小津権現山「私たち県民の森林づくり」

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経過報告
小津権現山「私たち県民の森林づくり」

今年度前半の活動経過を報告します。[堀 義博 編集]

事前調査その1 3月5日(日) 参加者:JAC2名
林道を使い植栽地への進入を試みたが、落石が多いのと林道中程で残雪が道路を塞いでいたため調査を断念した。

第1回 4月9日(日) 上記調査の結果、作業中止とした

事前調査その2 4月19日(水) 参加者:JAC2名
落石を除けながら、一部雪を削り登山口まで入れた。
防獣ネットの落下個所多数有り。

苗木の防護柵が(雪で)潰されていた為、苗木を起こし補修した。

前回の作業日が積雪のため中止となったので、本日が初作業日となった。

枯れたブナ爺の枝が落下して苗木の上や登山道に散乱しており、登山者への頭上注意を促す必要性を感じた。

植栽地は芽吹きが始まったところで、タムシバの花が満開。

イワウチワはそろそろ終盤か。

バイカオウレンは跡形もなし。

第2回 4月30日(日) 天気:快晴  参加者:JAC7名
雪の為防獣ネットが落ちてしまっているので、終日これを補修し完了した。

その後、権現山頂までの登山道を点検した。

根こそぎ倒れた木が登山道を塞いでおり、山頂付近の笹が登山道に覆い被さっていた。

トラバース部の危険個所があり、対応の必要を感じた。
第3回 5月19日(金) 天気:晴れ  参加者:JAC4名
予定日の5月13日が雨天で作業中止となったため、代替え作業日とした。

藤波谷入口に設置している登山道案内看破及び森づくり看板の倒壊を防ぐため、新たに杭を打ち枠木を交換する。

さらに看板の水洗い清掃を行う。

その後植栽地に入り、林道終点付近の登山道にある森づくり看板も同様に木枠を取替え修復した。

昨年購入した苗木の成育が気に掛かるので確認した結果新芽が吹き一安心した。

第4回 5月21日(日) 天気:晴れ  参加者:JAC8名、一般2名
今年は日照りが長く続く予報なので、予備の水を林道登山口より植栽地まで手分けして歩荷した。

昨年購入した苗木を各自分担して植栽し、水をたっぷりかける。

水が足らないのでビオトープの水を汲みに行き、小屋まで何往復もする重労働であった。

植栽した苗木はミズナラ、ヤマグリ、山桜、カエデを各20本、ブナ30本、会員で育てたドングリ等が60本程で合計170本である。

昼食は野菜たっぷりの豚汁で労を癒した。

登山口から60m程左手にパイカオウレンの新芽が成育していた。

ビオトープ(人口池)にはヒキガエルのオタマジャクシが一面に元気に泳いでいた。

白山見晴らし登山道付近に例年咲くシロヤシロの花は既に終わっていた。

第5回 6月4日(日) 天気:晴れ  参加者:JAC10名
岐阜支部自然観察会。本支部報10ページで報告

第6回 6月25日(日) 天気:小雨  参加者:JAC5名
林道は2㎞手前で倒木が道をふさいでおり、終点まで歩くことになった。
今日は力自慢のメンバーの参加で大助かり。

彼等の力を借り、事前に運んであった小屋のパネルを荷揚げした。

その後、小屋にあるチェーンソーを持って林道の倒木を処理し、車で終点まで上がり梯子や道具を持ち上げる。

小屋の設置予定個所を整地し、ブロック基礎を据え付け作業終了。

山P6250009

午前中で終わり、12時に道の駅で解散した。

第7回 7月2日(日) 天気:曇り  参加者:JAC4名
道具小屋設置予定場所まで追加ブロックを歩荷。

基礎を敷き並べ小屋パネルを組み立て防水シリコン打ちまで完了。

立派な道具小屋が完成しました。

その後、防獣ネットの点検補修と山道の補修等をした。

林道にて小鹿2頭を発見、お尻が白毛で可愛らしかった。

5月に植樹した苗木の成育は良好です。

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