今西錦司記念山行 野坂岳(913.3m 一等三角点)

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今西錦司記念山行 野坂岳(913.3m 一等三角点)

敦賀市街から旧国道27号線を西へ。市道に入り小浜線のガードをくぐり、野坂いこいの森の車道を行き止まりまで迄行く。 既に駐車場は満車状態であったが、3台分のスペースを見つけ駐車。 園内を左寄りに進むと直ぐ谷沿いの道となる。遊歩道のような幅広の登山道が続く。 対岸の斜面には、タニウツギやムシカリ(オオカメノキ)が広い範囲に咲き誇っていた。 さらに上がると藤や桐の紫も花盛り。渡渉して谷を離れるところが「橡の木地蔵」であったが気づかず通過、敦賀湾の展望が開けた所で思わず立ち止り休憩。 遠景は霞むが下の平野は良く見えた。尾根に出て暫らく進むと広場が有り、山頂まで2kmの標識が。ここまで1時間。 風は強かったが、噴き出す汗には気持ちいい。 尾根上に付けられた道からは時々敦賀半島の西方ヶ岳が山容を表す。 途中行者岩へ上がってみたが風が強すぎて足を踏ん張らなければ立ないほどで、展望を楽しむ余裕もなし。 一ノ岳展望地から電波塔へ直登したが、既に更地となっており跡形もなし。 そこから稜線を登山道に出たが、雪の重みにクネクネと曲がったブナや低灌木の林となっており、新緑と相まって素敵な道行となった。 そこから一段上がるとブナの巨木が林立する緩やかな山道となる。緑に包れ爽やかな風が心地いい。 樹林の中、三ノ岳の看板を見れば山頂はすぐ。避難小屋の前を通り、展望の良い一等三角点に着いた。 すぐ東には前年支部山行の岩籠山、南には高島トレイルの山並み、西に若狭の懐かしい山々、北に若狭湾と敦賀湾がひろがり遮るものはない。 集合写真を撮った後、小屋前の広場で風をよけ昼食とした。 山頂付近には、ミツバツツジ、ウラジロロヨウラク、また途中の登山道にはヤマボウシと初夏の木の花々を楽しむことが出来た。 トレランのような速足登山者に多く追い越されたが、予定より早く安全に登山を終えられた。同行の皆様に感謝。 [神山敬三 記]
(表記の標高は間違いではないかと指摘の向きもあろうかと思いますが、2014年の国土地理院の標高改算に依りました。国土地理院の電子2.5万図も参照)

(日 時) 平成28年5月15日(日)
(場 所) 福井県敦賀市野坂
(参加者) 神山敬三、後藤 充、白木貞次、白木しづゑ、杉山美智子、竹中美幸、林靖子、山本善貴、横田昭夫、三宅一正
(タイム) 伊吹薬草の里(集合、出発)6:30=野坂いこいの森登山口8:30-野坂岳頂上10:50~12:00-登山口13:30=伊吹薬草の里15:30(解散)
(地 図) 敦賀

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山野坂岳28年5月15日

P5150049

 

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