妙高山日帰り 10月18日(日)
参加者 8人(7人+1名)
長めの休憩の後、光善寺池2070mに着いた。薄氷が張っていて、冬の入り口を感じた。
そして8合目の風穴2120m。秋なのでか、涼しい風はなかった。下界の雲海はまだとどまっている。
外輪山が目に飛び込んでくるころには木々の葉は落葉している。白い幹と笹の濃い緑、青空と野尻湖、雲海、湧き上がるガス、山肌の紅葉、一度にたくさんの美しさを味わう。
こういうところは、実に楽しい。サクッと登れてしまう。下りも同じルートなので、足運びや、体の向きは注意したい。
鎖場を過ぎてからも噴火した岩山は続く。リーダーから一気に行こうと声がかかる。
溶けだした岩がそのまま固まって、粘土のひび割れのように、形を保っている。
登りきると妙高大神2454m。
ここから500mで妙高山山頂。途中に日本岩がある。雪が残っているが、さほど寒さを感じない。風がないから、ありがたい。
ここでも集合写真を撮ってもらう。みんな満足の笑顔だ。
30分のお昼をとって下山する。南峰へ戻ると、行きに抜いたグループの人だかりができていた。そして鎖場も慎重に通過。登りの人がいない時間なので、スムーズに下山する。
胸突き八丁を過ぎて河原に出ると、皆休憩していた。
麻平の分岐の沢には温泉が湧き出ていて、皆さん手を突っ込んで確認する。
リーダーから麻平方面に行こうと、話が出てそちらにルート変更する。
ワイルド感漂うルートは奥美濃の山に似た雰囲気がある。ブナの黄葉がきれい。
向かいの山肌は紅葉を見せていて、楓の赤も鮮やかである。