快 晴で富士山や白山まで見渡せ、とても気持ちいい稜線歩きができました。

2日目の 夕食は古田シェフが腕を振るってくれ、楽しい夕食となりました。
3日目は日の出を見るため、朝食前に樅沢岳に登りました。

北鎌・西鎌尾根がきれいに見え、焼岳が雲海の中から頭だけ出しており、絶景でした。

樅沢岳を下りて から朝食を食べ下山。

鏡平山荘でお約束のかき氷を食べ、鏡池で逆さ槍を堪能して 大満足で帰ってきました。

記 録 久田さん

梅田さんのヤマレコ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1563634.html

東明さんのヤマレコ  https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1562727.html

バリエーション山行  第4回沢登り 小俣谷

バリエーション山行  第4回沢登り=小俣谷
・期 日  8月5日(日)
・場 所  九蔵川・小俣谷(高山市朝日町)
・集 合  9時頃 朝日町「あさひ道の駅」駐車場集合
・リーダー 木下喜代男
・行 程  青屋に駐車し林道歩行30分 入渓10:00 <途中昼食> 駐車場所15:30頃

今年は大垣の山岳会の知友Nさんはじめ4名も参加され、10名となった。

乗鞍の谷に精通しておられる地元のFさんにも同行いただいて、総勢12名で大人の水遊びを楽しんできた。

九今回の年齢構成は40歳代から50、60、70歳代、そして82歳のS大先輩も参加された。

Sさんは、岐阜市の老舗山岳会〇〇登高会のメンバーでもあり、お若い時には穂高の屏風岩や前穂4峰の冬季初登攀をしておられる名クライマー。

今なお体力抜群で、先日体力チェックに上高地から奥穂高を日帰り往復されたとのこと。

蔵川沿いの森林管理署林道ゲート600mくらい手前に駐車し、林道を2㎞弱歩くと小俣谷の分岐に出る。

今回も途中のクライミングなどは難なくこなしておられた。

今年は長期間雨が降らず水量は少なかったが、それでも霊峰乗鞍からの清冽な水は絶えることなく、我々を楽しませてくれた。

夏はなんといっても沢登りに限る。

文章については、飛騨山岳会の木下様のブログを引用させていただきました。

この九蔵川(谷)については、木下のブログ=隠居の「飛騨の山とある日」に載せていますので参考にしてください。 http://hidanoyama.jugem.jp/

山田さんのヤマレコ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1546347.html

 

7月例会山行 大長山、赤兎山

7月例会山行 大長山、赤兎山

期日 7月22日(日)

参加者 CL小林 SL塩入 梅田、神山、竹中美、野田、久田、佐藤、三宅、山本、東明

連日40度近い猛暑の中、赤兎山に登りました。

登りやすい登山道、そして白山の展望が楽しめる。

老若男女が楽しめる皆に人気の山です。

この猛暑の中でも数多くの登山者と出会いました。

もともとは大長山・赤兎山の縦走の予定を、暑さゆえ体力の消耗が心配されたため、赤兎山のみに変更。

のんびりと景色とご飯を楽しむことができました。

山頂、避難小屋と移動し、別山・白山を始めとする両白山地の山々(三の峰~野伏)の眺望を楽しみました。

諦めていたニッコウキスゲも一部残っているところがあり、きれいに咲いている姿を見ることができました。

池塘にあまり水がなく、楽しみにしていたカエルの大群に出会うことはかないませんでした。

かえりに、ラブリー牧場でアイスクリームを頂いて岐阜に帰りました。

赤兎山を登ることをずっと宿題にしていた方の念願も果たせて、ゆっくり山行、暑気の中の癒しの一日となりました。

 

清掃登山 百々ケ峰 30年6月17日(日)

「清掃登山」実施報告

期日  6月17日(日) 晴れ
山名  百々ケ峰
集合  三田洞弘法四季の森駐車場 9:00
コース
四季の森センター駐車場9:00…三田洞展望台…西峰…百々ヶ峰展望台(山頂)11:00…管理道路経由…駐車場12:45…解散13:00

参加者  山本(CL)神山 後藤 竹中(美) 竹中お母様 足立様(一般参加)

梅雨のさなかの計画で天候が心配されたが、曇りのち晴れとまずまずの天候に恵まれました。
事前の呼びかけも急だったためか、参加者が少なく、岐阜支部の第1回目の清掃登山としては残念な気がしました。しかし、ホームページを見られた方からの参加希望が1名あり、内心ほっとした所もあります。百々ケ峰は登山者も多いが、ごみが落ちていることも少ないという、話もあり期待薄で臨みました。


キャンプ場経由でスタートすると、ボランティアの方の下草刈りが行われていました。

メンバーは腕章をつけて、ごみ袋に火ばさみを持っているため、清掃活動を行っていることは一目瞭然です。
竹中さんは、お母様と管理道を通り、展望地までで折り返します。
すれ違う方々からは、「ご苦労様です」、「お疲れ様です」、「結構ごみがあるんですね」などと声をかけていただき、やりがいを感じます。
個人でごみ拾いをして見える方もいて、同じルートでも「そんなにあった?」と問われました。
山頂でおにぎりを食べて、すぐ管理道を下ります。途中で竹中さんと合流し、ごみを前にして写真を一般の方に写真を撮ってもらいました。


午後から予定がある方も見えて、早めに切り上げ、解散としました。
このような活動は人目につく所で行えば、もっと成果が得られると思います。
また、会員の皆様の積極的な参加があれば、より広く活動できて日本山岳会のアピールにつながると思います。

それと、リハビリ登山や、清掃登山などは関心が高く、ホームページによる広報はおおいに効果が期待できることを実感しました。
報告文 山本

6月バリエーション山行   三方崩山(2,058,7m 二等三角点)

6月バリエーション山行

三方崩山(2,058,7M 二等三角点)
昨年9月、白山を平瀬道から登った時、初めて三方崩山の名前に接した。「いい山だ、機会があれば行くべきだよ。」と、その時に教えてもらった。今回の山行に一も二もなく、すべてのスケジュールを調整してエントリーしたのは、耳から離れることのなかった強烈な山名に、反応したからである。
さて当日。梅雨入り前の最高のコンデション。5:00に美濃総合庁舎集合。チェンソーを片手に、満面の笑みの後藤さんがみえた。どうやら車道の途中に倒木があり、チェンソーでそれを処理する、と言う。さすがに岐阜支部である。林業をテーマにした邦画のワンシーンを勝手に想像した。6:30、道の駅飛騨白山着。3台の4WD車に分乗、噂の車道を登る。かなりの悪路だ。が、しばらくすると、後藤さんからNGサイン。降りてみると倒木は1本だけではなく、雪の影響を思わせる青々とした葉を蓄えた大木達が、完全に道を塞いでいた。これは気合の入る山行になる、素直に思った。
7:00、当初の予定通りにA隊6名、B隊6名で登山路に入る。ミズナラ等の大木の急坂をしばし歩くと、やがてブナばかりの美しい林になる。8時過ぎ、4等三角点で一本休憩を入れる。竹中美幸さんが後からくるB隊への差し入れ、漬け輪切りレモンをリレーする。1200Mを越えたあたりからは、尾根がところどころで見えてきた。雪渓の白、春を告げる青葉、荒らしい岩肌、そして青空のコントラストが美しい。絵に描いたような美しさ、ではなく、美しい風景のオリジナルを目に焼き付ける。この段階では、の感想である。
しばらくすると、いよいよ尾根が近づいてきた。どうも両側が崩れている個所もある。奈落の状を呈している。どうにかなるさ、と初めの内は粋がっていたが、途中からは気合ボタンより、非常ボタンを押したくなった。山頂は予定より30分早く10:30。アラサー(20代後半)の男性二人とソロの方が先客で昼食をとられていたが、崩れ方が想像以上だと、話をしている。新しく崩れた思われるところは、鎖の先にロープを足してあったが、鎖の支点石は浮いており、かつロープも崩れに対して短い。下りは気を付けないと、各々語る。「うーん、前と違うなぁ、崩れが出ているぇ。この次来る時は、この山頂もあるのかなぁ。」と、三回目登頂の某会員。確かに尾根にあった四等三角点も、山頂の道標も傾いていた。無言で昼食をとり、おもむろに紐を締めなおす。その後B隊が到着する。先輩たちは満面の笑み、年齢自慢の話に花が咲いている。艶やかな大先輩達と接するうちに、下りへの恐怖感は和らいできた。神山さんに靴ひもの締め方を教わり、東明さんに滑らない歩き方講習を受ける。
下りは今峰さんの指示で、竹中サブリーダーの次を歩かせていただいた。教わりながら、すべてを実践する。緊張が解けたのだろうか、尾根の風がココチ良かった。今、データを振り返れば、黄色いスミレやら愛らしい花々の写真は、すべて下りで撮影されている。現金なものだ、と自分を知る。
下りはメンバーの脚の具合を見極めるシーンがあり、最後はAB隊合流での下山となった。予定時間を過ぎたが、いろいろな話で大いに盛り上がる。登山口で山の水を得る。この水は抜群に美味しかった。道の駅での足湯をしながらの、コーラもおいしかった。
山はルーツを想像させるネーミングが多い。この三方崩山、いつからこの名前を頂戴したのだろう。名前にふさわしい山であった。可憐な花との出会いも楽しかった(たくさんの花がありすぎて、黄色のスミレしか覚えていない)。又いつかチャレンジしたいと思うが、違う風景、ルート山になっているような気がする。
いずれにしろ、会員として基礎体力、登山スキルの向上に注力する、と誓う次第です。
[塩入英樹 記]

[日時]  平成30年6月3日(日)
[場所]  岐阜県白川村平瀬
[参加者] 竹中美幸、神山敬三、今峰正利、小林和雄、東明裕、梅田直美、後藤允、苅谷敬三、竹中佳美、白木貞次、馬渕等、塩入英樹
[タイム] 美濃総合庁舎5:00~道の飛騨白山6:30~6:40―上部登山口
7:00出~頂上10:30~11:30―上部登山口16:00~16:20―道の駅飛騨白山16:30~17:00(解散)-美濃総合庁舎18:30  (東京24:00)
[地図]  新岩間温泉、平瀬

2月例会山行  明 王 山 ( 383.0m 二等三角点 )

2月例会山行

明 王 山 ( 383.0m 二等三角点 )

好天に恵まれた各務ヶ原アルプス、別名、関南アルプスの一つ、明王山山行です。通常の山行より集合時間も遅く、山に行くというより近所にウォーキングするような感じでした。9:30集合ということで準備も万端です。明王山はリハビリ登山でも定番の山です。体力さえ問題無ければ、認知症の方でも比較的容易に登ることができます。
今回は猿啄城周回コース、猿啄城から明王山山頂を経由するコースです。猿啄城までの上りで身体が暖まり、準備運動完了と行きたいところですが、ここから山頂まではのどかな稜線コースで、どちらが準備運動か分かりません。猿啄城までの上りで体力を使い切った方もいたかもしれませんが、のどかな稜線コースでは会話を充分楽しみながら歩けました。山頂では風も無く、1時間ほどゆっくり昼食出来ました。無風快晴の中遠くは名古屋市内、近くは犬山城を見降ろし、心地よいひとときを過ごせました。帰路も身体より会話がはずみ、あっという間の山行でした。   [古田 大 記]

[日 時] 平成30年2月25日(日) (快晴)
[場 所] 坂祝町勝山 ~ 各務原市鵜沼町 ~ 坂祝町勝山 計13名
[参加者] 古田 大(L)、大口瑛司、神山敬三、後藤 允、小島孝子、下畑佐和子、杉山美智子、竹中美幸、竹中佳美、林 靖子、三宅一正、山田昌孝、山本善貴
[タイム] 猿啄城駐車場9:30-猿啄城(城山)10:00-明王山山頂11:30~12:30-猿啄城駐車場14:00(解散)

[地 図] 美濃関(岐阜4-1)

1月バリエーション山行  見 当 山 (1351.9m 二等三角点)

1月バリエーション山行

見 当 山 (1351.9m 二等三角点)

当初予定では金曜日の夜集合してテント生活のはずだったが、大寒に入ってからの大雪で岩ケ谷山の頂上は無理、サブコースの三之宿への尾根も無理と判断した。色々思案し、朝出て登れる山として見当山に目標を変えた。集合時間が過ぎても中々現れぬ水谷さんを待ったが、あきらめて30分遅れで出発する。
早朝の高速道路を快適に走り、ひるがのSAで鈴木さんと合流し、積雪70㎝ほどの「牧歌の里温泉」へ。さらに除雪の終点、クラブハウス入口までおよそ2㎞を車で移動し、身支度を整え出発する。
歩きはワッパが効いて多少潜る程度だが長くは続かない。交代にトップに立ち順調に歩を進める。右側の駐車場を過ぎ谷間の林道を辿る。橋を渡って先の三叉路を右に進み、左側の斜面に取り付く。1268mで一服。谷を挟んだ正面に目指す見当山を確認。遠いなァ。大きく右迂回する尾根を快調に登り見当山頂上。東側の荘川一色方面、西側のひるがの牧歌の里方面も雪面の所々を黒くしていた。積雪はどの位か、ピッケルを刺しても届かない。
帰りは登り道を300m戻り、南に続く尾根を伝う。100周年記念の分水嶺踏査を思い出す。勤めていた当時の別荘に泊り、早朝に登り出した話をする。1342m地点で鷲ケ岳に続く尾根から南西に250m進み、後は西に下ればよいと一服。単調な尾根下りを続けて、登りで経由した橋に戻り一安心。白鳥の「美人の湯」に入り気分一新しました。    [今峰正利 記]

[日 時] 平成30年1月27日(土) (曇り)
[場 所] 郡上市高鷲町鷲見 ~ 高山市荘川町一色
[参加者] 今峰正利、小林和雄、鈴木寛人、東明 裕   計4名
[タイム] 美濃総合庁舎6:00=蛭ケ野SA7:10=デイリー郡上CC7:40-見当山10:15-デイ リー郡上CC12:10=美濃総合庁舎14:00(解散)
[地 図] 白鳥(岐阜1-4)

1月例会山行 池 田 山 ( 923.7m 二等三角点 )

1月例会山行

池 田 山 ( 923.7m 二等三角点 )

Aチーム(縦走コース)
前日まで寒波が到来しており天候が懸念されたが、幸い朝から快晴となった。今回の山行は池田山を南北に縦走しようというものである。6時45分に池田温泉道の駅に集合した。まずゴール予定の蛇谷林道起点付近に車をデポした後、車に乗り合わせ7時40分に青羅公園に到着して登山を開始した。
雪はまだ10cm以下でつぼ足で登っていく。始めは公園の階段に沿って登り、最初の東屋へ到着した。ここから先はルートを探しながらの登りとなる。メンバー全員で先頭を交代しながら登って行く。途中、池田山へ向かう北への尾根筋が分かりにくく、東へ延びる尾根に足を踏み入れてしまう。すぐに気づき分岐まで戻ったが、現在位置を常に確認しながら登ることの大切さを改めて学んだ。
尾根の登りが続き、息が上がり暑くなってくる。風がなく穏やかな日和である。標高600~
700m程度の所で、雪が多くなってきたためワカンを装着する。高度をどんどんと上げて行くと、進行方向の左手に伊吹山、右手に御嶽、乗鞍、南アルプスと壮大な景色が広がる。
11時に池田山直下の駐車場へ到着する。周回コースを取るBチームのトレースが無いようなので、まだ来ていないのだろうかと話合う。最後の斜面を登り切ると山頂へ到着した。展望台の上に登り昼食の準備をしているとBチームが到着。皆で記念撮影。
我々Aチームは先が長いため、昼食もそこそこに北へ向かって縦走を開始した。北側のためか雪は山頂よりも多い。新入会員で最年少の田中君が先頭である。雪山は初めてとのことであったが、地図を片手に適確にルートファインディングし、メンバーを唸らせた。尾根筋を下るため何度も林道を横切る。すると、バイクでツーリングする若い男性が現れる。こんな雪の中珍しいと言って、皆で声をかける。登山とバイクという全く別分野ではあるが、山好きは一緒のようである。
北側の尾根は急な箇所が多く、しかも着雪が少ない斜面も多いため、下りは手を焼いた。
15:10ようやく下山。デポされた車に分乗して池田温泉まで戻る。    [久田宗昌 記]

[日 時] 平成30年1月14日(日) (快晴)
[場 所] 垂井町大滝 ~ 垂井町・池田町 境 ~ 揖斐川町・池田町 境 ~ 揖斐川町瑞岩寺
[参加者] 竹中美幸(L)、梅田直美、苅谷敬三、神山敬三、小林和雄、小室左内、田中啓太、久田宗昌、山田昌孝               計9名
[タイム] 池田温泉6:45=到着地点デポ地=青羅公園7:40-尾根分岐8:40-池田山駐車場11:00-池田山頂上11:40~12:10-到着地点(鉄塔)15:10=池田温泉

[地 図] 大垣(岐阜8-4)、池野(岐阜8-3)

Bチーム(往復コース)
積雪状況や現地までの路面状況が気になりましたが、快晴に恵まれた池田山山行です。今回は、初参加の女性も含めスノーシューの練習も兼ねた山行になりました。登山開始より雪面を踏み込む心地良さを感じながら登りました。
先行した登山者の踏み跡や、動物の踏み跡を確認しながら弾む息は白く軽快でした。登り始めてから展望が開ける場所があり能郷白山などを眼前に休憩です。参加者の様々なおやつを分け合い疲れた身体を癒しました。今回も皆様のおやつにお世話になりました。
栄養補給し歩を進めているところハンググライダーのジャンプ台に到着。そこから見下ろす池田町に飛んで行ってしまいたい衝動にかられましたが、恐怖心が先行し事なきを得ました。新入会員の方がスノーシューを装着しての雪道歩行の訓練です。初めてなので戸惑いもありましたが若さと本気で乗り切りました。
今回の池田山は2つのルートに別れての山行でしたので昼食時に山頂で出合いました。山頂で昼食後、記念撮影です。多くの参加者が労をねぎらい心地良い瞬間でした。
当初は周回コースで下山ルートは登りと別の予定でしたが、雪の状況から登りと同じルートで霞間ヶ渓に下りることに変更しました。道の駅に到着してから何を食べようか、温泉に入ろうか。など考えながらのんびり下山しました。 [古田 大 記]
[日 時] 平成30年1月14日(日) (快晴)
[場 所] 池田町藤代~垂井町・池田町 境~揖斐川町・池田町 境
[参加者] 東明 裕(L)、後藤 允、小島孝子、清水友子、下畑佐和子、白木しづゑ、古田 大、水野真実                     計8名
[タイム] 道の駅「池田」7:00=霞間ヶ渓7:30-池田山山頂12:00-霞間ヶ渓15:00

[地 図] 池野(岐阜8-3)