ハワイ島への旅

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ハワイ島への旅 (JAC岐阜支部海外山行)

平成26年3月2日~7日(5泊6日)

参加者 藤井法道、竹中佳美、藤田純江、高橋美江子、緒田澤美智子、

清水友子、 堀井昌子、他ゲスト5名 総数12名

01-2.ハワイ2 01-1.ハワイ1 01-3.ハワイ3

3月2日 関西空港に午後19時15分東京組と合流し、WECの稲村美智子さんとともに13名の旅が始まった、 21時15分ハワイアン航空で一路オアフ島へ、約7時間半の飛行後ホノルル空港に到着、ホノルルでは乗継までの時間を利用してオアフ島観光をした、小雨の中、年配の元気いっぱいで、面白いガイドさんと共に、カメハメ大王の像を見学した後ワイキキビーチを通りダイヤモンドヘッド迄ドライブし、お昼はドンキホーテで、それぞれが好きなものを買って昼食をとった。

その後、ホノルル空港から10時間弱の飛行で、ハワイ島のヒロ空港に降り立った、空港では、ガイドをして下さる、ネイチャーエクスポロラーである長谷川久美子さんが出迎えて下さった、世界的に有名なガイドさんと言うことでワクワクした小柄ではきはきした話ぶりに好感をもった、3連泊するヒロハワイアンホテルは空港からすぐだった、小雨がパラついていた、なんとハワイ島は昨日から雪で、マウナケア山は氷っていて道路はクローズされているとの話を聞き嫌な予感がした、夕食は外のレストランに行き藤井さんの音頭で旅の始まりの乾杯をした。

 

3月3日 朝食を8時にすませロビーに集合、いよいよハワイ火山国立公園のキャラウェアハイキングの始まりである、天候は小雨のばらつく曇り空、この時期3月は雨天が多いようで不運としてあきらめる。

まずは、ビジターセンタで地形の模型を見ハワイ島の説明を受ける、陸から海底まで火山続きとなっていることには驚いた、身支度を整えキラウェア、イキトレイルへ出発。 噴火できたサースト溶岩トンネルをくぐると熱帯雨林の世界、ここに住むアパパネ鳥や身の丈以上有るシダ類、多種多様な植物の説明を受けながら歩いた。

ガイドの長谷川さんの説明によれば、生命力の強い外来種(他の国から奇麗な花が咲くと持ち込ん植物等)が増えつずけ固有種が減少しているとの事でした、とくに巨大なショウガは辺り一面にはびこっていた、植物名、オヒアレハ、クパレオ、イラクサ等、詳しい説明を受けるが、むずかしい名前が多くすぐに忘れてしまい残念だった。

 

熱帯雨林を下ると、パーっと視界が開けクレーター大地に出る、溶岩台地が彼方まで続き、あちこちに噴火口の水蒸気が見え、今にも噴火しそうで怖かった。溶岩の割れ目に、いろいろな植物が生息し一本のランを見つけた時は嬉しく感動した、この辺りのランは外来種とのこと。雨もやみ昼食は溶岩に腰掛け美味しい長谷川さん手創りのサンドイッチを頂いた、クレーターを横切り、10m程登り熱帯雨林に出て,上から1km程有る大きなクレーターを見下ろし改めて感動した、駐車場までハイキングをしながら花を楽しんだ。

その後ハレマラ火口展望台のジャガーミュジアムでハワイ島での噴火の歴史とビデオを見た、バス移動、黒光する溶岩原野のチェンオブクレターロードをドライブした、海岸に出てオーレイシーアーチといって、溶岩が海に流れ,くり抜かれたように下部がアーチ形に削られ、まるで芸術作品を見ているようだった、昼食はレストランでタイ料理を頂いた、夕方赤く染まる活火山の噴火をみに行ったが霧の為、遠くに微かに赤く見えるだけだった。

 

3月4日 ロビーに8時に集合,アカカの滝へ向かう、植物林は鳥も多く生息しており、巨大植物も多かった、散策しながら128mのアカカ滝を見る、1本の線の様に落下する滝は綺麗であり見事だった。ガイドの長谷川さんに、滝の落ちるトリックを習った。

真っ直ぐ落ちる滝をじーっと見た後、すぐ隣の草つき岩を見ると滝の水が上に登って行くように見える不思議な現象でした。

マウナケアー山頂ツアーである。途中霧が立ち込めていたが2標高2000mを超えると視界が開け、マウナケアー山頂が見えた、高度順応の為2つの小さい岳をトレッキングする。日本と同じワラビがいっぱい生えていた。

休息所のオニズカ、ビジターセンター2400m迄行き山頂を目指したが、山岳道路が車でバリケードされていた。山頂付近で凍てつき危険封鎖でした残念だが諦めた。

予定を変更しコハラ海岸に向かった、海岸(砂浜)には家族連れも多く楽しんでいた。ベンチに腰掛け海の地平線に夕日が沈む幻想的なセンセット(日没)を見ながらの夕食は格別美味しく、のんびりした優雅なひと時でした。

 

3月5日 この日は朝から晴れ。ロビーに7時30分集合、ヒロ、ダウンタウン市場を見学、穀物類や野菜も豊富にあり活気づいていた、ハワイ島北部のユハラ山脈に向かう途中カメハメ大王(ハワイ王朝)の銅像を見学し、ポロル渓谷より眼下に見下ろす海岸まで汗をかきながら30分程下った。海は青く波も有りとても綺麗で砂浜で海を見ながらお弁当を頂きハワイの海を満喫した。記念写真は道化師のように鼻の上に日よけの葉を付け撮った楽しい一時を過ごした。

 

途中コハラコートという町に寄った「、ほのかボーイ」という映画の撮影地が有りガイドの、長谷川さんのお娘さんが出演されたとのことでした、バスの中からクジラウォッチングが出来、容易された双眼鏡で潮を吹き浮上してくるクジラを歓声を上げ、たっぷり楽しんだ。ワイピオン渓谷は上から海岸を見下ろし先ほど見たポロリ渓谷が先方に見えた。

 

ホテルにて休息を取り夕刻、ガイドの長谷川さんのご主人が迎えに来て下さりホームパーテイに向かった、長谷川邸は洗練された美しい作りで部屋数も多く、調度品も豪華で歓声を上げ見せて頂いた、次は泊まってねと、ホテル経営を目指しているとのことでした、ご夫妻による、お手製料理は和洋有り、旅お別れの乾杯をし、お料理はとても美味しく幸せな気分を味わった、お礼に日本の唱歌をみんなで合唱し、久美子さんが目に涙を潤ませ喜んで下さった。想い出に残るホームパーテイだった。

 

3月6日  ハワイとお別れ、空港迄、長谷川ご夫婦でお送り下さり、お別れに1人1人にランのレイを掛けて下さり感動した。ありがとうございました。

 

3月7日  夕方6時 関西空港に到着、ここで関東組とお別れし、それぞれ家路についた、日本は雪が舞っていた。

 

藤田 純江

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