岐阜県山岳連盟加盟山岳会の合同春山講習・実践登山 

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岐阜県山岳連盟加盟山岳会の合同春山講習・実践登山

日時 5月4日~6日

開催場所 岳沢~こぶ尾根 岳沢~西穂高

(岐阜支部からは講習 1人、実践5人参加)

実践に参加された山田さんの報告文を掲載しました。

実践班と講習班に分かれて行動しましたので実践班の記録です。
初日はBC設営と雪上講習、二日目はコブ尾根から穂高稜線縦走して天狗のコルで 下山、三日目は奥明神沢から前穂の予定でしたが…
GW前の降雪と初夏を思わせる気温の上昇が相まってレベルの高い技術を要求され る状況での山行となってしまった。
谷間のデブリやシュルント、気温の上昇に伴う雪の軟化、二度の懸垂下降や フィックスの支点構築および回収などによりコースタイムが大きくずれ込み、穂 高連峰の稜線に全員がたどり着いた時には午後5時となり明るい時間帯での下山
は絶望となった。

翌日の天気は暴風雨との予報が出ていたが長時間の夜間行動は 危険と判断し稜線上でビバークを選択したが、適地を探すも強風を遮る場所がな かなか見つからない…

暗闇とガスの中をフィックスで安全を確保しながらの行動 はさらに時間を費やしビバーク体制に入るのも簡単ではないことを思い知らされ た。
岩陰のテラスを見つけたときにはすでに午後10時…8人ギリギリの広さではあった が無事にビバーク体制に入り身体を休めることができた。

未明には強風が暴風に 変わりツェルトが引き裂かれるハプニングもあったが、誰もテラスから落ちるこ となく朝を迎えることができたのは経験豊富な指導員の方々のおかげだと感じた。
明るくなるとともに行動を開始したが暴風と湿った岩と腐った雪…冷えと疲労 と睡眠不足のコンディションでフィックスのリードをしてくださった塚原さん、 それを回収してくれた水谷さんには指導者としての責任というものを実践で教え てもらえたと思う。

天狗のコルでは朝からの降雨で天狗沢は何時何処で雪崩が発 生するか予測ができない状況となっていたため、シリセードで一気に下山した。
デブリの中を滑り降りるシリセードはどんなジェットコースターよりも恐ろしい…
なかなか経験できることのない山行ではあったが、残雪期のバリエーションルー トの上でビバーク!

不謹慎ではあるが一人前の山屋になれたような気がした。

記録文 山田

天候の悪化などもあり、遭難ぎりぎりの実践登山だったと思われます。

山田さん、東明さんのヤマレコをご覧になると写真があり、凄さが伝わってきます。

山田さんのヤマレコ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1131388.html

東明さんのヤマレコ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1131107.html

梅田さんのヤマレコ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1131166.html

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