登山情報
活動報告
- バリエーション山行(雪山)
- 27年度 山行計画表(案)
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27年度 山行計画表(案)
計画は変更される場合があります。img023
- 平成27年新春懇談会
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平成27年新春懇談会 (役員会は11時から) 別紙案内img012
- 第54回岐阜市民登山大会
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第54回市民登山大会
大谷山(356m)滝谷山(398.1m)img037
- 県民スポーツ大会
- 徳平山
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3月例会山行(積雪期登山研修)
徳平山(点名 東市布) (1193.07m 二等三角点)
半ば雪に埋った民有林道入口の標柱前に車を停め、今回の山行は始まった。九頭竜川に架かる橋を渡って、直ぐに山に取り付くことになっていた。しかし、北斜面といえども見上げる急斜面は、残雪よりも一冬雪に押し付けられていた落葉や岩がむき出しているところの方が多い。かろうじて残っっている残雪を伝って、750m付近の尾根に出る。ここまでが本日一番の登りで、ここから先は楽々の尾根歩きが期待できる。
904mのコブと細い尾根を越えたあたりから、ようやく雪のびっしりついた山となってきた。雪面はきらきら光り、よく締まって快適に歩ける。この山域は広葉樹林であり、広い尾根には、大きいブナやミズナラも多く、枝先には先秋の熊棚やヤドリギがついている。振り返ると、2月の例会山行で歩いた野田平から熊ヶ岳までが眼前に広がっている。下山口予定の1111mピークを過ぎ、9時5分には雪庇のついた徳平山頂上に到着した。北面の枝越しには白山、南面はこれから進む予定の越美国境が谷越しに望める。
写真を撮り小休止した後、再出発する。頂上からの降りは急斜面。しかも、南斜面だけあって地面も露出している。鞍部から先は再び雪に覆われた尾根が続く。緩やかな尾根は、根上がりヒノキの大木の道でもある。尾根上は見晴らしがよく、前面にどっしりとした山容の滝波山、右手にはつるつるの平家岳、その奥に荒島岳が在る。左手には越美国境越しの御嶽山が在る。 10時 ▲徳平山山頂の様子
20分、1148mピークの越美国境に到達する。南を望むと1126.4mの宇斗股三角点まで、越美国境が長く続いている。時間的に見てそこまで行けぬと判断し、今まで歩いてきた徳平山の尾根の先に白山を望み昼飯とする。
軽い昼食後帰路につく。急上昇してきた気温は今歩いたばかりの尾根の雪を腐らせはじめ、徳平山への登り返しの南斜面は一層雪の無い地面を拡がらせていた。50分ほどで徳平山頂上を越えて、北東に延びる一つ目の尾根を下山道にして進む。本当はもう一つ登り返したピークから続く尾根を下る予定だったのだが、この尾根の先も入谷林道に出るので良しとして下っていく。進むにしたがって杉の植林地となり、尾根は狭くなり岩が出てきたところで尾根左の沢に降りることにする。降りた沢は明るく広く、サワグルミなどの渓畔林となっている。そのため、今までのツボ足歩きではズボッとはまるようになったので、かんじきを使用し始める。平らな沢は直ぐに狭くなり右から山腹がせまってきたが、斜面は現在施業しているような杉植林地となっているので、そのまま進むこととし、日陰でやや凍った杉尾根の斜面をかんじきでトラバースしていく。やがて、尾根の切れた先に赤テープが見え、沢の左先に明るく開けた林道が見える。1m幅ぐらいの水の流れる沢を横切って、入谷林道に出る。
いま降りてきた沢は、林道終点から沢詰めして頂上に出るのに使われたルートらしい。林道は所々地面が露出してきたので、かんじきを外し40分程歩いて九頭竜川の橋を越え、国道158号に出た。橋を渡る手前には、本日歩いた山域が入谷国有林であることを示す看板があった。 [鈴木寛人 記][日 時] 平成26年3月23日(日)
[場 所] 福井県大野市上半原、入谷
[参加者] 今峰正利、白木貞次、鈴木寛人、竹中佳美
[タイム] 民有林道入口6:20-尾根904m地点7:30―尾根1111m地点8:30―徳平山9:05―越
美国境交叉1148m地点10:20~10:45―徳平山11:35―入谷林道終点13:10―入谷
林道始点・国道158号線出合い13:50(解散)
[地 図] 1/20万;岐阜 1/5万;白鳥 1/2.5万;白鳥 - ハワイ島への旅
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ハワイ島への旅 (JAC岐阜支部海外山行)
平成26年3月2日~7日(5泊6日)
参加者 藤井法道、竹中佳美、藤田純江、高橋美江子、緒田澤美智子、
清水友子、 堀井昌子、他ゲスト5名 総数12名
3月2日 関西空港に午後19時15分東京組と合流し、WECの稲村美智子さんとともに13名の旅が始まった、 21時15分ハワイアン航空で一路オアフ島へ、約7時間半の飛行後ホノルル空港に到着、ホノルルでは乗継までの時間を利用してオアフ島観光をした、小雨の中、年配の元気いっぱいで、面白いガイドさんと共に、カメハメ大王の像を見学した後ワイキキビーチを通りダイヤモンドヘッド迄ドライブし、お昼はドンキホーテで、それぞれが好きなものを買って昼食をとった。
その後、ホノルル空港から10時間弱の飛行で、ハワイ島のヒロ空港に降り立った、空港では、ガイドをして下さる、ネイチャーエクスポロラーである長谷川久美子さんが出迎えて下さった、世界的に有名なガイドさんと言うことでワクワクした小柄ではきはきした話ぶりに好感をもった、3連泊するヒロハワイアンホテルは空港からすぐだった、小雨がパラついていた、なんとハワイ島は昨日から雪で、マウナケア山は氷っていて道路はクローズされているとの話を聞き嫌な予感がした、夕食は外のレストランに行き藤井さんの音頭で旅の始まりの乾杯をした。
3月3日 朝食を8時にすませロビーに集合、いよいよハワイ火山国立公園のキャラウェアハイキングの始まりである、天候は小雨のばらつく曇り空、この時期3月は雨天が多いようで不運としてあきらめる。
まずは、ビジターセンタで地形の模型を見ハワイ島の説明を受ける、陸から海底まで火山続きとなっていることには驚いた、身支度を整えキラウェア、イキトレイルへ出発。 噴火できたサースト溶岩トンネルをくぐると熱帯雨林の世界、ここに住むアパパネ鳥や身の丈以上有るシダ類、多種多様な植物の説明を受けながら歩いた。
ガイドの長谷川さんの説明によれば、生命力の強い外来種(他の国から奇麗な花が咲くと持ち込ん植物等)が増えつずけ固有種が減少しているとの事でした、とくに巨大なショウガは辺り一面にはびこっていた、植物名、オヒアレハ、クパレオ、イラクサ等、詳しい説明を受けるが、むずかしい名前が多くすぐに忘れてしまい残念だった。
熱帯雨林を下ると、パーっと視界が開けクレーター大地に出る、溶岩台地が彼方まで続き、あちこちに噴火口の水蒸気が見え、今にも噴火しそうで怖かった。溶岩の割れ目に、いろいろな植物が生息し一本のランを見つけた時は嬉しく感動した、この辺りのランは外来種とのこと。雨もやみ昼食は溶岩に腰掛け美味しい長谷川さん手創りのサンドイッチを頂いた、クレーターを横切り、10m程登り熱帯雨林に出て,上から1km程有る大きなクレーターを見下ろし改めて感動した、駐車場までハイキングをしながら花を楽しんだ。
その後ハレマラ火口展望台のジャガーミュジアムでハワイ島での噴火の歴史とビデオを見た、バス移動、黒光する溶岩原野のチェンオブクレターロードをドライブした、海岸に出てオーレイシーアーチといって、溶岩が海に流れ,くり抜かれたように下部がアーチ形に削られ、まるで芸術作品を見ているようだった、昼食はレストランでタイ料理を頂いた、夕方赤く染まる活火山の噴火をみに行ったが霧の為、遠くに微かに赤く見えるだけだった。
3月4日 ロビーに8時に集合,アカカの滝へ向かう、植物林は鳥も多く生息しており、巨大植物も多かった、散策しながら128mのアカカ滝を見る、1本の線の様に落下する滝は綺麗であり見事だった。ガイドの長谷川さんに、滝の落ちるトリックを習った。
真っ直ぐ落ちる滝をじーっと見た後、すぐ隣の草つき岩を見ると滝の水が上に登って行くように見える不思議な現象でした。
マウナケアー山頂ツアーである。途中霧が立ち込めていたが2標高2000mを超えると視界が開け、マウナケアー山頂が見えた、高度順応の為2つの小さい岳をトレッキングする。日本と同じワラビがいっぱい生えていた。
休息所のオニズカ、ビジターセンター2400m迄行き山頂を目指したが、山岳道路が車でバリケードされていた。山頂付近で凍てつき危険封鎖でした残念だが諦めた。
予定を変更しコハラ海岸に向かった、海岸(砂浜)には家族連れも多く楽しんでいた。ベンチに腰掛け海の地平線に夕日が沈む幻想的なセンセット(日没)を見ながらの夕食は格別美味しく、のんびりした優雅なひと時でした。
3月5日 この日は朝から晴れ。ロビーに7時30分集合、ヒロ、ダウンタウン市場を見学、穀物類や野菜も豊富にあり活気づいていた、ハワイ島北部のユハラ山脈に向かう途中カメハメ大王(ハワイ王朝)の銅像を見学し、ポロル渓谷より眼下に見下ろす海岸まで汗をかきながら30分程下った。海は青く波も有りとても綺麗で砂浜で海を見ながらお弁当を頂きハワイの海を満喫した。記念写真は道化師のように鼻の上に日よけの葉を付け撮った楽しい一時を過ごした。
途中コハラコートという町に寄った「、ほのかボーイ」という映画の撮影地が有りガイドの、長谷川さんのお娘さんが出演されたとのことでした、バスの中からクジラウォッチングが出来、容易された双眼鏡で潮を吹き浮上してくるクジラを歓声を上げ、たっぷり楽しんだ。ワイピオン渓谷は上から海岸を見下ろし先ほど見たポロリ渓谷が先方に見えた。
ホテルにて休息を取り夕刻、ガイドの長谷川さんのご主人が迎えに来て下さりホームパーテイに向かった、長谷川邸は洗練された美しい作りで部屋数も多く、調度品も豪華で歓声を上げ見せて頂いた、次は泊まってねと、ホテル経営を目指しているとのことでした、ご夫妻による、お手製料理は和洋有り、旅お別れの乾杯をし、お料理はとても美味しく幸せな気分を味わった、お礼に日本の唱歌をみんなで合唱し、久美子さんが目に涙を潤ませ喜んで下さった。想い出に残るホームパーテイだった。
3月6日 ハワイとお別れ、空港迄、長谷川ご夫婦でお送り下さり、お別れに1人1人にランのレイを掛けて下さり感動した。ありがとうございました。
3月7日 夕方6時 関西空港に到着、ここで関東組とお別れし、それぞれ家路についた、日本は雪が舞っていた。
藤田 純江
- 登山技術研修
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登山技術研修
御 在 所 山 前 尾 根(初級岩登り)
クライミングのクラブに入っていない私は、岩登り教室や県岳連の登攀研での岩場練習が実際の山登りに生かされることもなく、また覚えたスキルも年月とともに忘れていった。今回、白木さんが御在所の藤内壁での岩場のトレーニングをやろうと言われたため、スキルを忘れないようにと参加を決めた。当日の朝集合場所に迷いながらも7時過ぎに到着し、乗り合わせで御在所へと向かった。
御在所へは9時ごろ到着した。何とか駐車 ▲御在所山前尾根を登る
スペースを確保し出発する。メンバーは6人だ。前尾根に到着すると先客が来ていたが、後にはグループは来ない様子。白木さんがセッティングするのを待ち一同登り始めるが、なかなか難しい様子で途中でギブアップが続出した。幸い私はクライミングシューズを持ってきていたため、小さな足場を確保することができ、何とか登ることができた。その後、今峰さん鈴木さんも成功する。
昼食後はさらに上へと向かい、ロープをセッティングする。ここでは、登りの他に確保などの練習も合わせておこなった。今度は全員が上まで登ることができた。天気も良く下の小屋もよく見えた。
下山は来た道を下りるのではなく、奥の岩下沿いに道を進めた。慎重に歩を進め沢に降りようとするが、岩崖に阻まれた。上流を偵察したがブッシュで捗らない為、元に戻り檜の大木の箇所で白木さんが40mロープをダブルに掛け、懸垂下降で降りる。ザイルはギリギリで足りた。残るメンバーも次々と降りた。懸垂下降を実践で使用したのは初めてだったが、これまでの練習通りやればよいことがわかり、1つ技術を身につけることができたと感じた。 沢を渡り、対岸の一般登山道に上がって下山した。私にとってははじめてのロープワークの実践ができ有意義で満足感の高い一日となった。 [那須哲郎 記][日 時] 平成26年5月11日(日)
[場 所] 三重県員弁郡菰野町、御在所山前尾根
[参加者] 今峰正利、小林和雄、白木貞次、鈴木寛人、那須哲郎、馬淵 等
[タイム] 大垣7:00=登山口駐車場9:00―御在所山前尾根岩下取り付き10:30―2つ目岩 上14:00―登山口駐車場16:20=大垣17:50(解散)
[地 図] 1/20万;名古屋 1/5万;御在所山 1/2.5万;御在所山 - 平成26年度 第30回 全国支部懇談会
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平成26年度 第30回 全国支部懇談会
懇親登山 … 両神山(1723m 日本100名山)
今年の全国支部懇談会は、10月18日(土)から19日(日)にかけて埼玉支部主催で、秩父市のナチュラルファームシティー農園ホテルで開催された。全国26支部から200名程の会員が集い、我が岐阜支部からも支部長始め12名が参加した。
一日目は講演会に始まり懇親会で終了、二日目は懇親登山という日程であった。
講演は、埼玉県警察山岳救助隊の飯田副隊長による「埼玉県の山岳遭難事例と安全対策」と、秩父市まるごとジオパーク推進協議会の吉田上席推進員による「日本地質学発祥の地、秩父からの報告」の二つであった。
飯田氏は、埼玉県における山岳救助隊の体制や埼玉県の山岳地紹介、全国及び埼玉県における遭難発生概要、遭難が増加している現状等の説明を行い、長年に亘る遭難救助活動の感想として、①登山届の提出の重要性、②山ガール・山ボーイの遭難多発、③遭難要請をして逃げる事例、④ツアー登山における無責任な業者・ガイドの事例、⑤「○○○しながら…」登山の禁止等々を熱く話した。また、先週の日曜日に両神山の白井差(しらいざす)新道とは別の登山道において3人が滑落する遭難事故が発生したことを話し、両神山は沢山の登山者が登る人気の山で、明日も登山届が何枚か出ているので賑わうだろうと話した。
吉田氏は、奥秩父における貴重な自然や盆地内での風土等の紹介から始まり、①秩父が長い期間、薪・炭、絹を生業としてきた秩父盆地の暮らし、②大都市近辺に関わらず残る自然や祭り、③人々が「資源から癒しへ」と変化してきている現状などを紹介し、最後に秩父の自然・風土の関わりの見直し、その良さの取り組みが始まっている事などを紹介された。
18時から懇親会が始まり、参加した支部毎による支部員の紹介、地元の音楽グループ(南米地方の民族音楽)や秩父屋台ばやしの演奏もあり、美味しい地酒を頂き楽しく愉快に過ごすことができた。
二日目の懇親登山は、①両神山、②武甲山、③琴平丘陵の三つコースに分か
れ行われた。
天候は清々しい秋晴れである。
10月に入り毎週の土曜・日曜は台風(18号、19号)と散々の日が続き天候を心配したが、埼玉支部の熱意が天に届き登山日和と相成った。(沢山のテルテル坊主が吊られたことでしょう。)
岐阜支部の我々は、両神山登山と、琴平丘陵歩きへ参加をしたが、ここでは両神山コースを紹介する。
両神山は、白井差新道を初めとし日向大谷、八丁峠からと色々なルートがあるが、懇親登山は白井差新道が選ばれた。
朝食は6時から始まった。7時に一路白井差登山口を目指し、マイクロバスでホテルを出発する。バスは補助席まで使用しての満員乗車である。
市街地を抜け山道に入り1時間少々で登山口に到着した。登山口の紅葉は未だ早い。白井差新道は、私有地であり登山道を整備している土地所有者に事前許可が必要な有料登山道とのことである。また、環境整備料(1,000円/人)も必要である。記念写真を撮り出発となる。空気が何か美味しく感じる。林道を少し歩くと直ぐ登山道に入る。川を流れに沿い足を進めると、滝が見え始める。昇竜の滝と呼ばれ落差もかなりある。歩き易く整備も行き届いているつづら折の登山道を歩くこと、1時間半程でブナ平と呼ばれている広い場所に到着する。木の葉も色づき始め、私達を温かく迎えてくれる。勿論休憩。此処から1時間程で稜線に到着。
周りの山々は美しい紅葉である。此処から山頂は直ぐそこであるが、整理券が
必要なぐらい凄い人であった。山頂までは狭い道のうえにクサリ場もあり、人の往来が難しい。山頂は聞いているとおり狭いうえに岩場である。山頂へ着いて直ぐ下ることにし稜線の広い場所で昼食を取る。天気は最高の上、紅葉も素晴らしいく、気分は最高である。腹を一杯にし、往路と同じ路を下ること14時頃登山口に到着し、秋の素晴らしい山行を味わう一日であった。
【日 時】 平成26年10月18日(土)・19日(日)
【開催場所】 埼玉県秩父市 ナチュラルファームシティー農園ホテル
【参加者】 高木 基陽、今峰 正利、白木 貞次、早田 道治、堀井 昌子、
景山 英雄、長屋 桂子、大脇 美代、竹中 佳美、白木 しづゑ、
景山 千代子、馬渕 等 …以上12名
【懇親登山】 ・両神山 ・武甲山 ・琴平丘陵
…以上の 三コース
【登山参加者】
・両神山 … 高木 基陽、今峰 正利、白木 貞次、堀井 昌子、長屋 桂子、
竹中 佳美、馬渕 等 …以上7名
・琴平丘陵 … 早田 道治、景山 英雄、大脇 美代、白木 しづゑ、
景山 千代子 …以上5名
《 馬渕 等 記》
- 1月例会 菩提山~明神山
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1月例会 菩提山401.1m~明神山425.0m img005 (クリックすると計画書が表示されます)
登山地図(各自、地図上でイメージしてください。)img021
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