美濃総合庁舎横の駐車場に全員が集合、ほぼ時間通りに出発する。古川の道の駅で休憩し、国道471号線の長倉集落から黒土林道に乗り入れる。道の状況は次第に悪くなり、仕方なく転回可能な場所でストップする。それでもゲートの500m手前まで入っており、まずまずか。予定の時間より10分前に歩き出す。
荒れてはいるが歩くには支障のない林道を約1時間。林道終点で小休止した後、右手の山腹の藪をよじ登り小尾根の芯に出て、その先は小尾根を直登する。植林境で右手の植林帯に入ると藪はほとんどない。ところが見上げるような急斜面。7年前に登った時はそれほど思わなかったが、どうも山というものは年と共に急になっていくものらしい。快調に登っていくK君とY君に「早いぞ!待て!」を連呼しながら、必死についていく。
左からの尾根と合流して右折し、50m登り、ピークを左折する。ピーク手前にイワカガミが少しばかり花をつけていた。頂上台地は小さなアップダウンが続き、いつの間にか台地の端まで来て「アレ?」となってしまった。どうも三角点を素通りしたみたいだ。7分ほど引き返し無事三角点を確認。行き過ぎたのを差し引いて所要2時間25分、前回より30分近く早い。前回は林道終点から小尾根の芯に出るまで余分な迂回をしたが、それを差し引いてもまずまずのペース。山は急にはなっていなかったかな、と一安心。
頂上一帯は林の中だが、木の間越に御嶽、乗鞍、北アルプスの連嶺が望める。中でもよかったのが笠ヶ岳の山腹に浮かび上がった白馬の雪形。新聞でよく見かけるが実際に見る機会が少なかったので、感激であった。
帰りは急斜面を慎重に下り、予定より30分以上早く車止めに到着、帰途に就く。古川道の駅で休憩し、我々大垣垂井グループは直接帰るということでここで解散。途中の渋滞もなく、6時半ころ大垣に帰ることが出来た。天候、コース、メンバー、時間配分、景色、等々、総じて満足のいく山行だった。 [堀 義博 記]
[日 時] 平成30年5月20日(日) (晴れ)
[場 所] 高山市上宝町 長倉~見座~双六~金木戸
[参加者] 堀 義博(L)、今峰正利、神山敬三、清水友子、竹中美幸、山本善貴 計6名
[タイム] 美濃総合庁舎横5:55=古川道の駅7:15~7:25-黒土林道車止め8:35~8:50- 林道終点9:45~9:50-大谷頂上11:20~12:15-林道終点13:15~13:25-車止め 14:15~14:25=古川道の駅15:35~16:00(解散)=大垣18:20 [地 図] 長倉(高山11-1)